私は本を読むのが好きで、
よく学びをブログに上げるのですが
本を読むにあたっていくつかの習慣があります。


■本から知恵を吸収する方法
(1)多読と熟読を分ける。
(2)学びを自分の言葉で書く。
この2ステップです。

まずはたくさんの本を読む。多読といえます。
しかし時間には限りがあるので、
少ない時間で多読できる方法が必要です。


そこで多読の方法として私がやっているのが

■「一冊30分」ルール。

です。

本を読む際に、一番気を付けるべきは
「本に自分の時間が奪われた」とならないこと。

今の自分に合っている本もあればそうでない本もあります。

今はわからなくても年齢を重ねたり
経験を積んだりしてから読むと意味が分かる本もあるので、
そういう本は時間がある時にじっくり読むか、
時間がなければ遠慮なく本棚に。
まずは今の自分に必要な本を探すことが大事です。

私は本はたくさん買ういますが、
まずは「1冊30分で読む」と決めています。

しかしもちろん30分ですべては読めないので、
私の場合、「見る」という表現が正しいです。

・目次は読み、あとはパラパラとめくりながら読む
・章の名前、段落のタイトル、太字や協調されている箇所を読む

・右手に赤ボールペンを持って、気になるところは線やメモ。

という感じです。

そのままパラパラとめくっていって、
最後まで終わっていけばいったん終了です。
そこで大体30分から1時間程度。


なお30分ルールの間にすごく気になる内容があって、
そこから熟読モードになることもあります。
要は読みたい本ならじっくり読めばいいし、
そうでない本は時間を限ってその中で
一度読んでみればよいと思います。

終了したところで、で自分なりに判断します。

「改めて熟読したいかどうか」。

を判断しています。
熟読したいと思えば、そのまま再度初めから読んだり、
全体をパラパラとめくって気になった章から読むこともあります。
自分の人生にとって今、使えるかを仕分けるイメージです。


そして熟読するというタイミングで大事にしているのは、

■熟読は読みたいところから読む。

読みたいところから読むほうが気分も乗りますし、
その分学習意欲も高いはず。それで前後の文脈が
わからない際には、たどるように読んでいます。

先ほどの30分で赤線を引いたところや、
メモ書きしたところを読み、
改めて線を引いたり、メモを書いています。

なお何かしら線やメモなどアクションした際には
必ずドッグイアにして、あとから見直せるようにしています。

なお、熟読に値する本は私は何度も読み返します。
多い本だと10回くらい読んでるかもしれません。


次に
(2)学びを自分の言葉で書き出す。

ですが、これはずばりブログを活用しています。

インプットよりもアウトプットのほうが
学習効果が高いとはよくいわれることですが、
本から学ぶのもアウトプットを活かしたほうがより
学習効果が高まります。

読書感想文に書いた本のことは
なんとなく覚えているものもある
という読書感想文効果、みたいな感じでしょうか。

紙に書き出してもよいですが、
私の場合はブログにその本で得た知恵を
書き出して、再確認するように知識を統合します。


私なりに大事にしているのは
・ドックイヤしたポイントをそのまま引用する
・そのうえで自分の考えも書く
ということです。

自分の考えに解釈してみることで、
普段の自分の生活で活用しやすくなったり
普段の会話でふとでてくる機会が多くなります。

なおブログに書いておくことで、
自分の知識データベースにもしています。

何か調べたいことがあったときには
自分のブログを検索して何か良い本とか記事はないかな、と
たどることもあります。たとえば「育成」とか。

ちなみに今でこそ本は大好きと言い切れますが、
昔は本は大切!とは思っていましたが
本を読むのは嫌いでした。時間がかかって最後まで
読めなかったり、読み切っても何も面白くなかったり。

その時間が何か無駄なように思えて、
やり方をいろいろ試して今のやり方になりました。


私は本は1500円で買える知恵だと思っています。

10冊で1万5000円ですが、この中から
1冊でも2冊でも自分にプラスになるようなものが
あれば上出来だと考えて、できる限り多くの本に
触れるようにしています。

本は慣れるまではハードルが高いですが、
自分のペースを見つけて自然体で読むのが大切です。

より多くの本から、たくさんの知恵が吸収できて
みなさんにもシェアできるよう
これからもブログで発信していきたいと思います。