【くそくらえアベノミクス】
貯金や株などの「金融資産」を持つ階層は、資産額が過去最高になったそうです。
だけどそれらを何も持てない階層も過去最高に。
持てる者は何もしなくてもますます太り、庶民にはしずくも落ちて来ないのがアベノミクスなんですね。
ところがこの事態に立ち至っても「失業率や有効求人倍率や倒産件数や正社員数が改善してる」と喜んでいるお人好しがいます。
アベノミクスは実質賃金を下げて失業率を下げたんですよね。
つまり最低生活水準も補償されないで働く人が増えた。
それを喜ぶ奴隷根性が悲しい。
「高給取りの窓際族が定年で辞めて行ってるから平均の賃金相場が下がってるだけ」とかいうネタに騙されて、肝心の自分の賃金が下がっていることに気を留めないなんてどうかしてます。
いつの時代も権力を握っているのは上部階層です。
その階層に都合の良い主張は権力が支持するゆえに多数派を形成しやすい。
いったん多数派になれば、その主張の当否と関係なく、多数派であるという理由で支持する人が増えます。
「みんなと同じ考え」に安住するのが楽だからです。
なので多数派は安定的多数派になります。
リベラルが勝てないのはこの単純な力学によります。
しかし政策が現実とぶつかり不適合を生じているいま、さしもの多数派も揺らいでいます。
現実に足を踏まえ、メディアに左右されないでしっかりとした考えを持つこと、いまほどそれが大切な時はありませんね。
「選挙なんてかったり～」
「まじめに考えてもバカを見るだけ」
「しょせん世の中そんなもの」
こんなニヒリズムにおさらばしないと、いつまでたっても食い物にされるだけだぞ！と愚直に訴え続けるしかないですね。
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この国の政治家はばかなのか？
アンダーコントロールどころか．．
