いさおし

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英語で「deed(武勲)」という単語がある。萌えろ!語学のロードワーク-V27



古風な訳語が割り当てられているが、それで良い。


英和辞典を引く限りでは、古英語から派生しており、

語系としては、動詞「do」の派生である。



オランダ語は古い形を残す。


というのも、「G」を「ガ行」でなく「ハ行」で発音する事からも分かる。


であるから、


Goede morgen (おはよう)


は「フーデ・モルヘン」と発音される。



というのは余談である。


さて、オランダ語の「doe」の時制変化をみると面白い。


doe - deed - gedaan


過去形が「deed」なのである。


偶然の一致であろうが、現代英語では「did」と短母音であるが、オランダ語には「deed」と長母音が残る。



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僕達のドイツ語

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ドイツ語といっても、話されている地域が広い。萌えろ!語学のロードワーク-Munchen


だから、方言にも悩まされる。


学校でドイツ語を学んで、そのままスイスに行っても、全然わからない。


1人称の「ich」が、「i」と発音されている法則を発見するのに、

かなりの時間がかかった。


ちなみに、南ドイツの民謡などに親しんでいれば、これほどの苦労はない。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


で、東に行って、オーストリアでは、まず挨拶が「Gruess Gott!」になる。


「Guten Tag」なんて言っている人はいない。


この「グリュース・ゴット」は、のんびりした感じである。


私個人の経験では、宿のトイレに緊急で駆け込んだのに、トイレの灯の点け方が分からず、

必死の形相で宿のオヤジを探しだし、聞き出そうとした瞬間、

そのオヤジは、プールで泳いでいたらしく、海パンで現れた上に、のんびりと「グリュース・ゴット」なんて言うから、もう少しで漏らしそうになった、という心的外傷体験が残る。


そんな、オーストリア・ドイツ語にもまだまだ方言があり、指小辞の「chen」は「erl」となる

「einen Momentchen !」(ちょっと待って!)が、「einen Momenterl」となる。

だから、München(ミュンヒェン)はMünerlになるはずである。


また、地名を見るとオーストリア近くには「-au」の地が目立つ。

ドイツでは「Passau」があるが、「Wachau」を代表に、「Donau」(ドナウ川)の周辺には多い。

これは、「au」=「低地」という関係で、谷間とか川岸に多い。



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2008年10月15日(水)
萌えろ!語学のロードワーク

緑の州、ウムブリアに来ました。


Spoletoを発って、次の街へ。の予定。


(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


今、正確な資料が手許にないので、

建築年代などについて正しい記載ができない。


Spoletoのガイドは、「地球の歩き方:イタリア」には無く、

「地球の歩き方:フィレンツェとトスカーナ」でないと載ってない。


それだけ、マニアックな街であるのだ。







萌えろ!語学のロードワーク
この街の大聖堂のフレスコ画が、Filippo Lippi によることは、

昔から知っていたが、なかなか訪問できなかった。


念願のFilippo Lippi である。


Filippo Lippi とは、


Sandro Botticelli(ボッティチェッリ) の師匠であり、

15世紀を代表するルネサンスの巨匠であり、

モデルの修道女と駆け落ちしたりした画家である、


と3行でまとめてみた。



私の印象では、

「蒲柳の質の女性を描かせたら、彼の右に出るルネサンスの画家はいない」

という感じ。






萌えろ!語学のロードワーク 萌えろ!語学のロードワーク


絵画ならば、移動できるが、壁画は移動できない。

実物を見ようとするならば、現地に行くしかないのである。



萌えろ!語学のロードワーク 写真の質があまり良くないのは、フラッシュをたかないから。



この時、この大聖堂は私しかいない(=独占)のだが、

そういう時でも、文化財は大事にするのが私の心構え。



早起きはするものだな。




宿に戻って、荷物を受け取る。


10:00 バスで旧市街を出発。


切符はどこで買うのだろうか?と探すが、見つからない。


10:15 無賃乗車のまま終点の鉄道駅に到着。


電車は30分後に出発するだろう。



Gubbio に行く。



(続く)











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2008年10月15日(水)萌えろ!語学のロードワーク


緑の州、ウムブリアに来ました。


Spoletoを発って、次の街へ。の予定。


(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


途中、目が覚めたら、また発汗していた。


再眠。


7:00 起床


Spoleto には古代ローマ遺跡があるはずだが、

どこにあるのだろうか、とふと思ったら、

部屋のトイレの窓から、円形劇場が見えた。


こんな所にあったぜよ。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



萌えろ!語学のロードワーク 8:10 簡素な朝食。


9:00 宿に荷物を預けて、Duomoへ向かう。



非対称の中に、対称があるのだが、

別々の時代に増築されただけの話かもしれない。


その割には均整が取れている。



見ていて飽きない建築である。

最後の夜は、この建築を見ながら、ワインを飲もう。











萌えろ!語学のロードワーク 正面の簡素な造りに映えるビザンチン様の装飾画。


これが、この建築を一層ひきたてている。




ワインにも餓えているのであるが、

芸術にも餓えているのである。




内部は、もっと素晴らしい壁画が待っていた。



(続く)










2008年10月14日(火)
萌えろ!語学のロードワーク

マルケ州を去って、ウムブリア州に来ました。


夕暮れも近い頃、Spoletoに着きました。



(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


夕食は、宿からほど近いレストランにて。


「Apollinare」


店のたたずまいが良い雰囲気であり、波長が合う。



萌えろ!語学のロードワーク 萌えろ!語学のロードワーク


左写真insalata misticante(いろいろサラダ)。バルサミコ酢が利きすぎ。8ユーロ

右写真Strongozzi ai tartufi(トリュフのストロンゴッツィ)。20ユーロ


左写真は、フラッシュを使って、写真としては失敗。だが、野菜は摂らないとね。


Strongozzi は、この地方の少し太めの腰のある麺。

il Primo Piatto からして、tartufo(トリュフ)を注文する私は、人生を行き急いでいる。


だが、黒トリュフの良い香がする。

本場に来たのだ・・・静かに微笑。



萌えろ!語学のロードワーク


il Secono piatto は、Coniglio(ウサギ)。13ユーロ


なんでウサギなのかは忘れたが、

多分、日本では絶対に食べない食材だからだろう。


ニンジンなんかが詰めてあって、

料理としては凝っているなぁ、と感心。



で、ワインは、食事に合うかなど完全無視して、


「Sagrantino」


を注文。



Umbira州に入ってしまったので、

狂ったようにSgrantinoを飲むのである。







萌えろ!語学のロードワーク 2004 Sagrantino / Di Filippi 30ユーロ


Bio(有機農法)の造り手。


日本では聞いたことが無い造り手だ。


恥ずかしながら、レストランに行くまでに、

バス内や、エノテカで飲みまくっていたから、

レストランのワインは

「うまかったなぁ」

という印象しかない。


しかも、飲みきれずに、宿に持って帰る始末。


そんな失態をしつつも、

絵日記には衝撃的な感想が走り書きしてある。


「Lynche Bage の風味」


Medoc5級の「Lynche Bage」のことだ。

若いLynche Bage しか知らないのだが、それに似ていた。


しめて(水なども含め)、74ユーロ

よく分からないが、10%引きになって、67.5ユーロ。

ここは、70ユーロ(=9800円)を払って、釣り銭は受け取らない(のが当たり前)。


料理、雰囲気、サーヴィス、全てにおいて満足だ。


フラフラと街を散策して、23:30に宿へ。

シャワーを手早く済ませて、就寝。


(続く)












2008年10月14日(火)
萌えろ!語学のロードワーク

マルケ州を去って、ウムブリア州に来ました。


夕暮れも近い頃、Spoletoに着きました。



(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


色々と探してたどり着いた宿。


Hotel Aurora


3星のホテル。


3星の方が安心できるのは、

私が、3星レベルの旅人だからか?



バックパッカーは3星で充分。



萌えろ!語学のロードワーク 1泊40ユーロ(=5600円)


小ぎれいで良い宿だ。


地理的にもかなり便利な場所にある。


再び宿泊しても良いと思う。


しかし、最終日は違う宿に予約してある。

(それも、既に見つけてある)




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇萌えろ!語学のロードワーク


イタリアの夕方は良い雰囲気だ。



なんて、呑気なことを言えるのは、

私がCampania州(ナポリのある州)よりも南下した事がないからかもしれないが。


少なくとも、中部や北部イタリアの夕方は素敵だ。


石畳。

坂道。

中世の建築。

オレンジ色の街灯。


舞台の大道具が揃っている。









萌えろ!語学のロードワーク 萌えろ!語学のロードワーク


面白そうな店も多い。


エノテカ「Il Mio Vinaio」にて。(右写真)


あれこれとサラミとチーズを指差して注文し、グラスワインを傾ける私がいる。


2杯。Sangiovese と Sagrantino(Antinelli) で店の兄ちゃんと世間話しつつ、しけこむ。

しめて、ワインとつまみで、13ユーロ(=1820円)。


いい気分になって、再びDuomoに行って、佇んだり。


(続く)



2008年10月14日(火)
萌えろ!語学のロードワーク

マルケ州を去って、ウムブリア州に来ました。


夕暮れも近い頃、Spoletoに着きました。



(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


郊外の車道の脇に放りだされた訳だな。


ガイドブックの適当な地図を見ながら、

街に入る門を見つける。


ゆるい坂を登っていく。


なんだか、いい雰囲気の私好みの街だ。


こんな街ならば、3日くらい滞在したい。


もっと早く来れば良かったな・・・


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇



萌えろ!語学のロードワーク 中世の街に組み込まれた、古代ローマの遺跡。


Monteroneの門。紀元前3世紀に遡る。


最初は、それと気付かずに通過していた。


街に溶け込んでいるので分からなかった。

しかし、写真だけ、バッチリと撮ってある。




宿を予約してあるのだが、どこにあるのだろうか?



宿の名前はHotel Auroa」

安宿であるが、交通の便の良い所にあるはずなのだが。




と探しつつ、体力に余裕があるから町も散策。





萌えろ!語学のロードワーク ちょっと、中途半端なバロック建築に、

工事中のクレーンが更に中途半端な感じを追加。



「Sempre in restauro !」

(いつでも修復中!)


とつぶやいて、ニヤリと笑う。


美術館だけでなく、街もこんな具合がイタリアだ。





萌えろ!語学のロードワーク
と、道を一直線に登ると、

突然、左に素晴らしい建築が現れた。


Duomo !

Spoletoの象徴である。と言ってよい。



宿探しなんてほったらかして、緩い坂を下りて、教会に走る。


Umbira州の教会というと、Orvietoが一番だと思うが、

あの威厳に満ちたゴシックの対称的建築と違い、

この素朴な非対称的な建築も良いではないか!



いいなぁ・・・





だが、現実に戻って、宿を改めて探す事しばし、18:40にとうとう宿にたどり着けた。


で、教会に急ぎ戻ると、教会はもう閉まっていたのであった。


何、心配することない。

最終日に、ふたたびSpoletoに戻ってくるのだし。


(続く)










2008年10月1日(火)
萌えろ!語学のロードワーク

世界遺産の、Urbino、陸の孤島に来ました。


今日から、マルケ州を去って隣のウムブリア州に行きます。


(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


15:00 バスが出発。


1日1便のこのバス。


これを逃したら、旅の計画が大幅に狂うので、乗れたことに一安心。



萌えろ!語学のロードワーク 山脈続きの風景が一変して、山が孤立し始めた。


そうか、ウムブリア州に入ったようだ。

マルケとウムブリアは、風景が全然ちがう。


Umbria verde (緑のウムブリア)の意味が分かった。

実に植物が豊富だ。

良い所だな。



途中に行き過ぎる街は何だろうか?



と、水筒のワイン(マルケの赤)をチビチビやって、街の特徴と位置的なものから推測する。


上の車窓は、Assisiの街だ。


2003年にAssisiを訪問したのだが、その時に宿からみた田園風景の中を、

この2008年にバスで通過しているのか。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


車掌に、Spoletoに着いたと言われる。萌えろ!語学のロードワーク


17:50 Spoleto着。


確かに、ガイドブックでみた写真の通りだ。


着いたのだな。


だが、どういう所で降ろしてくれるのだ!!!


(バス停らしきものは無いし)







萌えろ!語学のロードワーク

少し歩くと、羊が草を食んでいるし。







とぼとぼと、郊外(と思われる)の車道を歩く。


大型トラックがビュンビュンと脇を走りすぎていく。



まあ、街が見えているのだ。


歩けば着くはずだ。



(続く)

2008年10月14日(火)
萌えろ!語学のロードワーク

世界遺産の、Urbino、陸の孤島に来ました。


ここには、若干の名画があります。


(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


美術館の警報を鳴らせてしまったが、

数秒間で鳴り止んだ。


イカツイお兄さんの警備員2人組みが急行!


という展開なんて、イタリアでは起こる訳がない。


照れくさそうに、少し距離を置いて絵画鑑賞を続ける。




尚、Rafaelloの生地ながらも、彼は有名人すぎるのか、

ここには、彼の作品は2点しかない。



しかし、説明を読む前に「異空間を放っている」ので、彼の作品であるのが分かる。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


今回の旅行での、一番の知的作業は終了。一時の眼福。満足至極。


昼食は、昨日の夜に行ったレストラン(La Vecchia Fornaria)にて。



給仕は、昨日と同じオヤジで、ブショネ(劣化)ワインの取替えを依頼したのは記憶に新しい。


何だか妙な顔をしていたが(それも理解できる)、それでもこの店は旨いのである。


リゾット(9ユーロ)とサラダ(3.5ユーロ)と水(2ユーロ)を注文。(1ユーロ=140円)


昼はこの程度の量が丁度良いと思う。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


14:20 宿へ荷物を取りに戻る。


荷物を背負う坂は、きつい。


バスは15:00に出発するのだが、すでに広場に停車していた。


(続く)

2008年10月13日(月)
萌えろ!語学のロードワーク


世界遺産の、Urbino、陸の孤島に来ました。


ここには、若干の名画があります。


(写真は全てクリックにて拡大されます)


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


イタリアの女子大生を尾行しているつもりはないが、

結果的に尾行していると、

中世の建物の角から、突然に白亜の神殿が出現。



という展開は、昨晩の下調べで分かっている。



でも、この白亜の神殿は審美的に如何なものか?







萌えろ!語学のロードワーク 何だか、取って付けたような構造である。


まあ、「イタリアだから何でもあり」、としておこう。





個人的には、街全体を覆う茶褐色が好きである。





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
萌えろ!語学のロードワーク
この街の至宝は、Piero della Francesca


数点が保管されており、ユックリ見るには最適。


ローマやフィレンツェの名美術館は、

至宝の連続で、逆に疲れてしまうというか、

「美術でフォアグラ状態」になってしまう。



余談は措いて、Piero の代表作を1つ。(右)


「Madonna di Senigallia」(セニガッリアの聖母)


コピーを見ると大したことないのだが、

実物は輝いた空間を放射している。



「平坦な遠近法」と、私は呼ぶが、これは技法の話。


実物と対面すると、「至宝だ!」と驚嘆せずを得ない。


画家の「上手に描いてやろう」「驚かせてやろう」というような「念」が一切こもっていないのだ

ただ純粋に描いた絵であり、技法は繊細で巧緻なのだが、結晶化・蒸留化されて嫌味がない。


あまりの素晴らしさに、顔を近づけて見たら





「ピーっ!!!!!」



と美術館の警報が鳴り響いた。



やっちまった!


(続く)