アメリカについて3日目。この日は前日のバーストの為にスペアタイア装着の相棒に気を使いつつ?キャンプ場に到着。この日は平日ってこともあって、さすがにがらがら。まあ、前日も日曜日といえども、クライマーはおそらくうちら以外に20人はいないぐらいだったけど。
 この日はキャンプ場エリアからトレイルを歩いて20分程のところにある火の見櫓周辺のエリアで。火の見櫓では気さくな親父に絡まれるウッチーさんをプチ放置しつつ、辺りを散策。・・・あれ、onceじゃない?前日キャンプ場エリアでクライマーに聞いた時は違う山だよ。的な事を言われてたんだけど、どうやらそれらしい。ここから櫓から見えるだけですでにカッコイイ。これは行くしか無い!!の前に、この日はまずクラシック課題Visorの岩を探しに。中々探しきれず苦戦してるなか、once upon a timeを見ると、奇跡の造形。こんなに美しい課題見た事無い。もうパーフェクト。でも、ランディングは相当にbad。落下して斜面を落ちるとさようならな感じ。この時点で俺の気持ちはやりたいけど、無理だなーにシフト。しかしそうでない面々が・・・
 onceからの帰り道、偶然にも探してたVisor発見してtry開始。得意系のにおいを感じて、V6のVisor centerにいの一番に取り付き、無事1激geton!そして、この岩にあるV8の課題もヤンユーがんちゃんに続いてgeton!かなり甘めとはいえ、初段を登れて満足してた。この時までは。
 その後、ヤンユー、がんちゃん、卍さん+ダイチ君、ウッチーさんがonceへ。俺には課題をやりたい反面、今の日本に帰ってからの自分の状況とか、ビビリ感を考えて挫折。しかも、行くメンバーに向かって、後ろ向きな発言を連発。ごめん。ツアーで言う言葉じゃないね。
 遠くからかすかに聞こえる歓声?を聞きつつ?女性陣のトライを見届け、再び火の見やぐら周辺のエリアでいい出会い。cracker boy(V7)を発見。これは登りたい。この日は登れなかったけど再戦を誓い、この日終了。ここまではそこそこ満足な3日目だったけど・・・
 駐車場に着くと勇者たちがそこに。3人がonceを登ったらしい。すげー!!かっこいい。そして自分が悔しい。宿についてからも達成感みなぎるメンバーを祝福しつつも、自分のクライミングってなんなんだろうと一人自問自答。初段、1級登ったのにこんなに達成感が無い日は初めて。
 そして、この日はUNOに興じるメンバー尻目に早く床に着いたのに、自分への悔しさで全く眠れず、結局寝たのは皆が寝静まってから。ツアーは前半戦が終了。後半へ続く。