【The extended】

DELIC RECORDS主宰「EC」忘備録 
改めクラブ世代に送る80's 12インチシングル専科
【The extended】

 

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AUGUST 23, 1986

 

This Week No.1  Gwen Guthrie/Ain't Nothin' Goin' On But The Rent

 

 

Wiki〉によれば、アメリカはニュージャージー州生まれ。幼少の頃からクラシック音楽を学び、8歳から父にピアノを習う。その後、小学校の先生をするかたわら様々なヴォーカル・グループに参加。74年にアレサ・フランクリン「I’m in love」のセッション時に、予定していたバッキング・ヴォーカルが病欠しそのかわりにグウェン・ガスリーが参加。それからベンEキング、ラルフ・マクドナルド、ブラッド・スウェット&ティアーズ、ロバータ・フラック、ビリー・ジョエル、エディ・パルミエリ、ピーター・トッシュ、マドンナなど、ジャンルを問わず数々の作品にバッキング・ヴォーカル/ソング・ライターとして参加していった。

 

ALLMUSIC〉サイトによれば、70年代後半、ピーター・トッシュとのセッションでスライ&ロビーと出会う。彼女の歌声を気に入った彼らは彼女をナッソーにあるコンパス・ポイント・スタジオに招いた。自分達のアルバムに参加させるためだ。たまたまそのセッションの場に居合わせた〈Island Records〉のクリス・ブラックウェルも彼女の歌声を気に入りその場で契約を交わした。そのセッションは、彼女名義の作品となり82年にファースト・アルバム『Gwen Guthrie』としてリリースされた。コンパス・ポイント・オールスターズによるエクレクティックなアーバン・ソウル・アルバムとして人気を博した。当時ニューヨークでポップ・シーンに絶大な影響を及ぼしていたクラブ~ディスコ〈Paradise Garage〉のDJラリー・レヴァンがブレインと参加しミックスを担当。シングル「It Should Have Been You」は、USダンス・チャート11位を記録。また、〈Garage〉で何度もライヴを行った為「The First Lady of the Paradise Garage」と呼ばれた。翌年には、同セッションのラリー・レヴァン名義のミニ・アルバム『Padlock (Special Mixes)』が〈Garage Records/Island〉よりリリースされた。元々はディスコ専科〈West End Records〉からリリース予定だったがレーベルの対応が遅かったため〈Island〉からリリースされた。ヒットこそしなかったものの前述の「It Should Have Been You」と共に所謂ガラージュ・クラシックスとして今もプレイされている。

 

翌83年に、ミニ・アルバム『Pedlock』からの楽曲も収録したセカンド・アルバム『Portrait』をリリース。84年には、〈Paradise Garage〉を排しプロデューサーにデオタードを迎えた(セルフプロデュースも)サード・アルバム『Just For You』をリリース。そして、86年に〈Polydor〉へ移籍しフォース・アルバム『Good To Go Lover 』をセルフ・プロデュースでリリース。そのアルバムからのファースト・シングルがこの「Ain’t Nothin' Goin' On But The Rent」(ビリー・プレストン「Nothing From Nothing」、ファースト・チョイス「Dr.Love」からの歌詞/メロディー引用が指摘されている)。再びラリー・レヴァンを組んだヴァージョンとマークSベリー&トニー・プレンデッドによるヴァージョンを収録。『Pedlock』セッションのサウンドに寄せた仕上がりでUSダンス・チャート1位を獲得、彼女最大のヒット曲となった。その後、彼女は2枚のアルバムを残し99年に子宮癌で48歳の若さで亡くなった。

 

 

 

 

 

Sampled:Utah Saints/What Can You Do for Me Utah Saints FFRR 1993

 

 

Sampled:Foxy Brown feat. Mýa/J.O.B. Chyna Doll Def Jam 1999

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AUGUST 9, 1986 

 

This Week No.1 Bananarama / Venus(Remix)

 

 

81年、英国でサラ、シボーン、カレンの3人組が集まり結成したバナナラマ。公式サイトのバイオグラフィーによれば、サラとカレンは幼なじみで、サラはロンドン芸術大学でジャーナリズムを専攻し、そこでシボーンと出会う。カレンはBBC(英国放送協会)で働いていた。サラとカレンは、クラブ〈TABOO〉で元セックス・ピストルズのポール・クックと出会い、セックス・ピストルズのリハーサル・ルームの上の階に住むことになった。その縁で、彼のプロデュースでファースト・シングル「Aie A Mwana」をリリース。その曲をDJジョン・ピールがいち早くプレイ。それを聴いたテリー・ホールが彼女らを気に入り、自身のプロジェクトであるファン・ボーイ・スリーに参加させた。他にもザ・ジャムやイギー・ポップ、モノクローム・セットらのバック・ヴォーカルも担当した。ポスト・パンク~ニュー・ウェイヴ界のアイドル的な存在か?!wikiによれば、あのマルコム・マクラーレンもマネージメントしたいと申し出たらしい。

 

83年にはポスト・パンク的なファースト・アルバム『Deep Sea Skiving』、84年にはセカンド・アルバム『Bananarama』をリリース。その後、当時ヒットしていたデッド・オア・アライヴの「You Spin Me Round (Like a Record)」を気に入ったバナナラマが、飛ぶ鳥を落とす勢いだったプロデューサー・チーム、ストック、エイトキン&ウォーターマンに制作をオファーして出来たのがショッキング・ブルーのユーロビート・カヴァー「Venus」だ。発売と共に、英国のみならず全米はもちろん、世界中でヒットを記録。ストック・エイトキン&ウォーターマン、バナナラマ、そして、ユーロビートを代表する一曲となった。

 

 

 

 

ユーロビートといえば、ディスコやバブルといったイメージが先行するほど日本においても大人気となったジャンル。では、正確にどういったものなのか?おさらいしてみよう。ユーロビートといえばエイヴェックス。そのモンスター・ヒットを記録した『SUPER EUROBEAT』サイトによれば、70年代後半に、ジョルジオ・モロダーが生み出したエレクトロニック・ディスコをルーツに、イアン・レヴィンが生み出したイヴリン・トーマス「High Energy」がハイ・エナジーというジャンルを生み出し、そのハイ・エナジーから発展していったのがユーロビートだ。シンセサイザー等の電子楽器を多用した、4/4拍子で、120~160BPM前後と定義されている。

 

この12インチ・シングルでは、「extended Cclub mix」の他に、前述のハイ・エナジーでおなじみのイアン・レヴィンに「Remix」を依頼したオールドスクールなハイ・エナジー・ヴァージョンともいえる「The Hellfire Mix」、「Hellfire Dub」が聴ける。ちなみに、06年には、12インチ・シングルを集めたアルバム『12Inch Collection』が発売された。

 

 

 

 

余談だが、彼女らは、世界一活動歴が長いアーティストとしてギネスに認定されている。また、メンバーのカレンは元ワムのアンドリューとパートナーとして現在も一緒に暮らしている。

 

Covered:長山洋子/ヴィーナス

 

 

Megamix:The Bananarama Mega-Mix Wow! Metronome 1987

 

 

 

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JULY 26, 1986 

 

Cherrelle / Artificial Heart ( Dance Remix)/Oh No It s U Again

 

 

〈Tabu Records〉を代表する女性シンガー、シェレール。58年ロスアンジェルス生まれ。ノーマン・コナーズ、マイケル・ヘンダーソンらの作品でバック・ヴォーカル、ルーサー・ヴァンドロスのツアーにコーラスとして参加。その後、〈Tabu Records〉のクラレンス・アヴァントにデモ・テープを気に入られ契約、84年にジャム&ルイスのプロデュースによるファースト・アルバム『Fragile』をリリースした。このアルバムに収録されたデヴュー・ヒットの「Didn't Mean to Turn You On」は、当時のジャム&ルイスらしいミネアポリス・サウンドで、R&Bシングル・チャート8位、ダンス・チャート6位を獲得。

 

85年には、アレクサンダー・オニールとのデュエット作「Saturday Love」をリリース。この曲は、80年代を代表するアーバン・ミディアム・チューンでR&Bシングル・チャート2位を獲得し、その直後にセカンド・アルバム『High Priority』をリリースした。そのアルバムからのサード・カットとしてリリースされたシングルがこの「Artificial Heart」。プロデュースはもちろんジャム&ルイス。85~86年頃の彼らは凄まじい仕事量で、ジャネット・ジャクソン『Control』、ヒューマン・リーグ『Crush』、ロバート・パーマー「I Didn't Mean To Turn You On」、アレキサンダー・オニール 『Alexander O'Neal 』、ザ・S.O.S.バンド『Sands Of Time』、フォースMDs『Chillin’』他、ジャンルを問わず数々のシングルや名盤を残している。それは、ジャム&ルイスが数々のヒットを生み出したことでポップ・ミュージックとして機能してきた証。

 

話はそれましたが、この楽曲の土台はジャム&ルイス印のエレクトロ・ファンク。でも、ウワモノに車のブレーキ音やグラス・クラッシュ音、犬の鳴き声、ラテン・パーカッションの連打からオケ・ヒットまで様々なサウンド・エフェクト音が散りばめられ、まるでまるでアート・オブ・ノイズ「Close (To The Edit)」のような仕上がりに(それは同時期のレコーディングと思われるジャネットのアルバム『Control』にもいえる)。ついでに、8分強という長尺なリミックス・ヴァージョンもトレヴァー・ホーン&〈ZTT〉の専売特許だったはず。

 

 

 

80年代前半のポップ・ミュージックはトレヴァー・ホーン・サウンドが全盛だった。そのサウンドを、同じエレクトロニックを駆使したサウンド・プロダクションを得意とする彼らが参考にするのは当然といえば当然。そのせいかはわかりませんが、この曲が収録されたアルバム『High Priority』はアルバム・チャート36位、R&Bアルバム・チャート9位とシェレール最大のヒット・アルムとなった。ちなみに、13年に12インチ・シングルをたっぷり収録したリマスター・アルバムがリリースされました。

 

 

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