1月11日(土)午前9時から、マンガロール市内の有名私立学校敷地内にある小学校に、太極拳・中国武術のデモンストレーションにお邪魔させていただきました。

実はこの前日10日(金)に自主教室のための場所を確保したい交渉をしたくて、敷地全体(Institution)の学長に会いに行ったのですが、あっさり「いい企画ですね、じゃあ校長を紹介しますよ」となり、PU Collegeの校長のところへ行き、そこから「この人に会いに行ってね」と小学校部門を紹介されたのですが......。
自己紹介とやりたいことの概要を説明し、24式太極拳集体(昨年10月の全国児童選手権大会のときに某東部チームに頼まれて一緒に演武したもの)のビデオを見せたとたんに「あら素敵(Nice!)」と即決で気に入っていただき、「じゃあ明朝デモンストレーションしましょう」という流れに。
毎度のことながら、トップに直接突撃すると、筋が通っている話なら基本的に即決で決まってしまうのがインド。早いです。
(ただし、中間層より下になると想像を絶するほど遅くなります。粘り強い自己主張が欠かせません)

というわけで、「昨日の今日で(汗)」突然デモンストレーションと相成ったわけです。
演目は24式太極拳全套、入門長拳全套、規定南拳第一套路起勢パートでした。

幸いにも好評だったようで、質疑応答での「どうしてそんなに速く動けるんですか?」という愛らしい質問や、デモのあとの子供達の「とっても良かったです」「他でもクラスやってるんですか?(やると聞いて口々に)わぁ、行こうよ行こうよ」という言葉や会話があって、安堵した次第です。
南インドでまともと言える武術の表演を実際に目の当たりにすることは通常まず不可能なので、その部分での責任を感じていますから、まずは好感触だったことで本当にホッとしています。

特に校長先生には大変気に入っていただけたようで、「サマーキャンプもやりたい(4~5月が夏休みなのでこの時期の子供達向けの活動はどこの学校でも幼稚園保育園でもたいてい「サマーキャンプ」となります)」「次の新学期から正規のクラブ活動に入れたい」と意欲的なお言葉をいただきました。
詳細の話し合いはこれからですが、この学校がある教育機関は「マンガロールでスポーツといえばここ」で有名なところなので、当自主教室(HWCI)の信頼性を高めることを考えて協力関係を持つのはベターだと考えています。

このデモンストレーションの模様は、英文紙・メディア三媒体に取り上げていただきました。
年明け早々新聞にまたまた載ってしまう羽目に(;^ω^)。

掲載メディアのWEB掲載版はこちらです。
『Deccan Herald』
http://www.deccanherald.com/content/380034/japanese-plans-popularise-tai-chi.html


『Udayavani English』
http://www.udayavanienglish.com/news/418206L14-Haruka-Ito-Wushu-Tai-Chi-Japanese-Instructor-visits-Gonzaga-School.html


周囲の皆様には本当に心からいつも感謝しております。本当にありがとうございます。

ここ現地での武術の普及を通して、少しでも地元の皆様に恩返しができますよう活動してきたい所存です。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。