This Week No.1
Tramaine/Fall Down (Spirit Of Love)
映画『天使にラブ・ソングを2』(93年/若きローリン・ヒルも出演)でおなじみのゴスペル・クラシックス「Oh Happy Day」のEdwin Hawkins Singersのリード・シンガーとしてデビュー。以降、数々のゴスペルに関する賞を受賞し、99年にははインターナショナル・ゴスペル・ミュージック栄誉殿堂入りを果たしたTramaine Hawkins。彼女がTramaine名義でRobert Byron Wrighをプロデューサーに迎え制作したデビュー・アルバム『The Search Is Over』(86年)からの先行セカンド・シングル「Fall Down (Spirit Of Love) 」(85年)。いわゆるコンテンポラリー・ゴスペル作品。Larry Leavanもプレイしたガラージ・クラシックスとしても人気のアーバン・ソウル~ディスコ良曲。聖と俗を併せ持つ名曲ですね。
12インチ・シングルには、クレジットはありませんがアルバム収録ヴァージョンより4分強長いextended Version、A Cappella Vocal、Dub VersionとWild Dubを収録。しかも、12インチ・ヴァージョンの為にリミキサーとして、Tony Humphriesでおなじみのニュー・ジャージーの伝説的クラブ、ZanzibarのDJでアシスタント・マネージャーでもあるLarry Pattersonが起用されています。あらかじめクラブ~ディスコでのプレイを想定したプロダクションなんですね。しかも、DJによるLong Mixを可能にしたDub Versionもしっかり収録。当時のディスコ・カルチャーがどれだけポップ・マーケットに影響を与えていたかがわかります。
余談ですが、プロデューサーの Robert Byron Wright、、、どこかでクレジットみたことがあると思ったらHall&Oatsの「I Cant Go For That」12インチ・ヴァージョンのRemixをしていました。
Covered:Kelli Williams/Fall Down 2000
(2000)
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