[時は静かに人の心をいざなってくれる] | ユリの木の下で

ユリの木の下で

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[時は静かに人の心をいざなってくれる]


2012・2・20(月)

H・24



東日本大震災の復興に祈りを込めて



[時は静かに人の心をいざなってくれる]


時の動きは軽快だね

沈んでいても

暗くしていても

明るい方へといざなって呉れるね


あたかも

人の心が判ってでも居る様にね

どうして

そんなに

判って呉れなくても良いのに


なんか

却って寂しくなってしまう


そうかな

心が沈んでいる時は明るい方向へ連れて行ってくれるのが本来の姿でしょうに

時がね

かちこち

って昔の時計の様にいざなって呉れればね

なんか

速いんだよね

今はね


着いていけないんだ


だからなんだけど

しょうがないよ

一人で思うほかはないよね


うん

其の自然にいざなって呉れてるのが今の時なんだよね

気が付かないうちにね

そうなの

何時も

そうか

何とか遣れると思っていたのは時のせいなのね

そうだと思うよ


静かにね

知らないうちにね

いざなって呉れてるんだよね


そうか

昔の時計みたいにはいかないなって思ってたんだけど

なんか速くってね


うん

そうだね

でも

今の方が静かなんだよ

音がしない

そっと

運んで呉れるんだ


そうか

逆だと思ったけどね

今の方が静かなんだね


静かすぎるてらいもあるけどね

其処は一人一人が良く把握していなければ駄目だね


置いて行かれるかもしれないね


うん

置いて行かれるのは良いけど


そうだね

でも

何か突っ張っては行きたくないね

少しの音も良いし

少しの遅れも問題ないんだよね


昔も今も時は動いていていざなって呉れているのは確かだね

そうだね

時が止まっては

何もかも止まってしまうものね


そうだね

時に任せて

其れで少し自分でも時の様なものを作って

一緒に進めば良いね


そうなんだよね

其れが良い

殆んどは時に任せて

少しの自分を動かして

かちこちってね


ゆっくりね

昔の様にね

昔って知らないけど

どの位の昔かな

そんな大昔には時計は無いよね

うん

でも

時はいつもずっとずっと何時からだか判らないけど居て呉れるよね

そうだね


時を見つめて

自分を見つめて

時に載って行けば良いね




東日本大震災の復興に祈りを込めて



南京あやめ

祖父の好きだった花です

庭に植えてて

そう一寸見は草みたいなんだよね

其れで

母がお嫁に来た時、判らなくてむしってたんだって

教えて貰ってもむしってしまうんだって

何度もね


好きで好きでの花だったんだけど

決して

怒らなかったって


ある日ね

一軒家の時ね

dの庭に咲いてた

涙が出た

此れって

ちっちゃな種が一杯付いて飛び散るんだよね

それで

そう

練馬の方から越してきたんだけど

埼玉まで

何かどこかにくっついて来て呉れたんだろうね


dも大好きなんだこの花

すぐしぼんでしまうんだけど

其れに

花が終わって種が付く時の様子は~

其れで

そこらに飛び散るんだ


そしてね

引っ越してきて

よく行くスーパーの屋上に有ったんだよ

びっくりした

可愛かった

そろそろ花の季節に成るね

又会いに行かなくては~

ユリの木の下で


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東日本大震災の復興に祈りを込めて