薬ネット販売、23品目は3年間制限 厚労相表明
市販薬(一般用医薬品)のインターネット販売について田村憲久厚生労働相は6日、医療用から切り替わった直後の薬は市販後3年間は認めず、劇薬は認めない方針を表明した。「薬害問題の反省のもと安全性確保に重きをおいた」とし、即時の全面解禁を求めるネット業界の主張は受け入れなかった。今国会に薬事法改正案を提出、来春実施を目指す。
安全性確保のためには、規制は当たり前であると筆者は考えます。ネット販売の解禁自体、そもそも特に必要とはいえない規制緩和であると思っていますが、それでも安全性に配慮した形での解禁となったことは評価したいと思います。
ところが・・・この妥当な判断に対して、楽天社長の三木谷浩史は、
三木谷氏、政府会議辞任へ 薬ネット販売制限に反発
何なのでしょうか・・・これぞ、「レントシーカー」面目躍如ですね。
自社の利益のことしか考えない。国民の安全とか、一気に解禁すると町の薬剤師さんや薬局が困るとか、そういった思慮の欠片も無い。この男にあるのは「自社の利益」それだけです。
こういった男を生み出してしまった戦後教育には、本当に腹が立ちます。
「金儲け」の前に、倫理観というか、「人徳」をもっと大事にするべきです。そして、「国家・国民」のことを考えられる度量も必要です。
かつて、アメリカの自動車メーカーGMの会長であったチャールズ・ウィルソンが、1952年にアメリカ上院軍事委員会で「GM(ゼネラル・モーターズ)にとってよいことは、アメリカにとってもよいことだ」と言いました。
果たして、「楽天にとって良いことは、日本にとっても良いこと」なのでしょうか?
読者の皆様は、どう思われますか?
この三木谷浩史という男が、自社の利益だけを追い求めているのか、真に国益のために働いていたのか?どちらだと思われますか?