ちょっと前の話ですが、3年目全員で集まって
研修を行いました。
テーマは「成長できる視点の持ち方」。
社外の人事の方などとお話していると、
3年目くらいになると慣れの要素が大きくなり、
目線や視点が下がって結果的に成長が鈍化したり
他の人と知らないうちに差がついたりすることがある
とのこと。
しかし09のメンバーとも面談や
ランチや食事で話すことがあるのですが
みんなと話すと成長意欲があって、
そのためのヒントを探そうとがんばってくれています。
そんな3年目のみんなに、
成長角度を高く維持している人のポイントを共有しました。
視点の高さを維持できている人は、
自分の力と他者の力をセットで活かす。
という点が一番伝えたかったことです。
成長しよう、視点を上げようというタイミングで
偏りがちなのが、
×何でも自分ひとりで悩んでしまい動けない
×自分以外の人にばかりアドバイスを求めて決められない
という「コンプレックスにあせるワナ」。
ともに情報が偏りすぎて、「動けなくなる」のが
一番よくないポイントです。
結論としては「試行錯誤」の一歩が踏み出せれば
どちらでもよいのです。失敗はいつも怖いかもしれませんが、
成功でも失敗でも、試してみることで「学び」は増える。
ちなみに成長視点を持つ方法も紹介しました。
<成長視点を持つ方法>
■自分で視点を上げる方法
(1)自分の考えを、紙に書き出して冷静に俯瞰してみる。
(2)経営者や芸術家の著作を読んでイメトレしてみる。
(3)自分なりのビジョンやゴールを決めてみる。
■他者の力を借りて視点を上げる方法
(1)同じ会社で他部署の「ナナメ上の先輩」とランチなどに行く。
(2)他の会社でもよいので「ダメ出ししてくれる先輩」を持つ。
(3)上司か、その上司に自分の考えをぶつけてみる。
成長する人はこのいずれかを自分の習慣に
入れて活用しています。
ちなみにたまたまずっと前に
設定していた09入社メンバー3人との食事も
この研修の数日後に行いました。
3人とも子会社社長やプロデューサーなど
大活躍中ですが、最近躍進中のN野さんに
成長の秘訣を聞いたら、
「誰のせいでもなく、自分が原因だと思って
改善を続けたら良くなったんです。それ以来、
自分がボトルネックになってないか!?と
考えて行動するようにしています!」とのこと。
この成長視点をずっともてれば、ぐんぐん成長するはず!
09のみなさん、さらなる成長応援しています!
活躍する人材、成長する人材のポイントを集めた本。
今回の研修で触れた内容も書いています。
- サイバーエージェント流 自己成長する意思表明の仕方 ― 「キャリアのワナ」を抜け出すための6カ条/曽山 哲人
- ¥1,500
- Amazon.co.jp