ワッシーさんには悪いのですが・・・

　去る２月１日付けで、財団法人日本サッカー協会と社団法人日本プロサッカーリーグが主催するＪ２・ＪＦＬ入れ替え戦大会の概要が、公式に発表されました↓。
http://www.j-league.or.jp/release/000/00004317.html
　これによって、今季からＪＦＬに所属チームで、Ｊリーグ準加盟のチームは、リーグ優勝すれば自動的にＪ２へ昇格することが出来ます。また、Ｊ２チームのうち２２位のチームは、自動降格となり、ＪＦＬ２位のチームとＪ２で２１位のチームが入れ替え戦を闘うことになりました。
　Ｊ２が規定の２２チームとなったことから、この入れ替え戦が実現する運びとなったわけです。現在、ＪＦＬで資格があるのは、Ｖ・ファーレン長崎、ＡＣ長野パルセイロ、カマタマーレ讃岐の３チームです。
　そのうち、長崎と長野のトップ争いが最終節までもつれ込みそうな気配ですね。
　ところが、４日付け時事通信ＨＰに、「Ｊリーグに『３部』設置構想＝準加盟クラブで２０１４年にも」という記事が掲載されました↓。
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date2&k=2012110400185
　これによると、ＪＦＬとは別に準加盟チームで構成する「３部リーグ」を新たに設けようとのこと。
　現在、準加盟しているのは、先の３チームに加え、関東１部リーグのＳＣ相模原を加えた４チームだけ。ということは、「３部リーグ」が出来れば、この４チームだけで争うことになるんでしょうね。
　ただ、それでは格好が付かないからでしょうか、準加盟の参加規定を緩和する方向で検討するんだそうで。
　日本のサッカー界が活性化するのであれば、それはよいことなのでしょうが、一方で選手の皆さんの「お値段」が気になるところです。今でもカツカツで暮らす選手も少なくない中、果たしてどのようになることやら。
　そして、最も不思議に思うのは、ＳＣ相模原の存在。２０１０年、神奈川県１部リーグに所属しながら、準加盟が認められ、同年に飛び級制度が適応され全国地域サッカーリーグ決勝大会に進出するなど、超弩級の依怙贔屓を受けてきたチームだからです。
　この「３部制」が実施されれば、ＪＦＬを「飛び級」するわけですから、な～んかインチキくさいんですよねぇ・・・。
　真面目に全国地域サッカーリーグ決勝大会に挑むチームを、小馬鹿にしているように思えてなりません。って、ぼくだけでしょうね(-_-)。