「疲れたー」
と言うことがあります。聞くことがあります。
でも本当はどうなでしょう。
極限までいくと分かります。
実はそんなとき疲れていません。
本当に極限まで疲れきると分かります。
その基準は、気を抜いた瞬間、ふと気を失うように眠ってしまうところにあります。
酒を飲みすぎて気を失うのはだめです。
そんなケミカルな気絶ではだめ。
大学生で上海にいたとき、とにかくすべてを吸収したくて限界まで活動してました。
そこまでいくと、「疲れた」と言ってぼやいてる自分がいました。
一日中活動して、何日間も3時間ぐらいしか寝てないから自分は疲れていると思っている。そんなとき、現地の人に連れられて行った、上海雑技団の演技ミスを見ていても、イラついてしかたがなかった。
プロなんだからちゃんとしろよ。 と。
自分は疲れていると思って調子に乗っているもんだからイラついていました。
でもそれは実は限界ではないんです。
疲れた。だるい。って言いたいだけなんです。
疲れた、だるい。
でも本当は疲れてもいないし、だるくもない。
本当に疲れているときは、気づかないうちに寝ています。その時もそうでした。
公園で座った瞬間眠ってしまいました。
突き抜けると、自分の力がどれだけありあまっているか分かります。
人は自分の力に本能的にブレーキをかけます。
自分の体が壊れないように。
死ぬほどやってみろ、死なないから。
と言われますが、本当にそうです。
しかし、人に危害を加えるようなぶっちぎり方はだめですよ。
とにかく、疲れを恐れない。
「アー疲れた」
と思っているとき、声に出しているうちは大抵本当に疲れていないのでご安心を。
ブッ殺すと心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」
ジョジョの奇妙な冒険でこんなセリフがありました。
疲れたと心の中で思ったならッ!その時スデに寝てるんだッ!