【緊急】環境ジャーナリスト・青木泰さん「本日の東京新聞と本の出版の件」 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)



本日の東京新聞と本の出版の件
                <環境ジャーナリスト 青木泰さん>



皆様へ



お世話様です。
情報2件とお願いです。

1)「見切り発車の災害がれきー焼却ありき、密室で決定」
本日の東京新聞で環境省がデータなく放射性物質がバグフィルターで除去できると言っていたことが報道されました。
(添付のPDFをご覧下さい)※画像参照

5大新聞の一角でようやく事実が報道されました。
 災害廃棄物安全評価検討会という名の有識者会議で検討されたのは、放射性物質の除去実験ではなかったことは、たびたび報告してきましたが、今回環境省は東京新聞の取材で、データなく焼却の方針を決定していたことを認めました。
「99.99%除去できる」は、環境省だけでなく、がれきの受け入れを検討している地方自治体も口移し的に説明していますが、今回の報道によって各自治体は説明の根拠をなくしたことになります。
 受け入れの中止を求めてゆきましょう。
 またがれきだけでなく放射能汚染廃棄物(汚泥、草木)の焼却もチェックしてゆきましょう。

2)「空気と食べ物の放射能汚染ーナウシカの世界がやってくるー」(青木泰著・リサイクル文化社発行)が23日に全国の書店とインターネットで発売されます。(添付参照)
昨年の311東北大震災以降、自然災害の大きさとそれにも増して原発事故の大きな傷跡を前に、私自身が何をやっていくかを探っていた時、バグフィルターで放射性物質が除去できるというとんでもないことが、言われていることが分かりました。
大量に振りまかれた放射性物質の「除染」の一方で、生活廃棄物に濃縮された放射性物質は焼却して煙突から放出し、「空気」を汚してゆく。国や環境省の方針は支離滅裂で、これをストップすることなくしては、内部被爆がさらに広がり、放射能汚染による影響が私たちを襲うことになる。
そこで大急ぎで書き上げました。
ぜひご覧いただき、がれき問題などのためにご活用いただければと考えます。

よろしくお願いいたします。

定価1200円。
リサイクル文化社の連絡先
T&F 03-3931-2571
メール:LEL02340@nifty.com




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