『2012/03/14(水) オペレーション身柄確保<2>』の続き。

◼︎『2012/01/30(月) バンガロールでの数日間』にて、日本人コンサルタントK氏のドライバーさん手配によるインド人名義の携帯電話用SIMカードをお借りしていたのですが、マンガロールでちゃんと自分名義のSIMカードを入手できたので、バンガロールに来たついでに返却。
仮眠用ホテルの前まで来てもらったのは助かりました。
同時に、K氏に預かってもらっていた長靴も引き取らせていただきました。(『2012/01/24(火) バンガロールへとうちゃく<7>参照)
大変お手数をおかけいたしました。どうもありがとうございましたです。
m(_ _)m

◼︎ついでに、『2012/01/24(火) バンガロールへとうちゃく<6>』にて注文したメガネも受け取りに行きました。
このメガネを受け取るためだけにバンガロール、ってわけじゃなく、他の用事のついでに…という経緯に相成りました。
メガネを受け取りに行くべく、止むを得ずオートリクシャーを利用しようと思うものの、さてぼったくられないようにするにはどうすれば…としばし考え、ホテルからすぐの目抜き通りMGロードにあるプリペイドリクシャースタンドを利用することにしました。
思ったとおり、知らされた金額は66ルピーとそれほど無茶なものではなく、早朝の200ルピー事件の後悔をさらに強める結果に…………
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◼︎注文したメガネを受け取りに行くべくリクシャーに乗ってまもなく、「そういえば、受け取った帰りはどうしようか。目的地にプリペイドスタンドあるのかな?」と心配になり、ドライバーに「注文したものを五分で受け取ってくるだけだから、待っててもらって帰りも乗せてもらっていい?最初に乗ったところとおんなじ処に戻ってくれればいいから」と持ちかけてみるとOKとのこと。運賃は66ルピーの往復で132ルピーで商談成立。
これならリクシャー交渉を再度やって精神的に大きなダメージ……もとりあえずは避けられそう(ホッ)。

◼︎とりあえず無事にメガネを受け取り、来た時と同じリクシャーで最初に乗った地点へと戻ります。
あとは、増援隊第一陣の空港での身柄確保以外は、大きなミッション(?)は特にありません。
深夜のフライトで到着するので、それに合わせての空港への移動手段の必要があるので、仮眠用のホテルのフロントにタクシー予約を依頼。900ルピーと、ほんのちょっと高い気はしますが、ホテルからの予約手配の手間などありますから、その分が入ってるはずなので、これは仕方ない話で。

◼︎R3氏から携帯に「いま(やってくる彼女たちは)どこまで来てる?」との確認電話が入る。
「わかんない。二人とも日本の携帯電話を解約してから来てるから連絡手段持ってないもの」と答えると、「要所要所で連絡来れないと安全かどうか、遅れてないかわからないじゃないか!」と。
「(いやそんなこと言われても……)日本人は「便りのないのは良い証拠」と言って、緊急連絡が来なかったら基本的に問題ない、大丈夫ってことなの」と言い張っても、「だけど安全確認ができないじゃないか!」と譲らないR3氏。
それはそれで理屈としてわかるのですが、人の話をもう少し聞いてもらえませんでしょうかね…(困)
(ー ー;)

◼︎ホテルのスタッフくんから、「先月もいらっしゃった日本人のかたですよね?」と言われる。「一週間ほど滞在されてましたよね」と。
覚えててくれてたらしいです。

◼︎若干の用事を済ませてホテルの部屋で眠っていると、携帯電話にヒゲ氏からのSMSが来る。
R3氏に連行され、土地を見に行くらしいです。
事前にそんな話は聞いてないので、またR3氏の思いつきかしら。

◼︎空港での出迎えは日付が変わる午前0時くらいなので、夜半までホテルにいましたが(インドのホテルのチェックイン・アウトは24時間制が多い)、客室のテレビで「ナショナル・ジオグラフィック」を観ていたら、なんと東電福島第一原発事故のドキュメンタリーがこの日の内容でした。
そういえば一年がちょうど経過したばかりだしなぁ……と、一年前のことを思い出しながら視聴。日本で制作されるそれよりも、ずっと冷静かつシンプルに事実を伝える内容でした。
ホテルを出ると決めた時刻までに番組は全部終わらず最後まで観られなかったのが惜しかったのですが、部屋を出る直前に私が画面の中に見たものは「原発の爆発事故が起こった福島県から少しでも遠くへ逃げるべく走る車の大渋滞」の映像でした。

「当時私が居た横浜でさえ240kmしか離れてないから安全ってわけでもなかったんだよなぁ…」ということを思い出しつつ(原発過酷事故時の避難推奨最低距離はEU基準で最低320kmであるため)、偶然とは思えないタイミングでこの番組が放送されたことに、何だか初心を試されてるような気がしました。

◼︎予約してもらってたタクシーは大幅に遅れることなく、予定時刻を多少過ぎたくらいに来てくれました。
30分も40分も50分も一時間も遅れなかったのは割と優秀だと思います、ハイ。

(そしてさらに続く)