ちょっと前の話ですが
同じ本社機能である社長室・経営本部のマネ会に参加。

デキタン (できるヤツ探求 アメブロ)-20110210140347.jpg

人事本部との連携をより強化しようという
ところから、この場を創ってくれました。

業務でのそれぞれでの連携はあるものの
全体での議論という場がなかったのでありがたい。

私自身からも声をかけたり話を聞いたり
するのはできる限りやっていますが、
このように呼んでもらえるととてもうれしいです音譜


広報の観点から採用をどのようにかかわるかや
法務の観点からどのように社員をサポートするか
などなど、初回でしたが有意義な議論ができました。


こういう部署横断の話題のときにデキるリーダーが
共通して大切にしていることがあって、それは

「意図を伝える」

ということです。


たとえば
私たち人事含め本社機能が事業部のメンバーに
気をつけなければいけないのは
どんなに筋が通ったお願いをしてもらうにしても、

メンバーは「なぜそれをやるのか」を
理解できないと素直にうごけない

ということがあるということです。

人事で決めたことだから・・・
法務のルールなので・・・

などはメンバーが困る。避けなければ。


この意図を伝える能力は
事業部の管理職でも求められること。


「社長が決めたことだから」
「部長がそういうから」


というのは急激な変化をしなくては
ならないときには必要になるときもありますが
いつもそうだとメンバーも理解がしにくくなります。


意図を伝える力を鍛えるには、下記の3点ができるとよいでしょう。

(1)自分なりに上司の決定を理解する(ハラオチさせる)

(2)自分の言葉で説明できるようにする


(3)メンバーにその言葉を伝えて、何か不明点がないか聞く



(3)が大事で、これができると
「上司の余裕」がつたわってメンバーの
安心感を高めることができるようになります。


「何かわからないことはある?」


などの質問ができるといいですね。


私も社長室や経営本部のマネージャー陣と
話をしながら、改めて意図を伝えることの大切さを
感じました。


伝えたつもりでも、伝わらないこともある。


その前提で、きちんと意図をつたえていきたいと思います。


音譜音譜音譜

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