続・「マチャアキJapan」を観た感想 について。 | ちょ~テキト~ブログだっちゅ~の~

続・「マチャアキJapan」を観た感想 について。

3月29日に書いた
「世界の子供がSOS マチャアキJapan」を観た感想
という記事で、
番組の結末があまりにもバッドエンドだったのを
怒りのあまり、感情的な記事を書いたのですが、

その番組に出演されていた御本人から、
貴重なコメントを頂きました。
(内容は、上のリンクのコメント欄に記載されています)


改めてこの番組の
全体的な内容を簡単にネタバレすると、

ネパールの貧しい村に、
日本人の井戸掘り職人が技術を伝えに行ったのですが、
様々なアクシデントに見舞われ、
最終的にネパールの村に井戸が掘れないまま
番組が終了してしまうという悲しい結末で
終わってしまうものでした。

この終わり方は本当に救い様の無い終わり方で
見終えた後の脱力感は結構凄いものがあったのです。

結局、その怒りをそのままぶつけて書いたのが
3月29日の記事でした。

しかし、これには番組で放送されなかった
エピソードがあったんですね。

それは、
井戸掘りを断念した後で、
番組冒頭で紹介されていた、
村で使われている、濁り水の多い
古い井戸の改修工事を
行っていたということです。

これにより、ここの周辺の村の水質は改善され
少しは良い生活になっていたのです。

番組では井戸掘りを断念して、
即、帰国する形で終わっていたので
この様なサイドストーリーが存在していたのは
全く知りませんでした。


(※詳細は以下のリンクの記事をご覧ください)
マチャアキJAPAN6 ネパールの井戸掘り 放送を終えて

テレビ局側が、
この映像を使わなかった理由は分かりません


1)掘削を断念したのは、
スタジオ収録が終わった後でしたし、
映像を埋め込む余裕が無かった。

2)番組としては、あくまでも手掘り(上総掘り)で
井戸を掘るルールなので、それ以外の作業は
エピソードに入れなかった。

いろいろと考えられることはあるんですけど、
個人的には、この話は入れた方が良かったんじゃないか?
と思いました。

「マチャアキJAPAN」は
ラストが必ずしもハッピーエンドで終わらない
エピソードが多い番組です。

「ヤラセをさせない為に意図的に職人さんには情報を与えない
スタンスで映像を撮っている」という話も以前参加された
方のブログに書いてあったのを読んだことがあります。

確かに脚色しないのは良いと思うのですが、これでは
職人さんにあまりにも負担が掛かりすぎているような気がしました。

この回は、井戸掘り以外にも、
炭焼き職人の方も派遣されていましたが、
森林が乱伐されて、何も材料になる物が無い村で
燃料となる炭を作らなくてはならないという
まるで禅問答のような課題を与えられており、
こちらも相当辛そうに見えました。
(結局、こちらは雑草を炭にして炭団を作る
というウルトラCで解決させたのですが…)

恐らく、映像で映っている以上に過酷なロケだったのでしょう。

なので、3月29日の記事に関しては
私も少し書き過ぎた点が多かったなと
思いました。