今日は・・・

今までで一番つらいごみ拾いでした。


記事にすることでないかなとか・・・

書くべきじゃないかなと思ったり

アメンバー限定にする?とか思ったりもしたけれど。


正直に思ってること感じたことを書こうと思います。


キツイ写真が嫌な人は見ないでね。


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今朝、8時半ごろから

パンを買うのと、郵便物を出す用があったので

いつものとおりに

ついでごみ拾いをしました。


いつもの近所のコインパーキング

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このところ暑いせいか、

ペットボトルがゴミ箱からあふれて

あたりに散乱・・・。


拾っていると、遠くのほうに道路の真ん中に

何かが落ちているのが見えたので

あの何かまで拾って今日は撤収しようと決めて

拾っていました。


ペットボトルゴミを拾っていると、私のそばを若い女性が自転車で通り過ぎていきました・・・。

そして何かを通り過ぎて行ったと思ったら

くるっと振り、その何かのところに戻ってきて

あたりをキョロキョロしました。


嫌な予感がしました。


慌てて近寄ってみると

その女性が車にひかれて

左側の頭がつぶれた子猫の死骸を抱き上げて

途方にくれていました。


予備のレジ袋を道路の脇に敷いてやって

その上に置いてもらいました。


どうやら私が区の何かと思っていたらしく

私がどうにかしてくれると思って、

私が来るのを待っていたそうです。

私がボランティアであることを説明し。


とりあえず携帯電話で大森清掃事務所に電話してみた。

本日は休みだけれど・・・なんとかならないかと。

留守番電話で・・・

【本日大森清掃事務所はお休みです・・・】

大田区役所にも電話してみた。

ここも休みだけれど・・・

やっぱり留守番電話で・・・


このまま頭の半分がつぶれた子猫を、

道路わきに無造作に置いておくのは

あんまりに可哀そうだと思い

抱き上げてくれた若い女性に


今から家に戻ってこの子猫を入れる箱をとってくるから

見ていてもらえますか?

そこから先は私が何とかしますから。


といって急いで家に戻って

この前買ったばっかりでつぶそうと思っていた靴の箱と

ウェスにしようと思っていたTシャツをとって

仔猫の場所に戻ってきた。

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入れてやる。
好きになった人が年収300万!-CA3A1441.jpg
(役所に見せるために、現場と証拠が必要かと思い写真を撮りました。)

自分の持ってきた箱が

その子猫にとっては、あまりに大きく

布でくるんでやったけれど、箱の中で動いてしまった。


ただでさえ事故で痛い思いしたのに

死んでからも痛い思いをさせてしまうことに

申し訳なくて涙がでそうになった。


片付けているのを見て、犬を散歩中のおばさまが

そういうのは轢いた人がやればいいのよ!

と、おばさまなりの怒りで言っているのだろうけど

そのままにしておけってどうよ!で

ムッとしそうになった。


とりあえず、清掃事務所に宿直や休日出勤で

誰かいるかもしれないから

直接掛け合ってみようと思い・・・

大森清掃事務所へ自転車で向かってみた


大森清掃事務所のドアは閉まり、シャッターもおりており。

呼び鈴を鳴らしても駄目。

9時すぎたので電話をしても駄目。

泣きそうになりながらあきらめる。


つぎにそばの出張所へ向かってみた

やはり休日のため、ドアは閉まっていた。

ベルを鳴らすが誰もでてこなかった。

泣きそうになりながらあきらめる。


どうしようかと思っていると

町づくりなんとかというベストを着た推定50代び男性がいたので

相談してみた


すると・・・

清掃事務所に頼むしかないですよね。

明日清掃事務所にお願いすべきですね。

9時から5時に持っていってください。


私は正社員で9時から5時半が就労時間。

職場は大田区ではない。

つまり9時から5時半に清掃事務所に持ち込むには

有給を使うか、私用外出を使わない限り無理。

途方に暮れていると。


仕方ないですよね。休みですから。

まぁ・・・元の場所に戻すとか・・・

まぁ申し訳ないですけど

お宅で一日引き取ってもらって

がんばって清掃事務所に出してください。

まぁ仕方ないですよね。

申し訳ないですけど~。


そのおじさんは、きっと何気なく、悪気なくいったことなんだろうけど。

元に戻すか、休め・・・この単語に過敏に心が反応して・・・。

思わず怒りで言い返しそうになった。

悪気はないというのはわかるし、

おじさんにしたら

正直【俺に言われても・・・】というのもわかるから

ぐっと我慢したけれど。

心の中では、ふざけるなと罵倒してた。

(ごめんなさい)
怒りと悲しさで本当に泣きそうになった。


とりあえず、このおじさんの言った

元の場所に戻すということだけは絶対に嫌だったので


大田区役所で直接掛け合ってみて

だめだったら・・・

動物病院・ペット霊園を探そうと心に決めました。


自転車で大田区役所に行って、休日の受け付けに行くと

男性の受付の方が優しく話をきいてくれて


わかりました。

ただ僕は正直どうしていいのかわかりません。

今宿直室の職員の方に連絡してみます。

待っていてください。


といわれ、待っていると。


宿直室のほうに行ってください。

職員の方に話をしてください!


といわれ・・・。祈るような気持ちで宿直室に行くと

長身の若い職員の方が話を聞いてくれて


わかりました。

責任を持って、私たちが引き受けます。

この中に入っているんですね?どういう状態でした?

うんうん。はい。わかりました。

本当にお疲れ様でした。

あと・・・ありがとうございました。


その【ありがとうございました】と言われた瞬間に

ホッとして泣きそうになった。


この職員の方がいてくれたおかげで

本当に救われた気持ちになった。

区役所からの帰り道、いつもなら我慢するけれど

のどの渇きが我慢できなくてジュースを買う。


子猫の死骸をみつけてから1時間以上

この炎天下のもと自転車をこいで

あっちこっちに移動していたことに気がついた。

思わず苦笑い。


まだ、途中で嫌な思いしたこと、

轢いた人のこと・・・なんとなく心の整理ができてないわけで。

むっちゃくちゃ気持ちはブルーだけれど。


子猫は・・・

私や抱き上げた女性や親切な職員さんに拾われて

少しだけ救われたんだと信じたい。