しびれる本に出会いました。
ホンダの創業の経営者である、藤沢氏。
本田宗一郎氏とコンビを組んで本田技研を
二人三脚で世界企業にまでつくりあげた方です。
社長は本田さんですが、
その経営のサポート役として何を考え、何を実行したのか。
それがものすごく参考になる本です。
特に驚いたのは、
昭和25年に40名ほどだった社員が
28年には2000人を超していたとのこと。
そのような急激な拡大の中で
経営をされていたこと自体がすごいのですが
一番すごいと思ったのは藤沢氏の考えていた、前提。
「私は戦前から、だれかをとっつかまえて、
いっしょに組んで自分の思い通りの人生を
やってみたいと思っていました」
先日も当社の役員と
20代後半から30代にかけて
成長が加速するメンバーと
停滞するメンバーの差を議論したのですが
目標を持っているかいないか
この点がひとつの鍵になりそうだと思います。
ただよくビジョンがなくて焦るというメンバーもいますが、
「ないとダメ、ということではない」
というのも大事です。焦るといいことはありませんしね。
目標におけるポイントとしては
・成長角度がきわめて高い人は、目標を早くから持っている
・成長を一段あげたいときに、目標を設定するとより加速する
・個人目標がなくても、組織目標に向かってがんばれば十分成長できる
このあたりがあるように思います。
以前、目標設定力について書きました が
この点をより深堀りして、いい形で
当社のメンバーの成長を加速させたいと思います!