片付けられない女が片付けできるようになって気付いた
モノ・時間・情報・思考をバランスよく整えること
暮らしの整理整頓片付けであなたのちょうどいい暮らしをサポートする
片付け収納・インテリアアドバイザー東京都内近郊対応 新倉暁子です。
・・本日は暮らしを整える北欧の暮らし方の記事を・・
私たち北欧くらしラボのメンバーは全員仕事をしながら男児を育てる母親です。
このブログで以前も触れたアンナさんのお宅訪問より、スウェーデンは日本よりも制度は整っているけれど幼児期のバタバタは同じなんだなあと大いに共感しました。我が家は夫も家事育児に協力的ですが、なんせ日本のサラリーマン、平日夜遅くに帰宅するのが常です。夫も私もスウェーデンのように4時定時とはいかないけれど、アンナさんのお宅のような素敵な住空間を見て、手がかかる子育て時期に自分らしくここちいい暮らしをおくるためのヒントがないだろうかと回想をしてみました。
小さいうちから自分のモノは自分で片付ける習慣つくり
アンナさんのお宅に招いて頂きダイニングに案内され最初に思ったのが、あれ?本当に小さいお子さんと暮らしているの?でした。恥ずかしがり屋でお父さんの影に隠れていた、とってもかわいいお子様は日本で言う年中さんでした。
小さな子どもがいてどうやってこの空間を保つの?今日は特別片付けたの?コツは?なんて失礼を承知で聞いてみると、子どもには自分のモノは自分で管理できるように声掛けをしているそう。
例えば友人のAちゃんが遊びにくるからカッコいいところ見せようとか、自分の部屋を与えて好きなようにディスプレイさせてそれをうんと褒めるだとか。
私は片付け収納の仕事をしているのでそれが効果的なことを知っていますが、片付けのセオリーを学んでいなくても自然にできていることが素晴らしいなあと感心しました。
自分のモノを自分で管理できるようになるには自らの意思で片付けたり、自分のテリトリーを認識し、その仕組みを自分で作ると良いと片付けのセオリーでは言われています。
それをちゃんと自然な形で誘導できているのは本当に大したものです。小さいうちから部屋を与えることは案外自立を促す点では良いことかも知れません。自分でできれば家族が寝静まってから母が片付けしなくていいですもんね。片付けで自立を促す!そして共有スペース、リビングが整った状態に保てるなんて声掛けかけからでも真似したいことですね。
家族時間をつくる工夫
子どもが子どもである時期について考えたことがりますか?
私はまだ息子が赤ちゃんだった頃いつになったら一人でなんでもできるのかなあと毎日のように思っていました。
しかしある日夫が「あのさ、Tっくんと過ごせる時間について考えたことがある?小学校高学年で友達の方が親より優先となるとあと10年くらいしかないんだよなあ」毎日のお世話が大変で、逃げ出したいと思っている時期でしたが、その言葉にはっとなって「もっと向き合いたい、もったいないじゃん」って焦ったことを覚えています。
アンナさんのお宅でも平日の夕飯は一緒にご飯食べることをルール化して家族時間を作るように心がけていました。いくら制度が整ったスウェーデンでも自ら心がけないと円滑なコミュニケーションは難しいですものね。忙しい旦那さんは夕食を一緒に過ごした後仕事に戻る日もあるのだとか。
家族と住まう空間で自分が思うここちいい暮らしを目指すなら、家族とのコミュニケーションでお互いを知っておくことは重要なことだと私も思っています。ここちいい暮らしはなんとなく流されるように暮らしていては手に入らないです。あ・うんの呼吸という言葉がありますが言葉で意思確認しておかないとすれ違う可能性もあるかも知れません。
残念ながら我が家では平日夕飯を一緒に頂くことは奇跡に近い状態ですが、せめて休日はゆったり家族で互いのここちよさを確認しながらご飯を食べることを習慣付けたいと思いました。
素敵キッチンにから学ぶちょうどいい頃合い
実は私たちインテリアだけでなく、引出しの中やキャビネットの中も拝見させて頂きました。
ため息が出るほどスタイリッシュでスッキリとしたキッチンをお持ちのアンナさん、どんな収納なんだろうとワクワクしながら引出しを開けるとそこにはタッパーが超ザックリ放り込んでありました。
ごめんなさい、片付け収納アドバイザーの私は今までの経験でこの外観だと絶対美収納してあると思い込んでいいたけれど超ざっくり加減のギャップに少々力が抜けてしまいましたが、改めて「収納について何かルールはありますか?」と尋ねてみました。そうすると収納するモノはしっかり決めてあるが入れ方までこだわらないとのことでした。
私はうんうんそうそう、そうなんだよ、枠は決めて収納方は自分が気に入ったように入ればいいんだよと心の中でつぶやきました。
使う人が取り出しやすく元に戻しやすいことが一番だと私も日頃かお伝えしています。これも生活の中で自然にできていた・・・。ワタシ、スウェーデンでは自分の仕事がないかもなあ。
しかしこの肩ひじ張らないなんともリラックスした感じが、やっぱりイイなあって、目指すのは自分が使いやすいことだよなあと心から思いました。そしてこれぞラーコムなんです。
「ラーコム(スウェーデン語):ちょうどいいころあい」
スウェーデンもバタバタ平日の忙しさは日本とあまり変わりがないようだけれども、自分の気持ちを大事にしながら、家族と円滑に過ごせるようお互い尊重し合って素敵だなあと思いました。
誰かにまるっと家事をアウトソーシングしている人は別だけれども、家事や片付け掃除は毎日のことだから、誰かが作ったルールに捕らわれてぴっちりモノをシステム化するより、「なんかイイ」「これ好き」とか自分の感覚を大事にしてここちいい住空間を楽しんでいるアンナさんご一家はとても学ぶコトが多かったけれど、自分も真似できそうな気がしました。
家事は相変わらずキライだけれども、キッチン仕事をしながらリビングでゴロゴロしている息子を眺めるのが私にとって最高の癒し、そのために家はみんなが笑顔になれるパワースポットとしてちょうどいい具合に整えていきたいものです。
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