北穂高からの風景 | Nature | Photography | Music | Art

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続きです。

翌日天気も持ち直したので、(と言っても雨が降っていないという程度です。)北穂高岳に向けて急登をひたすら登ります。
北穂の登山道は、途中鎖場や梯子場はありますが、基本的なスキルがあれば危険箇所はありません。

到着後北穂高山荘でテント手続き。 標高3100m(富士山を除けば)日本一標高の高い山小屋らしいです。

Todos os Tons

北穂は百名山ハンターなどの人々は来ず、本当にここが好きな人々や縦走系や岩稜系の人々しか来ないのでこじんまりとして居心地がすこぶるよいのです。山荘前からの眺めも(ガスさえなければ)すばらしいです。

その後山荘周辺や山頂あたりでシャッターチャンスを狙いますがなかなかガスが多く難航します。

Todos os Tons

山水画のような滝谷ドーム。

Todos os Tons

最も撮影したい大キレット方面は常にガスがかかっていて、ほぼ撮影は諦めてました。
ところが、夕暮れ寸前になって俄然ガスが晴れ、大キレットの全貌が現れてきました。

Todos os Tons

そのまま夕日モードへ。ガスによる散乱のお陰ですごい色に焼けてます。

Todos os Tons

Todos os Tons

突然の出来事なので、夢中になって撮影を続けます。

日が暮れてからは再びガスガスモードへ逆戻り。星か月が出るのをテントで待ちましたが、結局朝まで晴れることはありませんでした。更に朝方からは雨が再び降り出し、雨の中涸沢に戻ります。

その後の涸沢で大雨でテント水没やら至近距離での落雷などいろいろ事件が起こったのですが、あまり思い出したくないので割愛します。。

今回、動画作品にできそうな部分と言えばガスが晴れたときの映像なのですが、いかんせん量が少ないのでどうしようか思案中です。もし作品にできそうであれば近日中に公開します。