コンサルティングの現場や面接では
数字で仮説を立てることも多く要求されて。
フェルミ推定みたいな話はよく聞くところでは?
「富士山を1km移動させるためには、
トラック何台が必要ですか?」とか、
「定価30万円の時計の売上を倍にするには?」
…とか、正解があるというよりは、仮説構築力、
論理的な思考力などをみているとされるもの。
それっぽいことは、フレームワークを活用したり
経験による慣れだったりでも言えますが、
なんとなくの数字感はあらかじめ持っておくと
仮説を立てる際にも精度をあげられます。
今日のテーマはそんな数字感の一助となるかと。
それが、日本の都道府県と世界各国のGDP比較。
出典のリンクを見ると2009年のデータをもとに
都道府県と世界各国のGDPが近いところに
国旗をプロットしてみたもののようで。
ちょっとデータが古いので変動あるでしょうし、
元データまで確認していないので、
為替レートやGDPの算定基準などが
きちんと揃っているかはわからずですが。
ただ、正確なデータが必要な時には
どちらにせよきちんと調べるはずなので、
ここではまずは感覚的に捉えればOKで。
感覚的に面白そうだと思うところを抜粋すると、
北海道とナイジェリア、青森とシリア、
東京とメキシコ、愛知とスウェーデン、
滋賀とハワイ、福岡とエジプト…などなど。
元データがあるサイトのものは2012年らしく。
元記事の2010年のものでは東京は
韓国やメキシコを超えていて。
こちらのグラフでも東京とメキシコは近く。
タイとかマレーシアより神奈川の方が大きい。
こうしてみると、都道府県同士の取引も
国同士が貿易しているようなものなのかも!?
世界の国の大きさがわかるツールを使うと
大きさ的にも都道府県を超えるのは
ヨーロッパの国境を超える距離があったりして。
経済力や市場の規模感のひとつの指標として
こうしたGDPデータを見てみたり、
物理的な距離感をつかんでおいたりすると、
仮説を構築する際やアイデアを練る際に
何かのヒントになるのでは?
なお、上記紹介のfundoによる元記事はこちら。
データという意味では、売上や従業員数別企業数
人口や世帯数、上場企業の業界別の財務指標数値
…などのざっくりとした感覚だったり、
為替レートや各種経済指標の最新数値などは
そらで言えるようにしておくと便利かなと。
今回は日本の都道府県と世界各国のGDP、
日本の国際的なプレゼンスは下がってきてますが
こうみると、それなりの規模はまだあるのかも。
ビジネスを考える際にも基礎情報として
参考になればと思います。
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Sho@都市は小さな国レベル!?