グルージャ盛岡をリスペクト! | だるま親雲上日日記

グルージャ盛岡をリスペクト!

141025対グルージャ盛岡戦前半

 昨日、われらがFC琉球は、12日に対戦する予定だったグルージャ盛岡とのホーム戦を迎えました。
 天気予報は、雨になるような感じで、それなりに湿度も感じましたが結局は降らず。記録を見ると27.8℃なので、まずまずのコンディションでした。とはいえ、グルージャ盛岡の選手の皆さんには、暑かったでしょうね。
 試合は、3月に観たグルージャ盛岡とは、別のチームがそこにおりました。ハッキリ申し上げまして、どん引きで一発だけを狙っている、試合運びの面白くないチームとの印象がありましたが、昨日は、魅せるチームに成長していました。
 なるほど、しっかり守って、攻めるべき時は徹底的に攻めるというスタイルが見て取れました。対してわれらがFC琉球は、攻めるサッカーからはじまって、ようやく守るサッカーが身に付きはじめた段階です。
 試合運びを見ながら、われらがFC琉球がなすべきことを、グルージャ盛岡は既にやっているという感じ。ということで、なんだか「背中」を見せられているような、先行されたことに対するリスペクトの気持ちがわき上がる、変な感覚で観戦しておりました。
 ボールの支配率は、ややわれらがFC琉球に分がありそうでしたが、逆のいい方をすれば「持たされていた」というところでしょうか。
 殊に、攻め上がってからの手詰まり、セカンドボールの処理の拙さが目立ちました。
 前半終了間際の43分、砂川太志選手のちょっとしたマークミスなのか、相手の菅原太郎選手に、右手からのCKを決められてしまいました。
 後半に入ると、グルージャ盛岡は、明らかに逃げ切る作戦に。次々に選手を交代します。あの土井良太選手も後半30分に菅原選手に替わって投入されます。
 われらがFC琉球は、後半20分に藤澤典隆選手に替わった真栄城兼哉選手が、リズムに変化をもたらします。ゴール前への意識も高まり、前半にシュートが1本しかなかったのにも関わらず、後半は6本を記録。
 ただし、時間は刻々と過ぎ去ります。そして、真栄城選手の惜しい一撃がCKとなります。それを浦島貴大選手が決めて、1-1で試合終了。
 帰り際、汗だくになったグルージャ盛岡のサポさんが、「最後の最後にやられました」と悔しそうでした。ですが、いい試合を観せてくれたのは、紛れもなくグルージャ盛岡でした。お疲れ様でしたっ!