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「人望が集まる人の考え方」という本を読んでみました。とてもよく整理されていて、確かにデキる人がやっていることが多いなと感じました。

 

成長し続けるリーダーを観察すると、本当に謙虚です。これはどこの国でもどこの会社でも共通していると感じます。傲慢な人は、必ずどこかでその化けの皮がはげて、いつのまにかいなくなったりしています。

 

ただし人望とか人間性というのは本当に奥が深くて、なかなか自己評価だけでは判断できません。周囲からそう見られてない限り、人望があるとはなかなか自信をもって言えませんが、周囲からそうだと言われることはほとんどないので、この人望というのは非常にやっかいなものです。

 

自分自身が常に謙虚であり続けるように、自制をしておかないといけないのがこの人望の難しさです。

 

以前もブログで人望に関する本を読んだ記事を書きましたが、自分の組織メンバーから変に邪推されるようだと人望があるとは言えません。

 

 

 

この「人望が集まる人の考え方」で参考になったポイントをいくつかまとめてみました。

 

 

 

■人望のポイント

 

・すべての人は、自分を大切にしてくれる人を好む。

・正論を説くよりも、相手の自尊心を満たすことが大事。

・相手に感銘を与える最も効果的な方法は、自分が相手に感銘を受けたことを伝えること。

・苦手な人には、自分から友好的な態度をとること。

・会話では相手に自分のことを話してもらうこと。

・ありがとう、と言うこと。

 

 

■企業に勤める人の不満の原因

 

・功績を認めてくれない

・苦情を処理してくれない

・励ましてくれない

・人前で叱る

・意見を求めてくれない

・進捗状況を伝えてくれない

・えこひいきする

 

確かにこれらは面談などで逆のことを大切にすると、すごく喜ばれますね。

 

小手先のテクニックではなく、人の特性や習性にきちんと向き合って信頼関係を強化していくのが大事ですね。この本は具体的なアクションも書かれていて、とても参考になりました。

 

上記の情報を踏まえて、私自身が「人望があるな」と感じる人のポイントをまとめてみました。

 

■人望がある人の習慣

・話を聞いてくれる

・成果をきちんと認めてくれる

・オープンであり、陰口をいわない

・言行一致している

・成果を出し続けることができる

 

単にいい人だから良いというものではなく、厳しさもないと新しいチャレンジも生まれません。新しいチャレンジや成果が生み出せない人には組織の継続性が担保できない時点で人望は集まらないので、「成果には厳しいが、一人一人に真剣に向き合う」という姿勢があるというところが人望ある人のスタートラインだと思います。

 

相互の信頼関係がより強固にできるような取り組みは、今後もふやしていきたいと思います。