2.12(日)仙台で「第3回 六ヶ所村ラプソディー東北サミット」 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

鎌仲ひとみさんの映画「六ヶ所村ラプソディー」「ヒバクシャ~世界の終わりに~」
いよいよテレビに登場します。

岩井俊二監督セレクト「映画は世界に警鐘を鳴らし続ける」特別企画。
http://www.nihon-eiga.com/iwaishunji/
日本映画専門チャンネル

「第3回 六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」
~これ以上被災地に放射能を垂れ流すな!いまこそ再処理工場の稼働中止の決定を!~
にご参加・ご賛同ください。
六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット実行委員会

2011年3月11日の東京電力福島第一原発の震災事故は、今後長い期間にわたって、地元
住民をはじめ、国内に深刻な影響を及ぼし続けていくことは必至です。この事故により
「原子力ムラ」が進めてきた原子力政策に対し、様々な層から批判が噴出し、私たちが
「海に空に放射能を流さないで」と訴え続けてきた六ヶ所再処理工場を含めた核燃サイ
クル政策の変更について、国としても検討せざるをえない状況になっています。「もん
じゅ」については、11月26日細野原発事故担当相が廃炉を含めた抜本的な見直しが必要
との認識を示しています。また、10月25日原子力委員会小委員会が核燃料サイクルの費
用を再検証したところ、再利用は地中に埋めて捨てる場合より2倍の費用になるとの試
算を示し、経済的にも核燃サイクルが割に合わないことが明らかにされました。
しかし、一方で青森県では、県の原子力安全対策検証委員会の検証結果での対策の
妥当性を2011年内にも判断し、日本原燃が再処理工場の試験再開に踏み切ろうとしてい
ます。
従って、核燃サイクル(政策変更)についてはここ1年がまさに勝負どころです。

これまで私たちは2回の市民サミットを開催し、また2011年10月2日には、広河隆一さ
んと永田文夫さんをお迎えして緊急講演会を行いました。特に2011年2月に仙台で行わ
れた第2回サミットでは、再処理工場の問題点を、経済性・ガラス固化の技術性・環境
への放射能汚染の3点から掘り下げ議論し、関西などの仲間とも連携して再処理を止め
るアクションを進めることを参加者全員で合意しました。しかし直後の3.11震災によっ
て私たちを取り巻く状況は一変し、これまで積み重ねてきた議論と行動を踏まえ、さら
に必要なアクションを作り上げる必要が出てきました。これ以上被災地東北に放射能汚
染を広げないために、この状況下で最も有効な手は何なのか、みなで意見を出し合い、
協力してアクションを起こしていくために、第3回の六ヶ所村ラプソディー東日本市民
サミットを開催いたします。
今回はメイン講師に原子力資料情報室の澤井正子さんをお迎えし、国がどのように核
燃サイクルの見直しをしようとしているかをお話しいただき、その中で私たちはどのよ
うに動くことが可能かを考えていきたいと思います。また、これまで精力的に活動され
てきた「三陸の海を放射能から守る岩手の会」の永田文夫さんと、「豊かな三陸の海を
守る会」の田村剛一さんから報告をいただき、シンポジウム形式で、参加者のみなさん
と今後の運動の進め方について議論を深めていきたいと考えております。ぜひみなさま
のご参加をお待ちしております。

【企画内容】「第3回 六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット」
~これ以上被災地に放射能を垂れ流すな!いまこそ再処理工場の稼働中止の決定を!~
○講演:澤井正子さん(原子力資料情報室)「澤井正子に聞く3.11後の核燃サイクル」
○報告 
永田文夫さん(三陸の海を放射能から守る岩手の会)「六ヶ所再処理工場による放射
能汚染」 菅野和夫さん(豊かな三陸の海を守る会)「市民による政策を変えるための
具体的運動(請願など)」
○日時 2012年2月12日(日) 10時~17時10分
○会場 仙台市市民活動サポートセンター セミナーホールなど
○参加費 500円 (要予約)(★高校生以下無料)
※交流会の参加・不参加もご連絡ください(約3,000円 18時30分~20時30分ころ)
○主催 六ヶ所村ラプソディー東日本市民サミット実行委員会
○連絡先 たてわき wakamesanriku@yahoo.co.jp
FAX 022-302-3284  携帯 090-8819-9920(20時以降)
※託児はありませんが、お子様連れでもお気軽にご参加ください

【当日スケジュール】
9時30分 開場
10時  開会
10時10分 澤井正子さん講演 
12時   昼休み休憩
12時45分 午後の部開始 
13時  プレゼン(永田文夫さん)
13時25分 プレゼン(菅野和夫さん)
14時   全体会(シンポジウム)開始
17時   全体会終了 サミット宣言

★参加申し込み (参加費は当日お支払いください)
●お名前
●人数     人
●連絡先(メール、なければ住所・電話をお願いします)
●交流会への参加(約3000円 18時30分~2時間ほど) 参加・不参加 
●講師へのご質問やご意見(核燃サイクルや再処理工場について)※当日可能な範囲で
お答えいたしますのでご了承ください。また、配布資料にはご質問・ご意見を掲載の予
定です。
※記載いただいた個人に関する情報は、今後実行委員会および協力団体からのお知らせ
以外の目的には使用いたしませんが、もしご希望しない場合は下記にチェックをお願い
します。
□ お知らせは必要ない

★賛同団体・個人募集
この企画への賛同を募集しております。
あわせて、賛同金を募っておりますので、ご支援いただける方はよろしくお願いたしま
す。
当日の配布資料に名前を記載いたしますので、記載が可か不可かもご連絡ください。

【お振込みの場合】
郵便振替 02260-3-107616 六ラプ東日本市民サミット世話人会
団体名・氏名 公開 □可  □不可  

※領収書はお振込み頂いた際の振込み受領書をもってかえさせていただきますが、領収
書が必要な場合はお知らせください。


◆澤井正子さん プロフィール
チェルノブイリ原発事故後、故高木仁三郎さんが主宰した「反原発出前お店」の活動に
参加し、各地の原子力発電所や青森県六ヶ所村を訪れる。1992年から原子力資料情報室
スタッフとなり、再処理、廃棄物問題を担当。「原子力資料情報室」は、原子力エネル
ギーに依存しない社会のあり方を求めて調査/研究活動をおこなうNPO。

◆永田文夫さん プロフィール
2005年2月に「三陸の海を放射能から守る岩手の会」を設立し、世話人を務める。
三陸の海を放射能から守る岩手の会は、これまで、岩手県議会へ「岩手県を六ヶ所再処
理工場の放射能汚染から守ることについての請願」を提出(2008年)や、総理大臣へ全
国署名「海に空にこれ以上放射能汚染を広げないよう再処理工場の稼働凍結を求める署
名」を提出(95492筆)(2010年)など、何度も国や青森県、日本原燃に質問状・要望
書をだすなど、放射能汚染を防ぐために精力的に活動してきた。

◆田村剛一さん プロフィール
「豊かな三陸の海を守る会」会長。
岩手県内全市町村を回り、「放射能海洋放出規制法(仮称)」を早急に制定し、放射能
から海を守るよう国への意見書の提出を求める請願運動を行ってきた。漁業者や消費者
の共通の願いであるこの運動は盛岡市、釜石市をのぞく各市町村議会に提出した請願が
採択されるという成果を生み出している。

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