【The extended】

DELIC RECORDS主宰「EC」忘備録 
改めクラブ世代に送る80's 12インチシングル専科
【The extended】

 

テーマ:

APRIL 26, 1986 

 

This Week No.1 Whenever You Need Somebody/O'Chi Brown

 

 

カヴァー・ソングは新しい音楽を知る入り口として最適ですが、この曲はリック・アシュトレーのヴァージョンで知った方も多いんじゃないでしょうか?

 

オーチ・ブラウンは、UK出身のシンガー。ラヴァーズ・レゲエ人気が燃え上がる最中にプロコム・ハルム「Whiter Shade of Pale」でデヴュー。アルバムも2枚リリースしている。その後、レゲエからポップ・フィールドへ転向した彼女を当時所属していたレーベルがサポート、デッド・オア・アライヴを手掛け人気急上昇中だったプロデューサーチーム、PWLへプロデュースを依頼し制作されたのがこの「Whenever You Need Somebody」。PWLが別のアーティスト用に作った曲に手を入れ仕上げられた。85年にUKでリリース。翌年アメリカでリリースされ爆発的ヒットとなった。12インチ・シングルには、イントロとアウトロをたっぷり引き延ばした「Pull It Mix」と「Clu Mix」が収録されている。

 

 

 

 

余談ですが、PWLといえば、ダンス・ミュージックのポップ化を押し進めたユーロビート・サウンドで一時代を築いたプロデューサー・チーム。80年代後半から90年代初頭にかけてヒットを連発、世界中のポップ・マーケットで同様のサウンドが生み出された。まさにヒット・ファクトリー。時を同じくして、日本国内でも黒服系のディスコ・カルチャーが人気絶頂期で、そのカルチャーを音楽的に彩ったのがPWLらが手掛けたユーロビートだった。歌謡界でもベイブやウィンクなどをプロデュースしていましたね。

 

 

Coverd;Rick Astley/Whenever You Need Somebody

Whenever You Need Somebody RCA 1987

 

 

 

 

Sampled;Luxury Elite/Our Song        101.7 Wave II Kandahar Homedubs 2014

 

 

 

 

 

 

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APRIL 19, 1986

This Week No.6  (You Are My) All And All/Joyce Sims

 

 

 

ネイティヴ・ニューヨーカーであるジョイ・シムズ。いわゆるラテン・フリースタイルというジャンルに属するシンガー・ソングライターだ。彼女がニューヨークのインディー・ダンス・ミュージック専科〈Sleeping Bag〉からリリースしたファースト・シングルがこの「(YOU ARE MY) ALL IN ALL」。

 

プロデュースを担当したのは、85年にヒップホップ~エレクトロの名作『The Album』でデヴューし人気を博していたレーベル・メイトでもあるマントロニクスのカーティス・マントロニク。彼のストリクトリーなエレクトロ・サウンドをラテン・フリースタイルな仕上がりに(鞭打つようなタフなTR-808のドラム・サウンドは健在)。

 

12インチ・シングルにクレジットされたヴァージョン名が、(Take Twelve)と(Take Twenty Three)。レコーディングの際にメモで使われるテイク数をそのまま使用しているところが面白い。つまり、12インチ・シングル用の別ヴァージョンではなく、楽曲を仕上げるミックスが違うヴァージョン(テイク違い)をそのまま収録している。どのテイクも仕上がりが良く選択しきれなかったんでしょうか?!余談ですが、Edited By The Diamond II(エディター、チップ・ニューネスとチャーリー・ディーのユニット)とクレジットがありますがサウンド・エフェクト的なエディットのギミックは抑えられています。UK盤に収録されたマントロニクスが手掛けた「U.K. Club Remix」と「U.K. Dub」で彼らのエディットを聴くことができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

Sampled:Bits & Pieces (Dynamite Mixers)  Bits & Pieces 87

 

 

Samped:PNC/Bazooka's Theme  Bazooka Kid Dirty 2009

 

 

 

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All & All All & All
 
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APRIL 12, 1986

 

This Week No.1 Kiss (Remix)/Prince And The Revolution

 

 

先週、親から独立しミネアポリス詣をしてジャム&ルイスと邂逅したジャネット・ジャクソンの「What Have You Done for Me Lately」を紹介した直後に、そのミネアポリス・サウンドの生みの親でもあるプリンスの革新的な一曲「Kiss」を紹介することになるとは。

 

本〈The extended〉でも紹介させていただきました。アルバム通算8枚目、サントラ通算2枚目、レヴォリューション名義で3枚目となる『Parade』(86年)からシングル・カットされた『Kiss』。アレンジャー、エンジニアとしてレコーディングに参加したデヴィッドZのインタビュー(サウンド&レコーディング13年8月号)によれば、この曲は当時プリンスが売り出そうとしていたマセラティというファンク・バンドの為に作られた楽曲で、プリンスがデモを作りデヴィッドZがアレンジを加え制作した。それを聴いたプリンスが気に入らず自ら手を加えた。プリンスのデータ・ベース・サイト〈Princevalut〉によればデモを作ってからわずか2日の出来事だったらしい。それを気に入ったプリンスはマセラティにではなく自分の楽曲としてリリースすることにしてしまう、、、。最終ミックスは、「俺とプリンスの2人でわずか5分ほどで仕上げた」(デヴィッドZ談)。凄。もっと詳しく知りたい方はこちら「How "Kiss" Was Made」をご覧下さい。ちなみに、マセラティはコーラスとして参加した形になった。

 

ベースレスでアコギとLinn 9000のキック・ドラムだけのミニマルなこの曲を聴いたワーナーの重役達、担当A&Rすらもがあまりのシンプルさに驚きリリースに難色を示したが、プリンスの押しに負けリリース。結果、通算3枚目の全米ナンバーワン・ヒット、グラミーの最優秀R&Bボーカル・パフォーマンス賞まで獲得した。余談ですが、プロデューサーの亀田誠治さんもラジオで「KISS」について、「ちなみに、日本で、こんな音数の少ない作品作ったら、「デモテープですか?」って言われちゃいますよ。」と語った。

 

Extended Mixに関しては、レコード会社からダンス・ヴァージョンを作れという要請に答える形で、プリンス自身がひとりで制作。新たにひとりでレコーディングしたパートをオリジナルにパンチ・インで繋ぎ完成させた(録音物から想像するに、どうしても後付けだとは思えないんですが、、、)。12インチ・ヴァージョンをはじめて聴いたとき、シングル・ヴァージョンとはあまりに違う後半のパートに度肝を抜かれたのを覚えています。

 

12インチ・シングル・カルチャーにおけるプリンスの凄さは、DJ的な感覚を理解しながらも安易なエクステンデッド・ヴァージョンは作らず、新たにレコーディングしたパートを用意したということにつきると思いますがいかがでしょう?!だから、僕たちはプリンスの12インチ・ヴァージョンを聴く度に驚かされてきた。※僕は未聴なんですが、あまたあるプリンスのアンリリース・アルバムの中に「Kiss」の「Instrumental」と新たにリミックスされた(?)「Xtended Version」が存在する。それと、You Tubeを掘っていけばデモ・ヴァージョンもマセラティ・ヴァージョンも聴くことができます。

 

 

パレード パレード
1,851円
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Kiss Kiss
 
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Coverd;Art of Noise feat. Tom Jone/Kiss The Best of the Art of Noise China 1988

 

 

Sampled;The Notorious B.I.G. /Would You Die for Me?  Born Again Bay Boy 1999

 

 

Sampled;Lil Wayne/Get High Rule the World Da Drought 3 (Mixtape)

Young Money Entertainment 2007

 

 

 

 

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