先日は2006年入社の6年目メンバーと食事。

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それぞれ子会社の社長をしていたり、
社長藤田のもとで事業部長をしていたり。
いろいろと人事についてアドバイスももらえて
本当にありがたかったです

当社は「若手の台頭を喜ぶ」と
ミッションステートメントでも掲げていますが、
どんどん仕事を任せるように各部署で
権限委譲を進めてくれています。

この写真に映っているような
新卒入社組で子会社の社長や役員を務めている
社員のことを人事では「新卒社長」と言っていますが

サイバーエージェントの新卒社長は26名。
うち3名はサイバーエージェント本体の取締役(CA8)。

おそらく世界でもここまで抜擢して
裁量権を渡している会社は珍しいと思います。

社長の藤田や現在の役員(CA8)は創業のころから
仕事をしているメンバーも多いですが、
これから入ってくる新しい仲間には、
それ以上の経験をしてもらいたい。

リーダーシップはある種の名人芸であり、
完全にマネはできません。だからこそ、良質な経験を
多くつんでもらって、私達以上の存在になってもらえるように
環境を整えたいと思います。


この本にもありますが、
いち早く成長する人は「内省」を繰り返しています。

リフレクティブ・マネジャー 一流はつねに内省する (光文社新書)/中原 淳
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「知識」を得たら「経験」で学習し、

「経験」を得たら「知恵」にしてまた学習する。

この「内省のサイクル」を繰り返せば繰り返すほど、
誰も持ってない独自のノウハウや財産になるのです。


ノウハウ本やスキル本は、効果的なものもたくさんありますが
そこに自分自身での「実践」があってこそ意味を持つ。

リーダー育成についても同様です。

リーダーの多様な実践の経験を積んでもらう環境を、
経営陣や人事がどれだけ提供できるか。

リーダーは、リーダー経験によって育つ。

多くの先輩経営者や大学教授やこの点を強調して
教えていただいていますが、意外にも?企業では
「知識だけ詰め込むタイプ」の研修ばかり数が
増えているとのこと。

思考を整理したり、新しい知識を入れるなど
成長のきっかけとなるような学習は私も好きですが、
あくまでそれも時間対効果で成長につながることが大事。

サイバーエージェントに入ったら、
大きなビジネスを動かせる醍醐味があることに加えて、
起業をしたり会社経営の経験も積めるし、
ベンチャーの立ち上げも経験できる。


そういう燃える環境、しびれる環境を提供し続ける。
がんばります





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