前回までのあらすじ
Pescheria1
3日半のVenezia旅行、到着日は宿がなくて苦労しました。


寒さと餓えの中、何とか宿を確保。

今日は、早朝のVeneziaに乗り込んで、

来るべきして来た今日に期待を膨らまします。


2007年9月29日(土)


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(写真は全てクリックにて拡大されます)


リアルト橋の周辺には、魚市場があるはずだ。


アドリア海の魚介類を、見学する。


私、魚が好きなのだ。

見た事のない魚が多いが、新鮮なので期待感が膨らむ


この短い滞在期間のうち、いずれかの魚を食べてやろう。




Pescheira2 市場を通り抜ける。


後ろを振り返ると、魚市場全体が、

一つの建物の中に入っていた事に気付いた。


まだ人も稀な早朝。


邪魔にもならないから、

魚介類の見学をするのも面白い。





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ふと、虚脱感に襲われる。
PANINI

今までの、精神力だけで動いていた自分に限界が来たようだ。


昨日の昼を最後に、何も食べていない。



早速、目に入ったCafeで軽食を購入。

(右なるpaninoを1個です)



味は可もなく不可もなく。

でも、1.5ユーロ(=250円)もする。


コーヒーも飲むのがイタリア式朝食だが、コーヒーは飲む気がしないので、注文しない。

(後ほど、何故、パンを1個のみで、しかもコーヒーも飲まないのかが明らかになる)



ああ、しかし、やはりVeneziaは、物価が高い。


ハトが数羽よってきてウルサイので、

パンくずを離れた所に投げて追い払う。


そうすると、数十羽のハトが集まってきて、凄い様相を呈する。

案外、面白かったりするが、囲まれると厄介だ。



こうして、パンを1個食べて、元気を回復した。


(続く)