熊本の震災 | 釣猿おりたの釣行発信基地!!!

熊本の震災

【過去ログ】4/20
この度、震災に遭われた熊本の皆様にお見舞い申し上げます。また亡くなられた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

自分の住んでいる雲仙市国見町は震源地からさほど遠くはない。この時俺は福岡に居た。速攻で家族の安否を確認したが、心配で眠れない日々が続いた。家に帰ると棚の物は全部倒れて床に落ちていた。ロッドも倒れていた( ゚д゚)!そんなことより被害が大きい益城町付近が心配だ。

友達の新也に『行こうか』『うん行こう』で決まった支援物資募集。3日でこれだけ集まった!






1台には積み切れず、2台用意し、さらにキャリアまで付けて屋根の上に積んで走らせた。

みんな『なんとかしたい。役にたてれば。』と言う想いは同じ。ここで311の教訓。ボランティア、物資輸送での『交通マヒ』『物資が余る』。これは重々と想っていた。俺らは『必要な物を必要としている人達に運ぼう』とコンセプトを決め、熊本までのルートを渋滞のない天草経由を選んだ。

当日は益城、御船に向かおうと思ったが、通行止めや渋滞で引き返した。インターネットやSNSを見て管制をしてくれる、よしえとなぎに指示をもらい、宇土市に向かった。朝の時点でヘルプの声があった場所だ。

市役所は崩壊。見るも無残。


初めは公民館へ
ここは食料、水、トイレットペーパー、ブルーシート、生理用品を必要としていた。ここの方に案内をしてもらい、ヘルプを求めているところを案内して頂いた。


ここは食料、紙おむつ、ウエットティッシュを必要としていた


ここは食料、粉ミルク、紙おむつ、生理用品を必要としていた


ここは食料、粉ミルク、紙おむつを必要としていた


残りは現地の方が益城町に持って行ってくれるとのことで預けた。メディアでは被害の大きい所の情報を繰り返し放送し、SNSでは心の不安な方がヘルプの発信をしそれを拡散。前日に必要としていた物は当日は必要ない。日に日に援助も増え、物は余る。などの情報は確かに間違ってない。しかし、1番に想うことは毎日不安な被災した方々を『励ます』のは一番大事なことだと想った。物を届ける=元気を届けることだと。

みんな笑ってくれて、自分達もほっとした。