たんぽぽ舎です。【TMM:No3003】
2017年2月16日(木)地震と原発事故情報−
4つの情報をお知らせします
転送歓迎
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★1.避難者のほとんどは長期無償の避難住宅を求めている
避難住宅の無償提供は最低限の被害者救済策
鴨下祐也 (ひなん生活をまもる会 代表)
★2.2/26(日)『たんぽぽ舎28周年の集い』記念講演に
関連した書籍の紹介『脱原発の経済学』熊本一規 著
★3.メルマガ読者からイベント案内
(お問い合わせは主催者へお願いします)
◆2/20電源開発本社前スタンディングデモ
場所:電源開発本社前 主催:大間原発反対関東の会
賛同:「経産省前テントひろば」
◆2/28「原発コストと使用済み核燃料」院内学習会にご参加を!
発言:澤井正子さん、山崎久隆さん
主催:「経産省前テントひろば」
◆3/12子どもの未来を守るのは大人の責任。だから原発ゼロ!
第6回原発ゼロへのカウントダウンinかわさき集会
ゲスト:小出裕章さん、松本徳子さん
★4.新聞より2つ
◆<柏崎刈羽原発>新潟知事ら東電に不信感 耐震性説明で
(2月15日毎日新聞より)
◆田中規制委員長「東電は重症」=柏崎原発の耐震性問題
(2月15日時事通信より)
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・脱原発川柳【「脱原発」ママチャリに付け はや5年】 トンタ
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※連続講演会にご参加下さい。
韓国の「市民キャンドル革命」を、日本に住む朝鮮人の立場である
在日の関連から見つめ直し、日韓の歴史から紐解いていきます。
ご期待下さい。
シリーズ・韓国「市民キャンドル革命」を知る5回連続講演会
第5回「韓国から見た『市民革命』と在日」
日 時:2月18日(土)18時30分開始(開場18時)21時まで
講 師:柳時京(ユ・シギョン)神父
場 所:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
主 催:寺島しげひろ&たんぽぽ舎
後 援:NPO法人NNAA&日韓/韓日反核平和連帯
参加費:800円、学生400円
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┗■1.避難者のほとんどは長期無償の避難住宅を求めている
| 避難住宅の無償提供は最低限の被害者救済策
└──── 鴨下祐也 (ひなん生活をまもる会 代表)
2月16日の東京新聞朝刊によれば、「半数近くの世帯が継続を希望して
いる」とある。
しかし、この記事は「福島県のまとめ」として公表されたものであり、
正しい数字ではない。
問題点は3つある。
1.継続入居には収入、世帯構成などの条件があり、これに外れた世帯は
希望も出せない状況におかれていること。
2.「今もなお、避難元の自宅が放射線管理区域に相当する汚染が残る状
況で、有償化前提の継続入居は受け入れられない。」
このような考えの世帯は、当然、避難継続を望んでいるがこの調査では
意向を反映できない。
(国・東電を訴える裁判の原告にこの考えの世帯が多い)
3.2のような世帯に対し、福島県は有償化の申込書を送る案内に際し、
調査の回答として「有償化での入居を希望する」との回答を代筆すると
通告している。
区域外とは言え、原状復帰にはほど遠い汚染が残る現状で、避難住宅の
無償提供は、最低限の被害者救済策と言えます。
多くの避難者がこれを望んでいるにもかかわらず、福島県は、申込書交
付の交換条件として、調査の代筆を行ない、「有償化での入居希望者が半
数以上」と誤解されるような発表を行なったのです。
避難者のほとんどは、長期無償の避難住宅を求めているのです。
参考記事
◆「入居継続」半数が希望 3月末で有償化「生活できぬ」の声も
原発避難者向け公務員宿舎 福島県調査
東京電力福島第一原発事故の「自主避難者」への無償住宅提供打ち切り
問題を巡り、福島県が2年間に限り有償で入居継続を認めた国家公務員宿
舎で、半数近くの世帯が継続を希望していることが、県のまとめで
分かった。希望世帯の大半は入居が認められる見通しだが、新たな家賃負
担に困惑する声も上がる。
(後略) (2月16日東京新聞朝刊28面より抜粋)
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┗■2.2/26(日)『たんぽぽ舎28周年の集い』記念講演に
| 関連した書籍の紹介『脱原発の経済学』熊本一規 著
└──── たんぽぽ舎
東電福島第一原発事故によって放射能が垂れ流され続け、人びとが放射
線被害のモルモットになっているような事態は、人類史上初めてのこと
である。
脱原発すべきか否か。脱原発を選ぶとしたら、それをいかに進めるのが
よいか。この問いは、今やすべての人びとにとって差し迫った問題とし
て問われている。
本書は、原発の電気がいかに高く、いかに電力が余っているか、いかに
地域社会を破壊してきたかを明らかにし、脱原発が必要かつ可能であるこ
とを経済学的観点から提言する。
『脱原発の経済学』 熊本一規著 定価2,200円+税 緑風出版
目次
第1章 電力自由化と発送電分離は必要か
第2章 「原発の電気が一番安い」は本当か
第3章 原発は地域社会を破壊する
第4章 脱原発社会を如何に創るか
※たんぽぽ舎でも扱っています。
●2/26たんぽぽ舎28周年の集い「総会・記念講演・懇親会」
日 時:2月26日(日)13:00開場
第1部・たんぽぽ舎第29回総会 13:30より
方針や財政の討議(会員以外の方もオブザーバー参加できます)
第2部・記念講演 15:00より 資料代800円
1.「原発政策のうそ・ゴマカシを批判する」
−棄民化・再稼働に抗するために−
お話:熊本一規さん(明治学院大学教授)
2.「福島の現状と今後のこと」
お話:木幡ますみさん(大熊町議会議員)
第3部・懇親会−記念講演終了後(有料)
会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
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┗■3.メルマガ読者からイベント案内
| (お問い合わせは主催者へお願いします)
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◆2/20電源開発本社前スタンディングデモ
日 時:2月20日(月)16時30分より17時30分
(時間変更にご注意ください!)
場 所:電源開発本社前(地下鉄日比谷線東銀座駅A4出口徒歩3分)
主 催:大間原発反対関東の会
連絡先:080-6616-9604(玉中)aki-trsk@outlook.jp(寺崎)
賛 同:経産省前テントひろば
内 容:危険な原発はもういらない!
ましてやフルMOXなんで絶対にゴメンだ!
電源開発本社に抗議します
◆2/28「原発コストと使用済み核燃料」院内学習会にご参加を!
日時:2月28日(火)17時より19時30分(16時30分から通行証配布)
場所:参議院議員会館 102会議室(1階)
主催:「経産省前テントひろば」 TEL 070-6473-1947
主題:1.使用済み核燃料と核燃料サイクル
発言:澤井正子(原子力資料情報室)
2.原発コストと電力システム改革
発言:山崎久隆(たんぽぽ舎)
◆3/12子どもの未来を守るのは大人の責任。だから原発ゼロ!
第6回原発ゼロへのカウントダウンinかわさき集会
原発を再稼働する必要は全くありません。
自主避難者の住宅支援を3月で打ち切るな!
原発輸出も製造も要らない。すべての原発すぐ廃炉!
日時:2017年3月12日(日)
場所:中原平和公園 (川崎市中原区木月住吉町33−1)一帯。
東横線『元住吉』駅徒歩5分。
10時30分開場。公園内に原発関連ブース展示、出店(物販)。
12時、文化行事。
音楽堂で和太鼓、歌声、楽器演奏。
13時より野外音楽堂でメイン集会。
メインゲスト
小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
松本徳子さん(避難の協同センター代表世話人)
リレートーク
「原発ゼロ市民共同かわさき発電所」、ほか2団体。
14時20分 だれでもデモ出発。
公園→地元商店街、武蔵小杉駅前まで。
主催:原発ゼロへのカウントダウンinかわさき実行委員会
http://www.genpatsu-zero.com/
問合せ電話:044-211-0121 川崎合同法律事務所 三嶋
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┗■4.新聞より2つ
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◆<柏崎刈羽原発>新潟知事ら東電に不信感 耐震性説明で
東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の「免震重要棟」の耐震性を事実よ
り高く説明していた問題で、新潟県の米山隆一知事と柏崎市の桜井雅浩市
長は15日、東電に対し不信感をあらわにした。東電が目指す同原発6、7
号機の再稼働に向けた地元同意に影響する可能性もある。
再稼働に慎重な姿勢を示す米山知事はこの日の記者会見で「東電の説明
が疑わしくなり、対話しようという話が根底から覆ってしまう。反省して
きちんと説明してほしい」と述べ、原因や対策に関する説明を求めるとし
た。
再稼働の「条件付き容認」を掲げて昨年11月に初当選した桜井市長は
「非常に遺憾だ。東電の体質はいまだ改善途上だと見せつけられた。再稼
働を認める条件を厳しいものにせざるを得ない」と強調した。
また、原子力規制委員会の田中俊一委員長も15日の記者会見で「非常に
重症」と述べ、東電の体質に問題があるとの認識を示した。
田中委員長は「(2014年に)評価した時点できちっと発表すべきだ。
そこを謙虚にやらないと審査はできない。信義の問題だ」と、東電の対応
を厳しく批判した。 (2月15日毎日新聞より)
◆田中規制委員長「東電は重症」=柏崎原発の耐震性問題
原子力規制委員会の田中俊一委員長は15日の定例記者会見で、柏崎刈羽
原発(新潟県)の免震重要棟の耐震性に関して誤った説明を続けていた東
京電力について、「社内的な情報連絡が大事なところで抜けているのは、
かなりの重症だ」と不快感を示した。
田中委員長は「耐震性の再評価をしたのが3年前。その時点で報告すべ
きだ。ここに至るまで何も言わなかったのが問題だ」と指摘。再稼働に向
けた柏崎刈羽6.7号機の審査について「もっと謙虚にやってもらわない
と審査できない。非常に重症だと思っている」と非難した。
柏崎刈羽6.7号機は福島第一原発と同じ沸騰水型原子炉(BWR)の
中では最も早く審査が進み、BWR初の合格が有力とみられていた。
田中委員長は「柏崎刈羽が先行していたが、他の電力会社の動きがあれ
ば何ら予断を持たない」と述べ、審査の先行きに影響が生じることも示唆
した。 (2月15日時事通信より)
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故情報」へのカンパを受け付けていますので、よろしくお願い致
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【編集部より】
メルマガ読者からの集会・デモ・講演会のお知らせ、その他投稿歓迎。
※「川柳・俳句・」短歌」などについても投稿歓迎です。
掲載については編集部の判断とさせて下さい。
1.「集会・デモ・講演会等のお知らせ」に関しては、平等に掲載する
ため日時、会場、タイトル及び内容、主催者、主催者の連絡先などを
400文字以内でお送り下さい。
件名に「イベント案内掲載希望」と明記して下さい。
メールマガジンには1回だけの掲載とさせていただきます。
日程が直前にならないよう余裕を持っていただけると幸いです。
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なお、お送り頂いた投稿は集会・デモ・講演会のお知らせを含めて紙
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