食品放射能調査の第一回目「秋のお魚調査」GPJ | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)


こんにちは。「グリーンピース放射能測定室 シルベク」の鈴木まいです。


福島第一原発での事故後、福島とその周辺の放射線調査を行ってきました。
そこで目にしたのは、深刻な汚染の実態だけではありませんでした。

マスクをして登下校し、外遊びができない子どもたち。
まわりの人が避難していく中で、子どもを避難させることができない事情を
かかえ、心を痛めているお母さん、お父さん。

補償は進展せず、漁にでることも許されないながらも、
大切な船を丁寧に修理して、海にでる日を心待ちにしている漁師さんたち。


お話を聞くたびに胸がつまり、かける言葉が見つからず、
「しっかり調査をさせていただきます」ということが精一杯でした。
それと同時に、信頼できる情報を誰もが探していることも強く感じました。


先週、食品放射能調査の第一回目「秋のお魚調査」を発表しました。
想像以上の反響が寄せられ、放射能汚染にたいする関心の高さと、
シルベクの役割の大きさを改めて感じました。
(まだご覧になっていない方は、こちらから調査結果をダウンロードできます。
お買い物の参考にしてください)
http://www.greenpeace.org/japan/ja/earthquake/monitoring/fss1/?gv20111027


第2回のお魚調査もすでに始まっています。
冬には関西地方のスーパーマーケット抜き打ち調査も予定しています。
調査結果が出ましたら、メールマガジンでもみなさまにお知らせします。


最後になりますが、あなたの「知りたい」にこたえるため、「シルベク」は
あなたのご寄付を必要としています。
みなさまのご支援を心からお待ちしています。
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/support/supporter_form_html#form


グリーンピース放射能測定室 シルベク
鈴木 まい