西海岸に到達した微量放射線 | 脱原発の日のブログ

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12月8日は1995年、もんじゅが事故を起こして止まった日。この時、核燃料サイクルと全ての原発を白紙から見直すべきだった。そんな想いでつながる市民の情報共有ブログです。内部被ばくを最低限に抑え原発のない未来をつくろう。(脱原発の日実行委員会 Since 2010年10月)

西海岸に到達した微量放射線~ピース・フィロソフィー・センターからのメール情報
http://www.nytimes.com/2011/03/19/science/19plume.html?_r=1&hp

ニューヨークタイムズ紙の報道によると、アメリカ西海岸でごくごく微量の放射線量が観測されたとのこと。
チェルノブイリ事故でも10日後に微量の放射線が10日後に西海岸に届いたという。
これは、国連の包括的核実験禁止機関が、世界各地で核実験が行われたことを探知できるために
設置してある非常に精度の高い装置である。  一原子単位から計測できるという。

全世界に60カ所そのような計測地点があり、今回は、カムチャツカ半島でまず観測され、金曜日になって、
カリフォルニア州サクラメントで観測された。ごくごく微量のヨウ素131とセシウム137が出たとのこと。
来週明けには、東海岸に到達するだろうと予測されている。

これでアメリカ人が心配するようなことがあったら馬鹿げている。これに心配するのだったら冷戦中に
1000回も核実験やったネバダ実験場からの放射性降下物を米国人は(カナダ人)は全員浴びている
のでまずそっちを心配すべきだ。

なぜこのニュースに注目しているかというと、これだけ精度の高い計測器を世界中に60カ所も置いて
いるのなら、そのグローバルな数値の推移をしっかり押さえておく必要があると思うから。
北朝鮮の核実験を恐れて、日本と韓国にはまずあるだろう。こういうこと全くわからないが、今、
政府が発表する放射線値というのも非常に当てにならないので、こういった国際機関がどんどん
動いて数値を発表していってほしい。


---------レンゲメレンゲ