今日、10月1日から新しい期がはじまります。

そんな新しい期がはじまるタイミングである昨日、人事全員に集まってもらいました。

素晴らしい1年にするためにお願いしたことが、

スピードそのものが成果である

という考え方です。




大前提として成果が出ないと意味がありませんが、その考えがむしろ言い訳となってスピードが遅くなることがあります。


「卒業論文を書いたのに、締切に間に合わず卒業できなかったワナ」

に陥っては目も当てられません。


幸い、人事管轄は人事制度の運用ノウハウや制度設計の経験を積み重ねて「結果を出す力」は向上しつづけることができています。

この「結果を出す力」に「スピード」を掛け算して、さらに強い人事をつくります。


では、具体的なアクションは何が必要なのか?

人事管轄の本部長3人で、スピードが速いリーダーは何をやっているのかを議論しました。





1)まずは日付。

やることを決めたら「いつやるのか」日時を決める。できるリーダーはやることを決める際に、期限もセットで決める習慣があります。期限を決めることで、期限がすぐに来るのであれば最小限のアクションでやればいいという、逆算思考が働きます。

2)障害イメトレ。

スピードが速いリーダーの習慣として、「どんな障害が起きるかを先にイメージトレーニングする」というものがあります。こうなったらこうする、こういうことが起きるのでは、というイメージトレーニングを頭の中で進めることで、いざ実行段階で障害が起きても臨機応変に対応できるようになります。

3)日次読み会。

毎日、進捗を追うということです。営業部門では案件の進捗を共有する「ヨミ会」という会議を実施していますが、できる人は営業に限らずデイリーで進捗を把握しています。よくあるダメなパターンは「じゃあ来週の定例で」というワナ。意味なく後ろにずらすのではなく、毎日進捗を見ることで対処が早くなります。

スピードの速いリーダーは「自分の責任」として動いているという共通点があります。


本社機能には「攻めを守る」という非常に良いコンセプトが共有されています。

事業部のみんなが全力で攻めることができるように、本社機能が守る。これこそが本社機能の価値だという考えです。


事業部がものすごいスピードで挑戦をしているので、そのスピードを加速できるよう人事も動いていきます。


21世紀を代表する会社を創る。