空の向こう側 | ハルノート

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空の向こう側   ハル

 

 

ふいに思い出すの あなたの優しい声

もう居ない 温もりは記憶の中に

柔らかな手のひら もう触れられないの

嘘でしょう 僕はまだ信じたくない

永遠と思ってた ずっと信じていた

青空の向こう側 そっと手を振る

触れた手はそのまま 問いかけてみるのよ

あなたは今、きっと笑っているよね

 

懐かしむように 時を跨いで

他愛ない話をしよう

あなたがずっと笑っていたように

前を向いていくよ

 

さよならだけは言わないから

ゆっくりそこで待っていて

あなたが紡いだ糸、形すべて

僕らここで繋いでいくよ

 

庭に咲いた花が秋を運んできて

僕らに時の流れを教える

一つ灯りが消えて またついて

繰り返す天と地のいたずら

見上げたその先に あなたがいると そう思う

だから寂しくはないよと

笑ってごまかす 優しい嘘つき

溢れる涙を堪えていたんだ

 

戻れないけど 頭の中で 

何度もリピートしてる

映り込むのはあなたと僕

何も知らないあの日

 

さよならはもう、言えないから

あなたを待たせたままいくよ

あなたが紡いだ声、言葉すべて

この場所で生き続けているよ

 

さよならじゃなくありがとうと

何度でもあなたに伝えたい

もう一度、あなたに会える日まで

もう少しそこで待っていて

 

 

 

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昨年の8~9月頃にかいていたもの。

 

大切な人をなくすいたみは本当は遭遇したくないし、目を背けてしまいたいものだけど、

生きていくうえで避けられないもの。

いたみを知るというのは、命の重みを知り、人を強くしてくれる。

 

あの時の感情を気持ちをここに残しておこう。

 

ハル