なんと8月一杯で大量のマイレージが期限切れになることが発覚、なんとか消化をしないと無駄になってしまう…ということで、梅雨明け前ですが(失礼ながら今までその存在も知らなかった)大館能代空港往復+空港レンタカーで秋田・岩手・青森県境あたりを散策して来ました。
残念ながら、天気予報はほぼずっと曇り&雨の予想。
飛行機から見下ろしても梅雨前線全開の様子。

ということで好天は期待薄なので、昼間は無難なところで観光を。
例えば
千人入れるという某温泉とか。(写真不可なので代わりに近辺の地獄沼)

朝ドラで有名になった某海岸とか。(できれば水中で撮りたいなぁ…)

その他各所。
…というのは前置きで、今回北東北を選んだのは「折爪岳のヒメボタル」を映像に撮りたかったのです。
最近あちらこちらで見る幻想的なヒメボタルの写真に感化されて、自分も是非撮ってみたいと思った次第で、関東近辺の各所だと混み合うだろうし、どうせならその最高峰の場所…ということで折爪岳を選びました。
北岩手の内陸の九戸村に位置する折爪岳、標高852mとさほど高くなく、更に車で頂上まで登れるので登山の必要もないような山ですが、地元の人々には愛されているようです。

その山頂周辺は東北の山らしくブナの原生林に覆われていて、話によると百万匹のヒメボタルが生息するとのこと。

何を隠そう、ホタルは一昨年に一度撮っただけで(しかも失敗)ほとんど素人です。それにも増してヒメボタルなんかは初体験。Webで撮影方法など予習後、2晩連続でトライしてみました。
ここのホタルの出現はだいたい20:00前後から1時間ほど。日暮れと同時に森の中にLEDを散りばめたように幻想的に点滅し始めます。

ただし、周囲に満遍なく飛びまくるため、カメラに収めるのは至難の業です。
Webでの撮影方法だと置きピンで画角に入ってくるのを待つということなのですが、神出鬼没である上に光の度合いに波があるため、レンズ方向とは別の方角が多く光り出したり、暗闇の山道上を三脚を持って行ったり来たり…一時間ほどのショーですがかなり疲れました。
標準レンズだと光は大きく写るが打率が減る、広角だと満遍なく写るが光の迫力がなくなってしまう。これも難題です。
今から考えると反省点多数ですが、さしあたって5枚ほど即席で明合成したものを。

今後、撮影したものをどう後処理をするかを検討中です。 なんとか動画にできないものか…とか。
もっときちんとしたものは、来年以降に再チャレンジといったところでしょうか。
ショーの終了後、森が開けた所で休憩中に天の川。さすが東北、標高1000mもないのにくっきり写ります。
