◆上司に共感をする

「部下は上司を選べない」という言葉が悲しいことに現実です。
しかし、上司に対する部下としてのあなたの自己表現は変えることが出来るはず。そして、自己表現を変えることで、上司との関係も改善できます。
まず、上司に好かれる自分を表現するためには、相手の話をよく聞くことが大切です。

適切なあいづちを打ちながら、よく話を聞いてみましょう。姿勢は身を乗り出し、気持ち前傾して聞きます。腕組みをせずに座っているときは手を膝の上に軽く置いておきます。
これが正しい聞く姿勢です。

次に相手の立場に立って、共感、感動出来ることが大切です。それを言葉と表情、体で表現をします。そのためには相手の言葉を繰り返すことが有効です。
「そうですか。そんなに複雑な仕事だったんですか」というように、相手の言葉を繰り返すことで、上司は「この部下は私のことを理解している」と感じます。
すると、今度は上司があなたに対して、共感のメッセージを送ってくるのです。

※ワンポイント※
悲しいかな、今の日本社会ではまだまだ縦社会・・・。
普段は頼りなかったり、セクハラ親父でも、そこはやはり上司。グッと我慢をして見方に付けておけば心強いです。
特にクレーム対応などでは、担当者ではなく上司にお願いすることもあるわけですから。

アッキーの直属の上司、Tマネージャも普段は冴えないオジサンですが、何度が助けてもらってますので
うまくコントロールして、味方に付けています・笑


◆「教えてもらう」態度を保つ

上司に信頼されるポイントは以下の3点です。

①知ったかぶりをしない
②知らないことは素直に聞く
③メモを取る


上司に対しては「自分は上司とは年齢も経験も違うのだから、知っているのが当然だ」と、素直に割り切って考えましょう。
だから、知らないことは知ったかぶりをせずに「分かりませんので、教えてください」と言うことです。上司はむしろ教えたがっているのですから、分かりやすく教えてくれるでしょう。

そして、せっかく教えてくれるのですから、必ずメモを取ることです。
これらは、「自分はまだまだ力不足です。知恵を下さい」というメッセージでもあります。
これが仕事をする上で謙虚な姿勢であり、上司や身近な人から好かれる自己表現なのです。

※ワンポイント※
特に新人の方は、分からないことは積極的に先輩や上司に聞いてみましょう。
よほど忙しくなければ、親切に教えてくれるはずです。


次回は上司よりももっと身近な「同僚に好かれる」がテーマです。