紙 短 情 長

私「蒐」が日々の雑感や趣味の小説を書き綴っていくブログです。
書きたいことはたくさんあっても書ききれないです。


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ASBの吉良吉影のテーマってQUEENの「Killer Queen」に似たメロディが入ってるんですね。素敵。
8/24 16:53

「黄道十二宮」のお題は処女宮(おとめ座)編へ突入。
8/24 23:11

「ニコニ廃校」の日記で急展開が! そしてニコニ廃校の広告にもちょっと変化が。さて、どんな結末になるのでしょうか。
8/24 23:11

「黄道十二宮」のお題・処女宮編は少しトリックを入れた話になっています。という訳で23日分を改訂。…もう遅いかな。
8/26 0:48

SUQUUの化粧品はセンスがあってカッコいいです。和風のテイストが入っているのがベネ。配色もディ・モールトステキ。
8/26 23:57

おわああ聖飢魔Ⅱのオフィシャルサイト久々に見たらいろいろ変わってた! 30周年の戦闘服もカッコいい!
8/27 0:03

暑さも収まってきましたが、まだまだ暑いものは暑い。そしてアイスクリームが美味い。
8/27 15:49

気付けば9月まであと4日なんですね。夏も終わりだと思うと寂しいです。
8/27 15:49

フリーゲーム「時と夏の残像」をプレイ。ほのぼのしたゲームですが、不穏な要素もチラチラと見えてきています。
8/27 17:29

8月31日が終わってエンディング…と思いきや、また8月1日へ。そして、最初の夏休みで起こすことのできたあるイベントが無くなり…
8/27 17:31

「時と夏の残像」クリア! なるほど、エンディングを迎えるまでループするようになってたんですね。
8/28 20:55

その昔、アイザック・ニュートンはギリシャ神話のアルゴ号の冒険の物語と黄道十二星座との関連性を見出したそうな。科学者でもこんなファンタジックなことを考えるんですね。
8/28 20:56

スティーブン・キングの「ダーク・タワー」を読みたい。「深紅の王(クリムゾン・キング)」とか、守護者たる亀とか、「ジョジョ」の第5部と似た要素があるそうで…ああ読みたい、読みたい、読みたいッ。
8/28 23:31

「少年ジャンプ+」で復刻連載中の「ジョジョ」第2部を購読。波紋使いとしての優れた素質を持つジョセフを恐れ、彼を始末しようと現れたストレイツォ。それに対し、ジョセフはスピードワゴンの仇を討つため、そして祖母を守るためにとんでもない方法で立ち向かうッ!
8/30 14:56

#music 「ジョジョの奇妙な冒険」第2部サウンドトラックより「WELCOME TO THE WORLD」
8/30 15:04

「ジョジョ」第2部のサントラにもダブステップみたいな曲がいくつかあるんですね。「Burning Colosseum」とかかっこいい。
8/30 15:08

「怨みっ子-つぐのひ異譚2-」クリア。これも「セブンスコート」のようなウェブ連動型のゲームなんですね。掲示板の中にも何か伏線になるものがありそうです。
8/30 15:10

「哥欲祟2」がダウンロード再開してる! 一度落としたけど消しちゃったのでもう一回遊びたいと思ってたところです。ありがたや。
8/30 15:19

#music 梶裕貴「WILL」(米倉千尋さんのカバー曲)。梶さんが歌っているバージョンは、「スティール・ボール・ラン」のジョニィのイメージに合っていますね。
8/30 21:49

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処女宮 30.星とは天にあるものだから

―8月30日―

星は高い所にあるから手が届かない――私はその人を見る度にそう思っていた。
星のようにキラキラと輝く人。私とは違う、生まれつきの美人。
昔の映画のマリリン・モンローのような、可愛らしい美人だ。
そういえば姿形もどことなくマリリンに似ている気がする。髪の毛が栗色じゃなくて金色だったら完全にマリリンそのものだったかもしれない。
フワフワとした栗色の髪、血色のいい象牙色の肌。ガラス玉のように透きとおった目、珊瑚色の形の良い爪、スラリと長い手足。
何もかもが完璧だ。これが天然の物だとは思えない位に。

彼女は私よりもずっと経歴が長い。そして、私と同じように経歴不詳・年齢不詳として通っている。
巷では「永遠の17歳」なんて囁かれているけれど、実際はもう三十路に差し掛かっているくらいの年齢なんじゃないだろうか。
あんなに若く見えて実は三十代、四十代…なんて、羨ましい限りだ。
若い盛りを過ぎても、若く美しいままでいられるのだから。

私は彼女に追いつきたいと願っていた。
彼女と同じところに立ちたいと願っていた。
彼女と同じくらいきれいになりたいと願っていた。いつしかそれが目標に変わっていた。
けれどある日気づいた。
私は、彼女と同じところには立てないのだと。
彼女は、到底手の届く人物ではないのだと。
だから、決めた。
彼女に追いつけないなら、私が彼女になればいいのだ、と。


星とは天にある物だから、だからこそ手が届かない。
手が届かないのなら――私が星に成り代わればいいのだ。
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処女宮 29.形だけ留めたいわけじゃない

―8月29日―

形だけ留めたいわけじゃない。
私はずっとこのままでいたい。ずっとこのまま、トップスターのままでいたい。みんなに私の存在を覚えていてほしい。
だから私は「美容整形」をし続けないといけない。

綺麗な髪。綺麗な目。綺麗な肌。
今の私を形作っているのは、全て他人のものだ。
自力で自分を変えることができないと気付いた私は、ある日『他人の物を身につけることで自分を変えられる』可能性を見出した。
自分自身の肉体を好きなように作り変える――まるでプラモデルを好きなように作り変えるみたいに、私は自分の体を理想の形に改造していった。
ある女性からは絹糸のように綺麗な髪を、ある女性からはキラキラと光る澄んだ目を、またある女性からは透きとおるような白い肌を奪い、自分の体に植え付けた。
時には脂肪や筋肉も付け替えたことがある。
他人の体の一部を入れるのだから拒絶反応が起きるのではないか?という不安もあるが、今の所拒絶反応が起きたためしはない。どうやら、私の体の一部になった物はすんなりとなじんでくれるらしい。
大変な作業だけど、綺麗な自分を維持できると思えば苦ではない。綺麗でいる限り、私はみんなに覚えていてもらえるのだから。
問題は、私の身近に美人がなかなかいないということ。
一人の人間から全てのパーツを取れればいいのだけれど、そう都合よくは行かないのだ。
私が望む『完全さ』を持った女性がどこかにいないものか。さすがにそう都合よくは行かないだろう――と、思っていた時だった。

私の前に、その『完全な美人』が現れたのは。
栗色の髪に白い肌、少し色素の薄い瞳。
きらきらと光り輝くようなその女性に、私は一目で心を奪われた。
そして気づいた。
――彼女こそが、私が求めていた『完全な美人』だと。
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処女宮 28.それを真珠と呼ぶのがあなた

―8月28日―

私の流した涙。
それを真珠と呼ぶのがあなた。


麦君からこの後時間が空いているかと声をかけられたのは、撮影が終わってすぐのことだった。
天宮麦(あまみや・むぎ)。私と同じ、最近デビューしたばかりの男性モデル。現役の大学生で、容姿だけでなくスマートな言動・立ち居振る舞いから多くの人々の支持を集めている。最近ではクイズ番組に引っ張りだこだと聞いた。
私と彼が仲良くなったのもここ最近のことだ。同じ新人モデルとしていろいろと気を使ってくれたのがその始まりだったように思う。
けれどまだ、男女の仲になるには至っていない。
「真珠星」と「麦星」。夫婦だとされる星の名前を持っている私達が出会ったのは、きっと偶然ではない。と、信じているのだけれど。

「星川さん、明るくなりましたね。」
麦君から言われて私は驚いた。
「そう、ですか? 私、暗く見えてたんでしょうか…」
「いいえ、そういうことじゃないんです。最初の頃はかなり緊張しておられたみたいでしたから心配で…。」
「ああ…そうですね。知らない人ばっかりでしたし、人前に立つの初めてでしたし。」
正確には、高校生の時の文化祭で一度舞台に上がっているから初めてではないのだけれど。
「…私、人と話すの苦手だったんです。」
私は、思わずこぼしていた。
「え?」
「私、もともと人付き合いが苦手だったんです。学生時代も友達は殆どいなかったし、発表の類も苦手でした。
クラスの中でも地味な子だったから、しまいには『豚に真珠』なんて言われて…」
虚実を織り交ぜながら話す。
『豚に真珠』。今思っても傑作な綽名だ。何せその当時の私は太っていて、クラスメイトから「豚」と陰口を叩かれていたのだから。
折角きれいな宝石の名前を持っているのに容姿が醜くて性格も地味なんて、まさしく『豚に真珠』、
「それは…ちょっと失礼ですね。」
「でしょう? 今では笑い飛ばせますけど、その当時はかなり傷ついたんですよ。」
アハハと笑う。とても自然に笑えた。
こんなに自然に笑えたのは、久しぶりだ。
でも、なぜだろう。さっきから笑う度に頬の肉が引き攣っているような感じがする――
「星川さん」
名前を呼ばれて我に返ると、目の前にハンカチが差し出されていた。
「使ってください。」
その時になって、私はようやく自分が話しながら泣いていたのに気づいた。
――ああ、そういえば泣いたのは久しぶりだな、と私はハンカチで涙を拭いながら思った。

私の流した涙は、彼にはどう見えているのだろう。
真珠のように美しく見えているのだろうか。

「私、変な顔になってますか?」
「いいえ、全然。」
麦君の屈託のない笑顔を見て、私も笑った。
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処女宮 27.おまえの沈黙はいつも優しい

―8月27日―

今日は私の誕生日だ。
みんなは私に色々とプレゼントを贈ってくれた。
やっぱりいくつになっても誕生日はいいものね、とつい思ってしまう。
歳を取れなくなった私達エンテレケイアにとっては、誕生日は最早意味をなさない物だというのに。
それでも仲間に囲まれてお祝いしてもらえることはとてもうれしかった。


私の仲間の中でもとりわけ私を気にかけていてくれるのが、レオーネという女性だった。
レオーネは女性だが、自分を男性と自認していた。立ち居振る舞いも口調も完全に男性のそれ。ファッションも男性らしいものを好んでいる。
そんな事情を考慮して、私はレオーネを「彼」と呼んでいた。
日付も変わろうかという頃、私はレオーネと一緒にバーで飲んでいた。
「整形手術ってあるだろ。あれ、どうしても受ける気になれなくてさ。」
レオーネはウイスキーを飲みながらポツリと言った。
「男になるために、体をいじくろうと思ったことはあるんだよ。
 でも――できねえんだ。怖くて。」
何が怖いのか、それを訊ねる間もなくレオーネは言った。
「ああいうのってホントはかなり杜撰なんだろう。後遺症があるとか、手を加えた所が崩れて来るとか。
 それと――手術に失敗して死ぬこともあるとかさ。」
彼は顔をしかめていた。
「どっちが怖いの?」
私は思わず訊ねていた。
「死ぬことと、体が崩壊することと、どっちが怖いの?」
「……」
彼はしばしの沈黙の後、言った。
「体が崩れることがだ。
 手を加えて綺麗になったもんが崩れて、手を加える前より醜くなって、自分の元の姿も分からないくらいに崩れちまったらって思うとさ…」
――だから、俺はずっとこのままでいい。
レオーネはそう言って締めくくった。
『さらに良くしようとして良いものを駄目にしてしまうことが多い』とはシェイクスピアの言葉だったか。
レオーネは元々綺麗な容姿をしている。手を加えずとも十分綺麗だ。彼を『男だ』と偽っても十分通じるくらい男性的だ。
肉体に無理に手を加えて『男の肉体』に変えずとも、彼は立派な男だ。ただ、入る肉体を間違えただけ。
そうやって「このままでいい」と割り切るのは実はとても難しいのだけれど。
例えば――
「…?」
いつの間にか、レオーネが私をじっと見ていた。
どうかしたの、と問うと彼は目を伏せ、

「――おまえの沈黙はいつもやさしい」

そうポツリと言った。
「余計な事を言うより、黙って話を聞いてくれている方がずっといいよ。」
付き合ってくれてありがとう。レオーネは目を伏せたままそう言った。
彼の頬は、酒が入ったせいか薄っすらと赤くなっていた。
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