2012年4月1日から借りているお家には、小さな前庭がありまして、そこにはマンゴーの木が生えています。
マンガロールでは4~5月がマンゴーの最盛期らしく、その期間のあいだ我が家の庭では連日連夜マンゴーが木から地面に落ちる音が「ボテッ!ボテッ!」と響き渡るのであります。
落ちたマンゴーの実の状態を観察してみたところ、落ちてきた実の大半はどうやら、実ったマンゴーを鳥などが突っついたり食べたりしたことが原因で、枝からもげて落ちてしまうようだ、ということが判明。

まぁ、鳥さん達がマンゴー泥棒していく分には微笑ましいのですが、問題はこれが動物だけでは済まず、人間達までが盗んでいくこと(苦笑)。
(^^;;
子供の頃、とんでもなく男の子っぽかった私も、小学校低学年の時分には、所有者のはっきりしない木の実や、近くの公共公園に大量に生えていた桑の木の実(これは近隣の子供達と連日早い者勝ちの争奪戦になってました。なつかしいなぁ)や、明らかに雑草である花の蜜を吸ったり取ったりはしてましたが......さすがに10歳を越えるあたりからはそういう行動をしなくなっていったわけですが......
我が家のマンゴー泥棒は、子供だけならいざ知らず......と言うよりは、日本で言えば既に中学か高校を出たのでは?という風貌のいい年を十分に超えたお兄ちゃん達が、奇声をあげてバカ騒ぎしながら道路に突き出た枝をちぎろうとしたりやたらに石をぶつけてマンゴーを落とそうとしたり。
「何やってんだー!」
とときどき大声出して撃退するも、逃げるときまで奇声をあげてはしゃぎながら......なので、何だか日本の小学生を見るようです。
とは言っても、風貌や態度から察するに、こう申し上げては失礼ですが(ゴメンm(_ _)mナサイ)高等教育を受けていなかったクラスタの人達のようです。しっかり学校に通ってる子供達は、小さくてもこういう行動をするのはまず見かけませんし。

で。

4~5月の約2ヶ月間にわたり、頻発するマンゴー泥棒の逃げるさまを観察?していたら、あることに気がつきました。
奇しくも全員男性なのですね、身勝手なやり方でマンゴー狙っていたのは。女性で同様の行動をする人は、(あくまでも私の目が届いた範囲に限定して、の話ではありますが)このシーズンにおいてはただの一人も見かけませんでした。女性でもたぶん、すでに落ちた実を拾う、というのは多々あるはずですが、明らかに「いや、それ泥棒でしょw (^^;;」に当てはまるのは、我が家の庭のシーズン2012(?)という狭い範囲に限定して言えば、偶然にも男性率100%だった、というリサーチ結果に落ち着いたのでありました(マル)