2009年1月2日(金)
台南より鉄道で嘉義に移動。
嘉義の駅前には「阿里山」行きの客を拾おうと、タクシーの運ちゃん達がたむろしている。
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「新港」「北港」の媽祖廟を見に行くつもり。
「媽祖」とは、海上交通の神様。
宋代に実在した女性といわれている。
台湾では、至る所にこの媽祖廟がある。
写真は台南の物(天后宮)だが、どこでも同じ造りになっている。
中央に、媽祖がいて、両脇に異形の「千里眼」「順耳風」の二神が従う。
(クリックにて、写真は拡大します)
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バスで先ず「新港」へ。
帰宅途中の中学生達に巻き込まれて、大変な思いをする。
(1月2日なのによ・・・平日扱いなんだな)
バスはひたすら平原(田園)を走る。
降ろされて、眼前の光景を見てたまげた。
とんでもない門前町だ!
善光寺や浅草寺を濃縮したような街並みだ。
なんで、こんなにも人が多いのだろうか?
と、自分もその一員ながらに驚いている。
堂々たる山門をくぐる。
「奉天宮」の文字が飛び込んでくるが、
きちんと額縁に収めたらどうなんだい、とも思う。
老若男女が線香を持って、儀式に則って行動している。
中央に炉があるあたり、日本の寺院を連想する。
1622年に、福建系移民により創建。
台湾屈指の古い寺院である。
この廟を中心に街が形成されているのが分かる。
旧暦の祝日にはもっと人が集まるそうな。
帰宅途中の学生達に巻き込まれたと思ったら、寺院には老若男女がごった返している。。。
一体、台湾ってどうなっているのだ。。。