2016夏 北アルプス縦走記② | 凸ざる雑記帳

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8/14 山行初日

4時だったか5時だったか忘れたが、とりあえず起床。
M氏とポン氏はもうすでに起きていた。

テント内で飯を食べ終えポン氏とテント撤収に取り掛かる。
M氏はどこかへと彷徨ったまま帰ってこない。

しばらくして「コーヒー飲んでたら来るかなぁと思ってたのにさぁ…」と帰ってきたM氏。
テントはほぼほぼ片付いている。
そんな言い訳良い訳ない。
「昨日の記憶がほとんど無くてさ〜」とも。
まったく、かわいいやつだぜ(笑)。

6時40分、中房温泉を出発。
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不安な山行の始まりである。

縦走初日に毎回思うこと、「荷物が重ぇ〜」。
今回はトレーニングしてこなかったし幾分不安。
そして友二人。
3日間歩くのは今回が初という事でかなり不安。
そしてタバコ休憩。。。

出だしは二人とも順調そう、って思ったら歩き始めて早々にM氏が「きついね〜」と。
ま、いつもの事だから気にしない気にしない。

ポン氏が良いペースで先頭を歩いてくれる。

7時15分、第一ベンチ。
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7時55分、第二ベンチ。
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8時半、第三ベンチ。
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9時10分、富士見ベンチ。
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9時40分、合戦小屋へ。
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合戦小屋といえばスイカっしょ!
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火照った身体をクールダウン。
めっちゃ甘くて美味かった!

10時半、燕山荘が見えた!
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そして11時15分、燕山荘着。
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今日の行程の半分ちょい過ぎたくらいかな。
ここで昼休憩。
俺は食堂でカレーを頼んだんだけど、かなり混んでてだいぶ待たされた。
人気の山小屋だし、時期も時期だし、まぁ仕方がない。
カレーを外のベンチで食べてるとポン氏が「ちょっと山頂まで行ってきて良いですか?」と。
俺とM氏は1週間後にまたここに来る予定なので、来る予定の無いポン氏1人で山頂へ向かった。
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天気が良く、槍ヶ岳もバッチリみえる。
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ポン氏が戻ってきたので、大天井岳目指して再び歩き出す。
ここからは、燕山荘までの急登とは違い緩やかな稜線歩き(一部を除く)。
右手に槍ヶ岳を望みながら歩いていく。

正面には大天井岳。
目標が見えると俄然ヤル気も出てくるね。
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16時、大天荘着。
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ここから10分ほどで大天井岳の山頂。
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いやぁ、2人とも良く頑張った!
つっても、今日の宿は大天井ヒュッテなのでまだもうちょい歩く。
さぁ、もうひと踏ん張り。

ここから大天井ヒュッテまでの道はガレ場で道も細いし意外と険しい。
以前歩いた事あるんだけどな、完全に忘れている。。。

17時15分、今日の宿『大天井ヒュッテ』に到着。
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ポン氏「いやぁ、結構長いし疲れましたね〜」
M氏「いや、俺は大して疲れてないけどね〜」
ポン氏「ま、俺も大して疲れてないっすけど。近所散歩したぐらいの疲れっすね〜」
M氏「あっそう。俺はひと駅分歩いた感じかなぁ」
なんなんだ、この負けず嫌いな二人。
ほんと面倒くさいわー。

さて、宿に着いての楽しみといったら夕食ですよ。
大天井ヒュッテはトンカツが名物。
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疲れた身体にはやっぱ肉でしょ!
あ、つっても俺はビルの三階まで登ったぐらいの疲れしかないですけどね。
ま、そんな事はどうでも良いんだけど、実はこの夕食時に大事件が起きた。
M氏がまずトンカツにソースをかけた。
「はい、ポン氏ソース」
渡されたポン氏もソースをかける
「はい、せいごうさんソース」
俺はこのとき気付いてたんですよ。
あれっ!?なんか隣の席の人がトンカツにかけてるソースと俺に渡されたソースの粘度が違うぞ、と。
で、思ったのが、あっ!こっちのはウスターソースなのかな、と(ほんとバカ)。
渡されたソースをかけるとあまりにシャバシャバで、ドバッと大量にかかってしまった。
その直後に隣の方から指摘される。
「そっ、それ醤油ですよ!」
終わりましたね、楽しみにしていた夕食タイムは。
そのあとソースかけたけど、大量にかけたけどもう醤油の味しかしねっーす。
しょっぱいんじゃねーっす、辛いんす!
醤油の圧勝。
こんなだから登山部の女性陣にバカにされるのです。
見返してやろうと思い(俺は思ってないですけどね)男子部結成して槍ヶ岳目指してコレですから。
まー、情けないったらありゃしない。
誰か気付けやっ!っとにもう。。。(笑)
いや、もう笑えんな。

頑張ったのに、最後に報われない。
そんな1日。
明日、頑張ろう!
明日はきっと最後に報われるはず。
雨予報だけど…