常長にござる。
仙台・青葉まつりの起源は、江戸時代の「仙台祭」に遡ることができる。
仙台東照宮のお祭りとして開催され、その賑わいは仙台藩一であった。
明治に入ってからは政宗公を祀る青葉神社のお祭りとなっていたが故あって戦後に途絶えたままになっていた。
それを、政宗公没後350年となる昭和60年に「仙台・青葉まつり」として再開し、今年32回目と相成ったわけじゃ。
さて、青葉まつりといえは、すずめ踊りや青葉神社神輿渡御、武者行列に山鉾巡行、火縄銃に伊達縁の縁日などたくさんござるが、自前甲冑自慢大会も楽しみの一つ。
年に一度、己が甲冑愛を世に披露する絶好の機会。
今年も八名の猛者が集った。
甲冑が好きで自分の身体にフィットする甲冑を拵えた女武者。
紙甲冑を自ら作る夫婦武者。
そして、働いて稼いだ給料を全て甲冑に捧げる伊達な若武者。
誠に見事でござった。
これからも甲冑愛を磨いてくだされ!
明日はいよいよ、本まつり。
東二番丁通りから定禅寺通りまでの甲冑武者行列も見ものじゃぞ!
我らの演武・おもてなしとともに、まつり全体を楽しんでくだされ!!
支倉六右衛門常長