6.2(土)<ポスト5・5> 脱原発討論会――再稼働をどう止めるか | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

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<ポスト5・5>脱原発討論会

◆再稼働をどう止めるか

脱原発をめざしてさまざまな活動に取り組んできた二つの市民ネットワー
ク、「eシフト」と「福島原発事故緊急会議」は共同で、「<ポスト5・5>
脱原発討論会――再稼働をどう止めるか」を次のように開きます。脱原
発・STOP再稼働の活動をされている皆さんのご参加を呼びかけます。

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とき:6月2日(土) 18:00開場 18:30開会
ところ:文京区男女平等センター(本郷4-8-2、TEL:03-3814-6159)
アクセス・地図 http://www.bunkyo-danjo.jp//000021.html
共催:eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
福島原発事故緊急会議

脱原発を実現するための課題は多岐にわたりますが、この討論会では、ま
ず喫緊の「再稼働問題」に焦点を置き、具体的な行動提案を導き出すため、
参加者がいくつかのグループに分かれて、全員が議論に参加できるような
場を設けます。その共通テーマは、次の3点です。

◎[電力需給]原発推進派の“電力不足論”をくつがえすアクション
 <提案:竹村英明さん>
◎[安全性]推進派が延命させようとする「安全神話」を打破するアクション
 <杉原浩司さん>
◎[地元との連携]原発立地の人々と連携を強めるアクション
 <アイリーン・美緒子・スミスさん>

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2011年3月の東京電力福島第1原発の爆発事故から、すでに1年3ヵ月に
なります。その事故は、いまも福島県のみならず、東日本一帯に甚大な被
害と犠牲をもたらしつづけており、「復興」からほど遠い状況です。事故
は決して過去形で語られるべきではなく、現在も悪化していることを再認
識することが、私たちのアクションの出発点でしょう。

この原発事故をきっかけに、これまでには見られなかった広範な脱原発
の運動が全国と世界の各地で生み出されています。eシフトと福島原発事
故緊急会議も事故の直後に結成され、集会やデモ、メディアへのアピール、
国会議員も含めた対政府院内交渉、経産省前のテントひろばとの連携、各
界や自治体議員、首長などへの働きかけなど、脱原発の向けたさまざまな
行動に取り組んできました。

ただ、この間、eシフトと福島原発事故緊急会議、その参加団体は、次
々に押し寄せる課題に対応することに追われ、長期的展望に立って、また
諸団体の活動内容について、共通点とヒントを探ることに十分な時間を確
保することができずにきました。これに対して原発推進勢力は、あらゆる
チャンスとごまかしを使って、原発の再稼働と新設、輸出までも狙ってい
ます。5月5日に日本のすべての原発が停止した今、それらの策謀をくいと
めるには、私たちの活動を再整理し、行動していくことが必要になってい
ます。参加される皆さんの、具体的なアクションの積極的なご提案をお待
ちします。

<連絡先>eシフト:03-6907-7217(FoE Japan)
福島原発事故緊急会議:090-6185-4407(杉原)

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◆eシフト:
脱原発と持続可能なエネルギー政策の実現をめざす環境NGOや個人のネ
ットワーク。51団体と約200人の個人が参加。 http://e-shift.org/

◆福島原発事故緊急会議:
原発事故の危機を乗り越え、脱原発社会をつくりだすために行動する、様
々な個人・団体のネットワーク。33団体と約400人の個人が参加。
http://2011shinsai.info/