紙 短 情 長

私、比良坂蒐が日々の雑感や趣味の小説を書き綴っていくブログです。
書きたいことはたくさんあっても書ききれないです。

NEW !
テーマ:
・さっき知ったのですが、アニメ版「ジョジョ」第3部はやはり「分割4クール」だそうです。
・なんとなく予想してたけど、やっぱりそうだったか。
・エジプト編放送は半年後になるか、はたまた3か月後になるか…いずれにせよ楽しみ!
いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:
・さっきふと窓の外を見たら、山のようなデカい入道雲があって驚きました。
しかも横に塔みたいな入道雲を3つ4つ従えたとんでもない規模。
・こりゃ一雨来そう。
いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:
・今日ネット巡りをしていたら、トルコに天然の黒いバラがあるという記事を見つけました。
こちらがその記事。写真も載っています。

・ふつう黒いバラと言うと黒に近い暗い赤色の花が咲くんですが、このトルコの黒バラは本当に真っ黒! 花弁もビロードのような質感で、とても上品な印象があります。

・そういえば、アメーバブログの管理画面が変わりましたね。前よりスッキリしたデザインになりました。
いいね!した人  |  コメント(0)
PR

テーマ:
破の二、出店と美女
『ほう、出店か。なかなかの賑わいだ…。
妾が生まれた時代の祗園祭には、まだここまで賑やかなものはなかった。』
朔夜は所狭しと立ち並ぶ出店を眺めながら感心したように言った。
今日は祗園祭、その宵山。
ここ八坂神社の境内には出店が立ち並び、祭の見物に来た客たちで賑わっていた。
(昔の祗園祭ってのはまだ儀式みたいなもんだったっていうからな…。たぶん、今みたいに「いかにもお祭り」って感じになったのはつい最近だ。
あ、これ結構美味いぞ。)
浴衣姿の静夜は、パック入りの焼そばを抱えて歩きつつ答える。
今日は家族も一緒に来ていたが、今は別行動をとっている。待ち合わせ場所は決めているので迷う心配はないが、それよりも――
『静夜。細田はいたか?』
(いや、見つからない。ぽっちゃりした彼女を連れてるから目立つだろうと思ったんだが…)
静夜にとっての心配は、細田のことだった。

昨日の講義が終わった後、静夜は細田から祗園祭に行くかと聞かれていた。
『やっぱお前も行くんだ。だよな、京都人なら絶対行かないと!』
『で、お前は誰と行くんだ。あの彼女達か?』
『そりゃもちろん。あの子達、食い意地がすごいから食費がかさんでかさんで…』
『山鉾は見ねえのかよ。』
『もちろん見るよ! ああでも、その前に彼女達との約束達成しないといけないんだ。』
『どんな約束だ。』
『今年の祇園祭に出る出店の全種類制覇。』
『そりゃよかったな。』
『…原依? 何か、目が笑ってないけど…。
そ、そうだ、原依は誰と行くんだ? お前も彼女と――』
『いいや、家族とだ。生まれた時からの恒例行事だよ。』
『あ、ああ…そう…』

(あいつがああ言っていたから、必ず現れると思ってたんだがな…)
まさか見つけるのがここまで難航するとは思わなかった。
もう一度辺りを見回すが、細田と彼女らしき人影は見当たらない。
『ふむ、ならば止むを得んな。妾が捜して来よう。』
(行けるのか?)
『ああ。暗がりならどこまででも動けるからな。』
声が終わると同時に、水に飛び込むような「どぷん」という音がした。
―――
細田は有頂天だった。
「彼女」達を連れて出店を練り歩く。彼にとってはこの上ない至福の時だった。
周囲から見れば奇異な光景であることこの上なかったが。
それでも細田は周りの目など気にせず、「彼女」達と共に祭の会場を歩いていく。
彼を遠くからじっと見つめる一点の視線があることに気付かずに。

その視点の主が細田の前に現れたのは、それから間もなくのことだった。
「細田君。」
人ごみの中から突如自分にかけられた、聞き覚えのある声。
振り向いた細田は目を疑った。
藍色の浴衣、細い足首、かんざしを挿した長い髪、整った顔立ち。
後ろにいたのは、今まで見たこともないような美しい女性だった。
彼女の美しさに、細田も、彼を取り巻いていた「彼女」達も驚いて動けなかった。
「あ…あの」
やっとのことで細田が口にした声は、それはそれは情けない声だった。
「どこかで、お会い、しましたっけ?」
目の前の女性はふわりと微笑む。
「やだ、忘れちゃった?」
「え?」
「私、■■■■よ。」
細田は愕然とした。
目の前にいるのは、彼の知る■■■■ではない。
一か月前に会った時、彼女はもっとぽっちゃりしていて、顔立ちだって今よりもっと――
「どうしたの?」
我に返ると、彼女は細田のすぐ近くに来ていた。
「ほら、行きましょう。そんな子達なんかより、私と一緒にいた方が見栄えがいいでしょ?」
「え――」
細田は■■■■の棘のある言い方に絶句したが、彼女はそんな細田に構わず彼の手をぐいぐいと引いていく。
後には、呆然と立ち尽くす細田の「彼女」達が残された。

―――
『いたぞ!』
朔夜が急を告げてきたのは、五分と経たぬうちのことだった。
(どこだ?)
『高台寺の方向だ! ぬっぺふほふの奴、やはり美女に化けてあの男をかどわかしおったぞ!』
そうとわかれば話は早い。
静夜は深呼吸をし、祭りの人混みの中を進み始める。
目指すは高台寺の方向、遥かな暗闇が満ちる方。


―――
祇園祭終了までに間に合いませんでしたが、何とか「序破急」の「破」まで書き終わりました。
後は「急」のみです。さーてどうオチをつけようか。
いいね!した人  |  コメント(0)

テーマ:
・今日、「ジョジョ」第4部の矢安宮重清の名前の由来になった歌手「ニール・ヤング」の曲を聴きました。
・聞いたのはアルバム「Hervest」の収録曲。実はこの中に「Heart of Gold」という名前の曲があるんです。「黄金の精神」ってこの曲名とかけてもいたのかなあ、と聞いていてふと思いました。
いいね!した人  |  コメント(0)

[PR]気になるキーワード