ドイツのシュタイナーとアートとの関連について。
シュタイナー教育は幼児だけが対象ではなく、アラフィフ女性も対象の大人まで網羅されています。
シュタイナー教育には欠かせない、独自の画材も教材のひとつとして存在します。
ゲーテの12の色環を実現できるよう開発されたシュトックマー社の透明水彩絵の具です。
私も同社の絵の具を使用して、水彩画を描いたことが。
容器に入った赤・青、黄色(ゲーテレッド・ゲーテブルー・ゲーテイエロー)の3色とお水だけで、思いがけない世界観の広がりを楽しむことができます。
二つの過程では色々な感情と出会えます(下記は私の個人的な感覚です)。
ぬらした水彩紙の上に描いて混色を楽しむ「にじみ絵」
色の3原色を自由に使って水彩画を描く時は、自分自身を見つめる時間になります。
ぐるぐると筆を動かす時は、まるで瞑想に入っていくような穏やかさ。
乾かしながら絵具を何度か乗せて色合いを楽しむ「ヴェールペインティング」
絵の具をなじませる時は、自分のなかの沢山の感情が緩やかな相互理解のような様子をイメージできます。
画用紙をヒタヒタになるくらいにお水で潤してから描くので、通常よりもお水を多く含む水彩画は、今の暑い時期にとても清々しいですね。
美エイジング®のワークショップに参加の方々にも水彩画は夏の時期に好評です。
私自身も日常的なセルフセラピーとして癒しの時間に、シュタイナーの技法を好んで使用しています。
こちらは3年前にシュタイナー技法で描いた水彩画の薔薇です。
タイトルは『ROSE&MOON』。
テーマは自然の循環のもとに生きる薔薇と月の関係性について。
テーマ: 健康・メンタルヘルス、美しいエイジング、色彩心理、アートセラピー