初めまして!南の島のだるまと申します!!

 南の島=沖縄から、極私的な日記を綴って参ります。

 従いまして、あまりの独断と偏見に嫌気がさすという方も、少なくないかと思いますが、そのときは、どうか速攻でスルーしていただければと存じます。あはは。

 とりま、アニメ『Free!』とその舞台となった岩美町(鳥取県)、ぬこたちやら、5人だった東方神起にK-POP、韓国のことなんかがネタになってます。

 こんなだるまですが、皆様よろしくお願いいたしますっ!!


 でもって、HP「だるまさうし」 へも足を運んでいただきますよう、お勧めいたします(^-^)ノ~~。

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2017年08月21日(月)

平成14年度~平成16年度離岸流調査(浦富)報告書【1】

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 浦富海岸の離岸流に関する情報の2つ目は、2002(平成14)~2004(平成16)年度にかけて、第八管区海上保安本部海洋情報部が行った調査報告書です。

マリンレジャーを楽しむ方々の増加と、それに伴う事故の多発に関して、離岸流が原因と思われるものがあることから、事故防止を目的としていることがわかります。

 

 

平成14年度~平成16年度離岸流調査(浦富)報告書

第八管区海上保安本部海洋情報部

 

1 目 的

 第八管区海上保安本部管内では年間を通じマリンレジャーが盛んに行われており、マリンレジャー愛好者も年々増加している一方、海浜事故も増加傾向にある。海浜事故の要因の中には離岸流が原因と思われる事故も報告されていることから、離岸流の実態及び発生条件等を調査し海浜事故の防止に役立てることを目的とする。

 

2 経 緯

 平成14年度に鳥取保安署(当時:網代保安署)から、離岸流が原因と思われる海浜事故が頻繁に発生しているため、当保安署は数年前から独自で調査していたが共同での調査依頼があった。そこで海岸工学の専門家である大阪大学出口一郎教授と共に調査することとした。また平成15年度からは日本水路協会補助事業(調査研究)「離岸流等の観測手法及び特性把握に関する研究」として、日本水路協会と共同研究をすることとなった。当部は流れのデータの取得を実施することとし、そのデータをもとに大阪大学が数値シミュレーションする。

 

3 調査区域

鳥取県岩美郡岩美町浦富海岸(図1)

 

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2017年08月20日(日)

「鳥取県浦富海岸で観測された離岸流の特性」【下】

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 今日は、桐島夏也のお誕生日!まずは、おめでとうございます。10月にグッと格好良くなった夏也の姿をとくと拝見させていただきたい

 ということで、昨日に引き続き、『海岸工学論文集』の論文を掲載いたします。

 

 

 

 

 

 

 

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2017年08月19日(土)

「鳥取県浦富海岸で観測された離岸流の特性」【上】

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 今年は、残念なことに浦富などでも水難事故が多発しています。各方面からの情報から、海水浴に来られた皆さんの意識が問われるケースが余りにも多いということがわかりました。

 岩美町、岩美町観光協会などでは、現地に「遊泳禁止」や「離岸流発生」の立て看板を設置していますし、監視員の方々が注意しているのですが、それらを無視して海に入り、事故に遭っているとのことです。

 監視員はじめ地元有志の皆さん、声が嗄れているのは、何度も大きな声で注意しておられるからです。

 そこで、浦富海岸の離岸流について、ネットで得られた2つの情報をお伝えいたします。

 まずは、2003年に土木学会が発刊した『海岸工学論文集』第50巻に掲載された、「鳥取県浦富海岸で観測された離岸流の特性」です。

 

 

 

 

 

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2017年08月18日(金)

横書き『浦富名勝古跡案内』【9】

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桐山城址

 海水に浴しつゝ背後を顧れば一峯兀として青螺を空除に横ふ是ぞ標高203の桐山なり 有りし昔の跡訪はんに山なきも残んの孤松二三株 当時の歴史を語り顔なるぞ床しき新緑雨霽るゝ時一度登臨して峯頭に立たば 浦富の市街は脚下に見え 四顧の青黛一眸の中に集り 伯耆の大山は雲烟縹渺の内に珍瓏たる屏顔を表はし 蒼海には白帆飛び 漁舟浮び鼇嶼散点眼界の広濶眺望の偉大多く其比を見ず 桐山一に木山、紀伊ゲ山或は金山とも云ふ 太閤真顕記に磯部の城とあるは是なり 草剣の時代は詳かならざるも古き国絵図には塩谷判官高貞の創立なりとも見ゆ 永禄天亀の此廃地となりしが 当時海賊となり因幡但馬丹後の間を徘徊せし出雲尼子の臣山中鹿之助は岩本の海岸より上陸し 此城によりしが程なく法美甑山の城に移れり 天正中秀吉入攻の時には垣屋播磨守をして之に拠らしめ但馬口の固とせり 天正8年山名豊国の款を秀吉に通ずるや 毛利氏牛尾大蔵左衛門春重をして桐山を攻めしむ 城堅くして陥ちず春重敗死す 其墳墓今猶細川村にあり 翌9年秀吉国中を平定するや播磨守をして当地を治せしめ以て巨濃郡1万石を領せしむ 其子隠岐守関ヶ原の役に石田三成に黨し敗れて高野山に自殺す 其鬢髪は葬て宇治村長安寺にあり 其後池田光仲侯の鳥取に封ぜらるゝや鵜殿民部大輔をして当地におらしめ岩井郡を治せしむ 当時武を錬りし陣屋の地には現今浦富水産学校浦富尋常小学校ありて人材を陶冶する所となれり

鵜殿氏之墓

 鵜殿氏の墓は字奥市桐山の麓にあり 鵜殿民部大輔が岩井郡を領するや 浦富は其治所たりしを以て累代の墳墓此地にあり 往時は老松墓城を蔽ひ塀垣整ひしが 今は残んの松二三株英魂を吊ふのみ 文を能くし画に巧なりし長春氏の墓も此処にあり

 

 因に鵜殿氏は大織冠鎌足11世の左近衛中将正四位下陸奥守藤原実方5代の孫 熊野の別当湛増の子某三河国西郡鵜殿村に住す 十余代を経て鵜殿長善に至り長将、長祐、長忠、長次、長之、長定を経て長春に及ぶ 累代池田侯の家老職たり

 附松田道之小伝

 祖先は北条氏政の臣某にして備前に来り 藩家老鵜殿氏に客となり其子鵜殿氏に従ひ因幡に徒り世々浦富邑に居る 市太夫に至り鵜殿家の宰となり始て鳥取に徒る 子なきを以て久保市郎兵衛の子俊蔵を養て子となす此松田道之なり 初は之進と称し次で正人と云ひ後道之と改む 藩学に入り学を修め年17にして豊後の広瀬淡窓の門に入り4年にして帰る 明治維新前藩の命により諸藩の間に周旋し敬重せらる 明治元年4月徴士となり内国事務局権判事に任ぜられ滋賀県知事となり令名あり 累進して東京府知事となり才名天下に鳴る 明治14年病に罹り同15年7月6日卒す享年44 朝廷其勲功を賞し正4位に叙し特旨を以て金5千円を遺族に賜ふ 

 

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2017年08月17日(木)

横書き『浦富名勝古跡案内』【8】

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観音島

 鴨ヶ磯の西方島嶼多く奇岩怪石星点碁布し 大なるもの小なるもの俛せるもの 巨鼇の首を擡げて浮ぶが如く 長鯨の鬛を振つて吼ゆるが如く 千態万槎挙げて数ふべからざる 而て海岸の連山は壁立千仭直に海を圧し 無数の海鳥は此間を縫ひ来て復去る 島嶼中観音島と称する一小島あり 古記に平城の御宇大同元年3月漁翁網を携へ小舟を漕ぎ洋中に赴きしに 俄に波涛おこり一船震ひおののき神心安からず 須刻して風波静すり遥に海上を見れば 岩上に仏の本尊顕はれたり 船を漕ぎ寄せ合掌礼拝し奉るに閻浮檀金の尊像なり 舟に遷し奉り持ち還りて礼拝す 岩本村網代寺観照院に祭る本尊是なりとあるは 此小島の事にして今も尚櫓櫂触れば仏罰を蒙り腹痛を生ずとて 漁人畏れて舟を近けず

 

 名にもおぢて海士もゆるすか観音の

  千の御手にもあまるうろくづ  逸処米質

 

 是より稍西方に進めば逼る所一岩窟あり 洞口狭隘にして纔に舟を容るべし 然れども漸く入りて漸く濶く其高数丈にして岩燕飛翔し 洞内の石状波浪の浸蝕によりて神劖鬼削宝に自然の奇工を極む 試に舷を打てば薄暗き窟内鳴動して一種異様の反響を生じ藍里の深潭さながら奈落の底もかくやと疑はる更に深く入れば凄風颯然として襲ひ来り 皮膚粟立夏天猶寒きを覚ゆ

千貫松島

 観音島の西南網代村の北方にある孤島なり 巨巌海上に峙立して一老松其頂上に蹯り 枝幹頗る奇なり 其鹹風に晒されたる幾世ぞ其晩翠を持する何等の苦節ぞ 而して此島は海涛のため浸蝕されて弯門を作り 孤舟に掉して島脚を通るを得 伝へ道ふ旧藩主池田侯(鵜殿氏の家史によれば伯耆守綱清数此浦を遊覧し 歎賞措かずとあり)此処に遊び島上の松樹を見て愛賞措かず 曰く能く之を移して我が庭園に致すものあらば与ふるに禄千貫を以てせんと 因て此称ありと 此島の東方には北海万古の波涛に洗はれて屏風を列するが如き見落の断崖 南方には虚空蔵山の絶壁あり 壮観筆舌の形容する所にあらず

 

 千貫松  山瀬立堂

 伝云旧藩主池田侯曾投金千貫欲致其庭而不能故為名

海中巌角秀奇松 幾閲風霜若臥龍 何応諸侯千貫聘

曾享秦帝大夫封

 

 仙巌浦舟中之作  井上甫水

怒涛千古洗山根 石骨成屏又作門 林立奇巌何以此

恰如万鷲截風奔

 

 我見てもそれが價は有磯浪の

  音にきこえし千貫の松  逸処米質

 

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2017年08月16日(水)

横書き『浦富名勝古跡案内』【7】

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菜種島

 亦此古来有名の一勝境にして浦富より海上17町の西方にあり 

陸路田後より白原坂を越えて至るを得 断崖絶壁より成る一孤島上疎松嵯峨たるを見る 自然に叢生せる菜花は春風盛開の季全島を飾りて爛漫たる黄金島たらしむ 二百数十年前の著述稲葉民談記に 此島山の頂に何時の世よりにやありけん 菜種自ら生い繁りて暮春艶陽の比には 菜花爛漫と咲き乱れ彼島山に満ちすれば 海辺の遥望一片の黄雲海潮に浮び 煙霞千里の風景誠に妙なる佳境なりとあるを見れば 其菜種発生の起原極めて故きを知るべし 南方には白原(城原とも書す)の小妙浜あり 附近には奇岩水に臨み 老松岩に倚る詩人の所謂緑樹影沈んで魚樹に登るてふ風致を眼前に見るを得べし 知らず真美の妙境何人かよく之を模出すべき

 

 題茶花巌  伊良子大洲

海上羽人巌是家 黄金錬羅駕龍車 巌頭金屑無人拾

化作千春黄金花

 

 うちかへす波に間ばや誰が作る

  春の田後の菜種しま山  逸処米質

 

 魂を消し肝をつぶして命にも

  かゝるみちとはしらはらの坂  同

 

鴨ヶ磯

 菜花島の西方にあり 東西の両側は断崖峭立し前面には島嶼碁布し怪松点綴して千古青潤の妙を極む 狭き砂浜には花崗岩の砕片より成れる純白なる細砂と 緑滴る小松と相対して配置の妙趣謂はん方なし 乃ち舟を貸して此浦に掉さんか一岩去りて一巌来り 翠松青波に蘸映するの光景一々名状すべからず

 

 田後浦  山瀬立堂

可以依船還可陸 風光一々入詩情

閑雲出岫山客静 奔浪打巗潮勢轟

岸々奇松龍鰐舞 湾々怪石虎獅驚

夕陽水漲朝江処 帆影斜々前後行

 

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2017年08月15日(火)

遊泳厳禁!!

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 昨日、フロリックシーアドベンチャーパーク浦富さんがツイッターに、

 「浦富海水浴場は、今日も1日遊泳禁止。離岸流も大発生。膝下の水深でも、引きずり込まれる程の潮の流れで本当に危険。何人も流され、その度に監視員さんが助け出したり、救急車が来たりする状況です。明日も高波の予報。海水浴に行く前には、必ず遊泳禁止になってないか確認してからお出掛け下さいね。」

と、呼びかけておられました。

 『日テレNEWS24』によれば、去る11日(金)午後0時半過ぎ、遊泳禁止となっていた浦富第1海水浴場で、海水浴をしていた大阪府東大阪市のSさん(33)と長女(2)が溺れているのを他の客が見付け、監視員などが救助に向かいました。しかし、救助されたとき、長女はすでに意識がなく、重体となっています。

 事件のあった現場は、波の高さが1.5mぐらいあり、潮の流れも速くなっていたとのこと↓。

http://news.livedoor.com/article/detail/13462625/

 また、『朝日新聞』によりますと、12日(土)には湯梨浜町の原川河口沖でも兵庫県姫路市の男性会社員(23)が亡くなる海難事故があり、13日(日)には鳥取市青谷町の井手ヶ浜でも、「ブイにつかまっていた男性が見えなくなった」との118番通報があり、鳥取県警によりますと、神戸市の男性会社員(69)が搬送先の病院で死亡が確認されました↓。

http://www.asahi.com/articles/ASK8F6CTSK8FPTIL01F.html

 平生は穏やかな浦富の海ですが、一旦波が立ち始めますと、強烈な離岸流が多発することでも知られており、「せっかくだから」とか、「遠くから来たのに」などと安易な気持ちで海に入ると、取り返しのつかないことになります。

 それでも、監視員の目をかいくぐるように海に入る者が後を絶たず、パトカーや救急車がひっきりなしに駆け付けているとのこと。そもそも、「土用波」といって、「土用」を過ぎると波が荒れるのは常識ですし、ましてやお盆に海に入ると、亡者に足を引っ張られるといういい伝えも各地に残されています。

 近年は、誰でも知っていた知恵が失われ、安易な自己判断で大勢の方々に迷惑をかけることも多々起こっています。自己判断を下す以上自己責任でもあります。本当ならばそういう者を助ける義理はないと思うのですが。二次災害の危険性も高く、地元の皆様には誠に申し訳ない次第です。

 どうぞ、楽しい夏休みは、事故のないように細心の注意を怠らず、安心、安全に遊んで欲しいものです。

 

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2017年08月14日(月)

「まこちゃん1号」も割引に?

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 『Free!』ファンには耳寄りなお知らせが。岩美町HPに掲載されました

http://www.iwami.gr.jp/item/8619.htm#itemid8619

 題して『鉄道利用でお得に!颯爽と山陰海岸をサイクリングしよう』。

 鉄道を利用して、但馬地域・鳥取県東部地域を来訪された方限定のお得なキャンペーンなのだそうです!

 『Free!』聖地巡礼必須アイテムをお安く乗りこなしましょうっ(^o^)b

 

 兵庫県但馬・鳥取県東部地域の交通・観光連携協議会では、鉄道の利用促進や、山陰海岸ジオパークをはじめとした観光振興等を目的として、駅前レンタサイクルの利用料補助を行っています。

 1.対象者

 京阪神等の遠方から鉄道を利用して、山陰本線・播但線の兵庫県但馬地域と鳥取県東部地域の9駅を来訪し、駅前レンタサイクル所で自転車を借りられる方

 2.利用方法

 (1)鉄道を利用し、遠方から来たことがわかる切符を駅前レンタサイクル所に提示する。

 (2)アンケートに回答し、レンタサイクル料金の割引を受ける。

 ※詳細は、パンフレット参照(岩美町HPからアクセスできます)

 3.補助実施駅(計9駅)

 岩美駅、鳥取駅、豊岡駅、城崎温泉駅、竹野駅、香住駅、浜坂駅、竹田駅、生野駅

 4.開催期間

 2017年7月22日(土)~11月30日(木)

 5.主催

 兵庫県但馬・鳥取県東部地域の交通・観光連携協議会

 

[連絡先]

部署名:兵庫県県土整備部県土企画局交通政策課

電 話:078-362-3886

FAX:078-362-4277

Eメール:kendo_koutsuu@pref.hyogo.lg.jp

 

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2017年08月13日(日)

横書き『浦富名勝古跡案内』【6】

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小栗浜

 宮島より西方に進めば稍狭き砂浜あり小栗浜と称す 往昔は大物久里浜亦大久里浜と云へり 大物主命出現の霊域に近きを以てなり 背後には蓊鬱たる老松枝を交へ前面は蒼々たる日本海水其汀を洗ふ 漣は常に青白の玉を転じ左右には怪巌奇石群起して千龍万状人をして真に仙境に遊ぶ想あらしむ 当地澤田氏の別荘松涛庵は此浜にありて全景を集む 此地別に一区域をなせるを以て婦人の水泳に来たるもの多し

田後坂の眺望

 小栗浜より歩を運んか田後に向ふ道路二条あり 一は急坂を攀づる一条の山路一は平坦なる新道なり 今新道に向つて進まんか紆余屈折の間展望頗る広闊にして遠くは向磯鼻 近くは老松幡踞せる松島海鳥翼を乾す鵜島真黒なる黒島を眺め 脚下には狂涛の奇岩に触れて玉と散るあり 白帆の来往漁舟の集散一として時趣ならざるなく画趣ならざるなし 真に是れ天発の勝区稀有の楽園と謂つべし

 

 黒島や若和布刈にとゆく蜑も

  おのが肌の色競べせむ  逸処米質

 

田後港頭の夜景

 田後港は浦富港は浦富の西北にあり 前面には向島松島等の諸島嶼羅列して天然の防波堤をなし 港内水深く波静かなるを以て冬時風浪荒き時と雖船舶の碇繋避難に便なり 苟も夏夜月明に乗じ扁舟を島扁に浮べんか 松韻涛声相和して天楽を奏するが如く玉免波上に戯れ 金線依稀として揺り人間の炎熱復何処かに存せん 更に湾外に出でて釣を試みんか 船頭の松明は海を焼き綸に上るの烏賊は人をして垂涎3尺たらしめずんば巳まず 此時に当り眸を遠海に致せば 漁火明滅集合離散の状当に文士をして筆を投ぜしむるものあるべし

 

 田後港朝望  楢柴水竹

旭日瞳々懸一天

茫々浪閃海如燃

日和山外放眸望

帆点水天彷彿辺

 

 年浪の千々に重ねて寄すれども

  緑の色は若まつのしま  逸処米質

 

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2017年08月12日(土)

横書き『浦富名勝古跡案内』【5】

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海水浴場

 浦富湾の一隅にあり 西方には宮島の岬角突出し向島は東北に列りて一小澳をなし茫々たる蒼海と区画せるを以て少しも危険の虞なく 波静に砂白く水清く深からず浅からず実に恰好の海水浴場なり 老幼男女此鏡の如き清波に浴し魚を追ひ貝を拾ひ小舟を操り游泳の技を競ふべし 又銷夏の最好適地にあらずや 清風観潮等の旅館は海浜数十歩の地にありて海水浴及汽船乗降客の宿泊に便す 徐に欄干によれば涼風海上より来りて客襟自ら爽かに漁船所々蒼波に点じ 

 煤烟を噴くの汽船は空を画して出て斜々たる帆船風を孕で来る 日漸く没すれば漁火は星の如く暗中に輝き 明月は海水に碎けて金波湧き銀波散じ欵乃の声或は遠く或は近く 其趣言ふべからず 朝景暮光気象千万雨奇晴好筆舌の及ぶ所にあらず 此景既に眼前に横はるを以て酌むべし 況や日本海の鮮魚を割きて以て下物となすべきもの其種類多きをや

 

 浦富海水浴場  山瀬立堂

水清山碧楽知仁 奇石怪巌亦映神 幾伴学仙争浴海

此間恐有浣纓人

 

 観潮楼  山瀬立堂

一湾横白露 潮気静還清 唱烟波裡 笛声月下生

 

 清風館  同

紛々世路見窮通 不忠無知意自融 山水権帰詞賦客

市塵機属冕旒躬 遠帆近舸硝窓外 松影砂光坐臥中

一々観来波又浪 欄頭飽被襲清風

 

宮島

 海水浴場の西方にありて老松参差として叢生する一孤島なり 急磴を登れば島上に一祠あり 之を荒砂神社と称す 祭神は大物主命なり 伝へ曰ふ昔一漁翁あり 釣して棘髭魚を獲其腹中に一神像を得たり 其祭る所即是なりと 社殿は左甚五郎の高弟小倉某の建築に係る 試に巌上の樹根に踞して四方を眺めんか洋々一碧水天に連り 激浪脚下に咽び潮気人身に逼り 金峯山の嵐気東方に滴り 扇山は遥か南方に群峯を抽き 西方桐山の峻峰海岸に聳え 皆争て指顧の間に落ち 翠島点々水面に起臥する等真に是一幀の大活画なり 誰か復之を塵外の妙境と謂ふを否まんや 殊に暗夜水天際涯を失ひて幾千の漁火星と連る時 涼風徐ろに来つて塵賜を吹き洗ふの快実に筆紙の能く尽す所にあらざるなり

 荒砂神社は式内の神社にして文徳実録に仁寿元年冬10日因幡国大神社に授従五位下云々とある是なり 往昔は鈴見山に鎮座し大神社荒砂大明神と号せしが 大同元年洪水のため社地本殿共に流失せしにより創立の年月を詳にせず 大同2年今の宮居に遷座すと云う

 

 間ある人も来て見む浜庇

  久しく波にあらすなの宮  逸処米質

 

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