「復讐捜査線」
やはり年末は仕事でもプライベートでもたくさん予定が入って大忙しですね。
まぁ龍が如く5にハマってしまっているっていうのも更新が滞ってる要因ですが。
今回もめちゃおもしろいのですが、ボリュームが凄くて第2部の途中くらいで「これじゃあ何もできへん!!」ということで 一旦ストップしてます。休み中のどっかでやりこむか・・・・
クリストファーノーラン版バットマン3部作も一気に観返すという計画を立てているのですがいかんせん、特典ばっかり観過ぎて・・・・と思ったら明後日にはアベンジャーズが発売です(笑)嬉しいけど、一つ一つをゆっくり堪能できん・・・
映画グッズ関係もおもしろいものをいくつかゲットして写真は撮り終えているのですが・・・・なかなか紹介できておりません。
というわけでネタはたくさんあるけどなかなか更新できていないので今日はクリストファー・ウォーケンみたいな顔して 寝るまでに更新しようと思います。
今回紹介する作品は主演がメル・ギブソンということとタイトルがチャック・ノリスかドルフ・ラングレン主演作みたいだったので、B級の匂いを感じ取り観てみました。
冒頭、熱血さは影を潜め、顔は皺だらけ、頭髪はほぼ灰色で後頭部もかなり薄くなっていたので切なさすら感じていたのですが、
これがまさかの良作でした!!
内容は目の前で一人娘が殺されるっていうきつい内容ですし、全体的に悲しい話なんですが、公園のベンチで肩を小さくして座るシーンや、必死で涙をこらえて話すシーンは秀逸です。
正直あまり好きでない俳優でしたが一気に自分の中でランクアップしました。
老いていくのもええことなのかななって思ったり・・・・。
脇役で重要な役割のもみ消し屋ジェドバーグもええ味出しておりましたね。
アクションシーンも最高!!
軽さや派手さはないのですが、暴力や一発一発の銃撃に重みがある!!
ややネタバレになりますが、最後メル演じるトーマス・クレイブンが敵につかまり放射能を被ばくさせられて余命いくばくもない状態になるわ、どれだけがんばっても相手を有罪にできそうにもなく泣き寝入りのまま死んでいくしかないという辛すぎる展開でとなるのですが、失う物はない男は最後の力を振り絞って娘の敵討ちに行きます、その時の一人一人への倒し方が最高!!
やったれやったれと思える痛快な殺し方です。
特に一番にくたらしいオッサンに放射能入り牛乳を無理やりガブ飲みさせた とこは気持ちよかった。
登場人物のほとんどが死ぬし、トーマス自身も最後は喋ることも出来ず病院の集中治療室で娘の幻影を観て一緒に光の方へ 向かって歩いていくという「死」を暗示させる終わり方でコマンドーや96時間のような「お父さん、やり過ぎです」と いう爽快さはなく泣けてきます。
B級やと思ってかかるとカウンターくらいますよ。
最後にぐっときたセリフを一つ
「人は完璧じゃない。だが正しい生き方がある。家族のために力を尽くし仕事をし意見を言う。人を傷つけない。悪人に屈しない。それだけだ。」
メル・ギブソンの未来に乾杯。
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