先日はインテリジェンスHITO総合研究所の勉強会にて
講演させていただきました。

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一橋大学の守島先生と、
クレディセゾンの戦略人事部長武田さんと。

「企業の競争力に寄与する人材マネジメントのあり方とは」
というタイトルの講演で、サイバーエージェントの人事の
取り組みについてお話をさせていただきました。


約2時間の様々なディスカッションを通じて、
最後の守島先生のお話がとても印象的でした。


■人事幹部の資質として大事なポイント

1)人はどうすれば動くのか?を常に考えている
2)制度よりも運用(社員に動いてもらうことが大事)
3)変化を恐れない


活躍されている人事の方は、この3つのポイントを
大事にされている方が多いとのこと。

社員一人一人が自然体で動いていて
それが組織の業績につながればそれほど
素晴らしいことはありません。

そういうためにも、変化を恐れず人事こそ
社員にどのような環境を提供すれば
その能力や才能を発揮できるかを
とことん向き合って考えることが大切です。


守島先生の本。
人が大きく育つには「良質の経験」が必要という話題が
とても面白かったです。


■良質な経験の3要素
1)本人の今の能力よりも少し高いレベルの仕事であること
2)適切な時期に与えられること
3)周りが成果について、適度なリスク感を持つこと

サイバーエージェントでも
たくさん起業やマネジメントの経験がありますが、
そういう機会をこれからも増やし続けていきたいと思います。

人材の複雑方程式(日経プレミアシリーズ)/日本経済新聞出版社