NHKの〝ドキュメント72時間〟という番組、結構好きです。
ある現場へ赴き、撮影開始から〝72時間内〟の当事者へのインタビューを中心に構成されていきます。
視聴者の口から手を突っ込んで、感情を無理やり引きずり出す〝過剰演出〟のようなものもなく淡々と進んでいきます。見る人によっては、〝テンションの高くないつまらない番組〟になるのかもしれません。
昨日の放送は〝リゾートバイト・冬物語〟と題して、全国から新潟県湯沢町の岩原スキー場に集まる若者を取材した番組でした。
冬のリゾートを支えているのは、全国から集まるフリーターです。(地元フリーターも当然います)
そんな彼らの胸のうちを探ろうとするスタッフ。
予想通り、『いつまでこのような生活を送るつもり?』というスタンスでしたが、これに関しては、当事者も悩んでいるんです。
楽しいけど、食っていけない…
通年でできる仕事ではないし、薄給だ。時給は、首都圏の派遣の半分ほどにしかならない。
春~秋にかけ、地元でバイトや派遣で食い繋ぎ、冬になると雪山を目指す。(私の知人もこのスタイル)
番組では、以下の人たちが紹介されていた。
大学を中退してまで篭る22歳の男性。(時間がたくさんあるはずの学生。理解に苦しむ)
建築事務所を退職し、その会社から設計を請け負いフリーで稼ぎながら、篭り生活を送る34歳男性
『来年はもう来ない』と毎年思いつつ、また来てしまうという29歳の女性。
今期の春で篭り生活に踏ん切りをつけ、地方公務員Ⅲ種を目指す、プロライダーを目指していた男性
東京で舞台俳優を続けながら、父親から託されたレンタルショップの運営をしている30代の男性
世代も性別も出身も境遇も違う彼らの口からは、異口同音、こんな台詞が聞かれた。
『やりたいことと、
やらなきゃいけないことがある…』
その部分の折り合いが、なかなかつかないジレンマに押しつぶされそうになりながら、リゾートを支えているのが、彼らなのです。
私も、リゾバは2シーズン続けてやった事がある。(1年目は)楽しかった。
『一生、やりたいッ!』と思った。楽しくて楽しくてしょうがなかった。
収入源がない今、また行こうかと思った。実際、『経験者が欲しい。来てくれッ!』と誘われもした。
そりゃぁ~、行きたかったよ。篭りたかったよ。雪山へ行くだけで、全てのネガティブイメージがすっ飛んでいくんだから、止めろというのが無理な話。
しかし、今年は〝享楽より食べていくこと〟という優先順位でいこうと決めたから、断った。
金が無いんだから、滑りに行くことすらできない現実…。篭れば、薄給だが就職活動の資金を作れるし、タダで滑り倒せる。リゾラバ(リゾート・ラバー)にも出会えたかもしれない。
雪山の画を見て、ちょっと後悔した。滑りたい!粉雪食いまくりたい!
でも、この選択は間違っていなかったんだよね?だって…
やりたいことと、
やらなきゃいけないことがある…
その狭間で生きていかなきゃならないんだから…
スキー場クローズまでに、就職できないと
『こんなことになるなら、篭ればよかった…』と後悔すること必至。
後悔しない為にも早く仕事に就かないとな…
今日の食事
■おめざ
グリコ アーモンドキャラメル
■朝食
ごはん(55g)、味噌汁、煮込みハンバーグ、千キャベツ、ひじきと大豆の佃煮、大根のビール漬け
■昼食
ごはん(55g)、味噌汁、鰤の醤油漬け、山菜のおろし和え、大根のビール漬け
■夕食
味噌汁、ロールキャベツ、根菜のマヨサラ、ひじきと大豆の佃煮
■おやつ
キムチ納豆、コーヒー
■水
約3.5㍑
今日の運動
■腹トレ
腹筋・・・・・・・・・・・・・・・・・10回×3
背筋・・・・・・・・・・・・・・・・・10回×3
スクワット・・・・・・・・・・・・10回×3
腕立て伏せ・・・・・・・・・・10回×3