All for one, One for all. なるほどなあと実感。 | ダルオブログ。

All for one, One for all. なるほどなあと実感。

ワールドカップ。
言いたいことはたんまりとある。
でも、2戦目で香川を先発させなかったザックには、さすがと思った。
岡田他、日本の解説者が采配についていろいろ言っていたが、
彼らはそもそも香川を使わないという選択肢を今まで選ぶことができなかった輩だ。

初戦はポーカーでたとえると、
開始早々AKが来て、目をつむってエイヤーっとオールイン。
相手はKKだったが、Aが落ちてダブルアップ成功!
ところが、
たかだかチップが倍になったというだけなのに守りに入り、
相手からのレイズにリレイズできず、
回を追うごとにチップを削られまくり、
逆転という、
もうウィークもウィーク、情けないほどのウィークな戦いぶりだった。

2戦目も結果は同じように最悪だった。
けど、まあ、こっちはしょうがいないなあ。
日本のレベルが足りないというだけで、
いちおう戦いはしたから。
香川は3戦目では途中出場すらしてほしくないが。
もっといえば、遠藤も使わないでほしいが。

さてさて、
ワールドオブタンクスという戦争ゲームをやっています。

このゲームは、軽戦車、中型戦車、重戦車、駆逐戦車、自走砲という5種類のタンクで、
戦う戦争ゲームです。
軽戦車には軽戦車の、
重戦車には重戦車の戦い方があって、
それをわかっているチームが勝利することが多い……と感じます。

たとえば、スナイパーっていますよね?
敵味方が至近距離からガンガンやりあっているのを、
遠くの茂みからこっそり隠れていてズバーンと撃つやつ。
これって、誰もが憧れる戦い方です。
だって、自分はやられにくくて、しかも、相手はやっつけられるわけだから。

でも、全員がスナイパーになろうとすると、これはもうダメダメ。
なぜか?
簡単にいえば、どこに敵がいるかわからないからです。

それと……。
火力の弱い軽戦車がいっくらスナイパーしても、
せいぜいかすり傷を負わせる程度。
無意味なのです。

だから、軽戦車は怖くても前線付近に出て、
戦わなくてもいいから、索敵をする。

中戦車はその軽戦車が孤立しないようにフォローしてあげて、
重戦車は中戦車をフォローする。

そして駆逐戦車(だけではないけど)がスナイパーに徹する。
これが理想みたいなもの。

でも現実は、
軽戦車も中戦車も怖がって前に出ない。
なぜか、重戦車がどんどん前に出てしまって的になる。
なんていう、
ほんとしょーもない戦いが多いです。

やはり役割分担はしっかりしないとね。

日本代表は軽戦車も中戦車もたくさんいて、
みんな、自分の役割をしっかりこなそうとするんだけど、
肝心要の駆逐戦車や重戦車がいないんだよねー。