こんばんは。


本日、コンピューター囲碁の会合がありました。

いろんな話がありましたが、よもやま話の1つに「19路でとりうる局面数」を正確に計算した、というものがありました。

「局面数」ですから、囲碁のルール上、ありうる石の配置の数、という意味ですね。


208168199381979984699478633344862770286522453884530548425639456820927419612738015378525648451698519643907259916015628128546089888314427129715319317557736620397247064840935

(170桁)


だそうです。


19路盤では石が置くことのできる座標は361個。

その座標ごとに「黒石が置いてある」「白石が置いてある」「何も置いてない」の3つの状態が存在します。

したがって、上記前提だと以下の通り計算できます。


3の361乗 ≒ 約172桁


ただ、囲碁のルールでは着手禁止点などがありますから、ルール上不可の形を除くと、おおよそ単純計算の1%ほどになるのではないか、という予測があったそうです。

1%ということは100分の1ですから、2桁減ります。

すると、理論上の約172桁から2桁減れば、170桁。


・・・うーむ、なるほどね~。


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明日は渋谷ヒカリエで行われているペア碁ワールドカップ に行ってみようかと思います。

西新宿五丁目から渋谷までチャリでしゃかしゃかしゃか~っと20分。

暑くなければいいなぁ。


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(駅のプラットフォーム。20時5分。)


プァーン・・・ガタンゴトン・・・プシュー・・・

調布、調布でございます。傘のお忘れ物が多くなっておりますのでご注意ください・・・


俺「そういや、13路始まったところか」


宇宙人?「村松先生と金澤先生になったね」


ポチポチ・・・

閉まるドアにご注意ください・・・




宇宙人?「ぱっと見、どう?」


俺「白持ち。左上の形だけ見て言ってるかもしれないけど」


宇宙人?「どう打つかねぇ」


俺「んー、出てから右下にツケるか、単にツケるか。なんかすぐ正面から戦うのは、さすがに白もきつそうだけど」


宇宙人?「あれっ?よくみたらこれシチョウだな」


俺「あっ、ほんとだ。でも同じ形になっても白よくないんだろうな、たぶん」




俺「あっ、単ツケだったな」


宇宙人?「13路だと切ってからツナぐっていう動きもあるけどねえ」




俺「ほお~、淡泊だね」


宇宙人?「黒4で単に黒10に右上打っちゃうのもあるか」


パシッ



俺「おっ、さすが」


宇宙人?「上辺飛びたいけど、下辺もダメ詰まってるなぁ。右下もハネから打つのか、ノゾキから打つのか難しい」


俺「まぁ右下の白は生きてるからなぁ」


パシッ




俺「おおー、冷静だねぇ」


宇宙人?「これはさすがに上辺スベるでしょ。白地が大きそう」


ガタンゴトン・・・ガタンゴトン・・・


俺「・・・なかなか打たんな。何考えてるんだろ」


宇宙人?「右辺打つのかな。金澤先生ってけっこう慎重に考えるんだよね」


俺「右辺ねえ。右上に手があるのを読めればそれもあるかもしれないけどねえ」


パシッ、パシッ



俺「あっ、白冷静」


宇宙人?「そりゃ黒は上辺止めるよね」


俺「なんか技を飛ばすんでしょ。第一感はオキ」




俺「えっ!?ツケヒキ!?嘘でしょ?」


宇宙人?「金澤先生、これを計算してたのか~」


俺「これで左下に白が回って白が足りてるの?マジで?」


宇宙人?「これで勝ったら強いよね」


まもなく明大前、明大前。笹塚、幡ヶ谷、初台へお越しのお客様はお乗り換えです。


俺「あっ、もうついたか。じゃあな」


宇宙人?「じゃあね」


・・・10分後


俺「さて、あれでほんとに白足りてんのかな・・・」


ポチポチ





俺「やっぱ足りねーじゃねーか!」


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