現代中国語で古典が読めるかというと、否である。
中国は国土が広いから、方言も多い。
方言は発音も違えば、漢字も違う。
その方言がそのまま「古典」として入ってくる。
勿論、時代による変遷も伴うから、読めっこない。
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最近、私は禅に凝り始めたのだが、
「底」という文字が気に掛かる。
●「百尺竿頭座底人、雖然得入未為真」
(悟りの頂上に座する人も、真の悟りとはいえない)
●「大死底人」
(大死の人)
「底」に特別な意味はない。
現代中国語では、おそらく「的」くらいの意味である。
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漢字の読みには、漢音、唐音、呉音がある。
(これら3つの音が混じった熟語?としては「入唐求法巡礼記(にゅうとうぐほうじゅんらいき)」がある)
これは、地域と時代の相違を反映させているから、本当に勉強しようとするならば、
北京官話だけでは駄目なんだろうなぁ・・・・・・