泉北高速は維新政治の成功例と嘘をつく市長 | 真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するブログ

真の国益を実現するため、外交・国防・憲法・経済・歴史観など
あらゆる面から安倍内閣の政策を厳しく評価し、独自の見解を述べていきます。

泉北高速に特急ができるようです。

南海電気鉄道と泉北高速鉄道の2社は10月8日、高野線と泉北線のダイヤ改正を12月5日に実施すると発表した。南海の難波駅(大阪市中央区)と泉北高速鉄道の和泉中央駅(大阪府和泉市)を、最短29分で直通する特急『泉北ライナー』を新設する。

http://response.jp/article/2015/10/09/261725.html


これをうけ橋下市長はこういうツイートをしています。



維新政治の成功例と言って自画自賛しています。

FBで有名な維新応援ページも・・・


維新改革の真骨頂と言っています。



今回の泉北高速の件の経緯を2分ほどにまとめてみました。


まぁ維新の真骨頂・維新政治の成功例とは言えない経緯なんですよね・・・

当時市長はこういうことも言っています。赤旗なんですが。

堺市などを走る泉北高速鉄道を運営する第三セクター「大阪府都市開発」の株式を、大阪府が、米投資ファンド「ローンスター」に売ろうとしている問題で、大阪市の橋下徹市長は28日、「行政資産を持っている自治体が手本にしてもらいたい事例だ」と述べました。会見での発言です。

 橋下氏は、松井一郎知事は「大阪府都市開発」の株式を売却して「なにわ筋線」などの新たな交通網の整備にあてる方針だと述べた上で「大阪市交通局も同じようなことを考えるべきだ」と主張。市バス路線の大幅な切り捨てと一体の市営地下鉄民営化を「錬金術だと合理化しました。

 地下鉄民営化後の株式売却については「なんで日本人は外資やファンドが入ってくることを恐れるのか。外国資本を日本に呼び込むなんて成長戦略の最たるものだ」と語りました。

(2013年11月29日付しんぶん赤旗)


公約にたぶん未だに「地下鉄民営化」を掲げているはずですが(掲げてないかも)、これも外資、しかも投資ファンドに売却する可能性もありますね。うまくいけば今回みたいに否決されますが・・・

橋下・松井両氏はローンスターの売却を推し進めていた人達、4人の維新造反議員はこれに反対し除名処分になりました。4人が造反しなければ可決されていたところです。どうみても4人の維新議員のおかげです。これを市長が我々の成果とするのはおかしいですね。

これが否決されたあとの南海売却案はというと・・・

大阪府議会は6月6日、泉北高速鉄道を運営する「大阪府都市開発(OTK)」株式の売却議案を可決した。府は7月はじめに同社株式を南海電鉄へ750億円で売却する。

 売却議案は、先だって審議を行なった都市住宅常任委員会でも委員から要望・質問はあったが全会一致で可決した。

http://www.community2525.com/news/2014/06/11120459.php


全会一致なんですよね・・・

維新の失敗が上手く転がっただけなんですよ。


運賃値下げは堺市が補助金を
NHK NEWSweb 2013年12月11日 15時24分
http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20131211/3726211.html

大阪府の松井知事は泉北高速鉄道のアメリカの投資ファンドへの売却方針について大阪府全体の利益を考えた結果だとしたうえで運賃の大幅な値下げは地元の堺市が補助金を出して実現すべきだという考えを示しました。

堺市と和泉市を結ぶ泉北高速鉄道について大阪府は運営会社をアメリカの投資ファンド「ローンスター」に売却する方針ですが、地元・堺市の市議会は方針の撤回と運賃の大幅な値下げの実現などを求めています。

これについて大阪府の松井知事は記者団に対し投資ファンドへの売却方針は買い取り価格が最も高かったことなど府全体の利益を考えた結果だと強調しました。
そのうえで松井知事は「これ以上の利便性を求めるなら堺市の竹山市長の覚悟ひとつだ。堺市は阪堺電車には10年間で50億円の補助金を出しており泉北高速鉄道はどうなのかという話だ」と述べ運賃の大幅な値下げは堺市が補助金を出して実現すべきだという考えを示しました。

http://kiziosaka.seesaa.net/article/382470440.html



松井知事は堺市長に「金を出せ」と切り捨てました。


それを今頃になって「維新政治の成果だぁーーーー!!!」と言われてもね。


ほんとに嘘しか言わないですよね。


嘘つきとして正直な市長です!


よろしければ、一日一回バナーのクリックをお願いいたします。