結構 被害が出てますよね コレ
外務省の海外安全ホームページにもあります
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2011C388
セブに限らず 東南アジアではポピュラーな詐欺だそうですね
それでも
セブの旅行者の方や留学生の方が被害にあってるようです
私も何度か被害にあった方から 何とかなりませんか？
（犯人を見つけたり お金を返してもらう）
と相談を受けたことがあります
私は
警察に届け出を出すことには 手助けはできますが
犯人を特定したり お金を取り戻すことは まず不可能です
とお答えしている
冷たい言い方かもしれないが
フィリピンで警察に頼るなんてことは ほぼ不可能だし
あんまり深追いしたら あなたの命が危険にさらされるのでは？
と 私は思います
被害にあう前に 詐欺に引っかからないように
どんな手口かお話したいと思います
被害にあわれた複数の方々の話はこんな感じです
まず 詐欺師たちと被害者が出会った場所はショッピングモール
SM アヤラ
片言の日本語を喋る フィリピン人のおっさんかおばちゃんが話しかけてくる
とても人の良さそうな感じで 人を騙すような詐欺師には見えないそうだ
1人である場合もあるし 複数の場合もある
ニコニコしながら カタコトの日本語で話しかけてくる詐欺師
・今度 子供が日本に働きに、留学で行くので 日本のことを教えてほしい
・知り合いが日本に興味を持っている
・近所の人が日本人と結婚する
・その服いいねー どこで買ったの？
などなど いろんな理由をつけて話しかけてくる
声をかけてきた詐欺師は その辺のコーヒーショップや
ファーストフードでしばらく会話をする
ここで人の良すぎる（騙されやすい）日本人は打ち解けてしまう
そのあと
・この話を家族や近所の人に聞かせてやってほしい
・日本語の書類が家にあるのだが 何なのか見てほしい
いろいろ言葉巧みに 自宅に来るように誘ってくる
自宅に行く際は ジプニーやタクシーで回り道をしながら行くので
土地勘のない旅行者・短期滞在者は道を覚えることができない
自宅と称する場所に到着すると
家族（詐欺師仲間）から歓迎を受ける
話が終わると お礼だという事で食事をし
さらに打ち解ける
そのうち タイミングを見計らって
カードゲームをしよう
カードゲームを教えてあげる
と誘ってくる
ゲームをしているうちに
金持ちの知り合いが遊びに来るので
カードで賭けをして そいつをカモってやろう と誘われる
有無をいわさず ゲームがはじまり
はじめのうちは調子よく勝てる 金持ちをカモにできているが
そのうち 掛け金が大きくなり
自分が大きく負けこんでしまう
手持ちの現金では負け分を払えないという事になると
クレジットカードなどで キャッシングさせられる
最終的には金目のものは すべて取られてしまった人もいる
被害金額は 私が聞いた話では30万円から70万円だ
これを読むと こんなバカな話に引っ掛かるわけないだろー
こんなのに引っ掛かるわけないやんー
とみなさん思われるだろう
私もそう思う
しかし これだけ頻繁に事件が起こっているという事は
文章では表現できない 巧みな手法があるのかもしれない
他人を簡単に信じやすい日本人
人の良さそうな身なりの綺麗なフィリピン人に話しかけられ
油断してしまったというか 舞い上がってしまうのだろう
すべての人がとは言わないが
日本語で話しかけてくるフィリピン人には警戒するべきだ
相手が日本人でもそうだ
話しかけてくるという事は まず 下心があると思っていい
親しくないのに 投資の話とか結婚の話をしてくるなんて あり得ないことだ
かといって そんなに心配することはないと思う
手口はわかっているのだから 対処法はある
その場で会話するのは別に問題ない
自宅についていかなければいいだけの話だ
小さい頃 お父さんやお母さんに言われた
「知らない人について行ったらダメよー」
大人になっても忘れない方がいい
ちなみにフィリピンでは
公営のカジノ 競馬 闘鶏等 法律で認められている以外のギャンブルは違法です
被害届を出しても お前もギャンブルやってるじゃん ってことになり
逆に罪に問われる可能性もあるそうです
（ラプラプ警察官 NBI談）